長野県と関東の冬場の寒さにどれくらいの差があるかについて、最近気になっていました。
明らかに長野県の方が寒いとは思うのですが、関東であっても一日の最低気温は氷点下に達することがあります。比較してみると長野県の方が平均的に寒い(=寒い時間帯が長い、最高気温が低い)傾向にあるのではないかと思ったので、アメダスデータを加工して比較してみました。
比較に使ったアメダスデータは以下の通りです。地点は過去に自転車でよく走っていたエリアを基準に選定しました。
- 地点:長野・さいたま・海老名
- 期間:2010年から2021年の11/1から3/1までの期間(2/29は分析を容易にするために除外)
- データ:1日の平均気温
グラフは以下の通りとなりました。
やはり比較してみると関東地方と長野県(今回は北信地域)では平均気温にして4℃程度の差があることが分かりました。関東圏だと寒さのピークは平均気温4℃というところですが、これは長野県での12月上旬・2月末くらいの水準です。
北信地域で安定して屋外を走行できるのは12月上旬くらいまでという認識です。12月も中旬になると雪や路面凍結の可能性が高くなり、外を走るのは難しくなってきます。このグラフから見て日平均気温4℃というのは1つの基準と言えるかもしれません。