長野市街から戸隠方面に向かうルートである長野県道453号を走ってみました。私は戸隠方面に向かう場合は県道76号で宝光社付近まで登っていくか、県道506号で浅川沿いに山を登ってしまい、そこからいわゆるバードラインで戸隠方面を目指すルートを採用することが多いです。
今回ご紹介する県道453号は県道76号ルートの途中、芋井という地区から分岐して大座法師池付近まで一気に登るというルートになっています。
GPSデータと標高差グラフはこんな感じです。GPSの実測値で距離5.66km、標高差357mでした。平均すると6%少々というところです。
県道76号と分岐する上ヶ屋バス停です。
芋井地区の紹介絵地図があります。
登り口の写真です。
平均6%少々というところではあるのですが、走ってみた感じでは序盤-中盤の勾配は8%近くあるようでした。登っていくと軍足(ぐんだり)池という池の横を通り、そこから先は林道風の林間の道になります。この後半に当たる林間の道は比較的勾配が緩やかで、涼しいのもあって楽しく登れる感じでした。埼玉県の飯能にある山伏峠の頂上付近を思い出させる道路でした。
登り切るとバードラインこと県道506号に合流します。写真左側が戸隠方面となります。
序盤がまあまあ厳しいのでトータルでは県道76号の方が戸隠へのアクセス路線としては好きですが、単純に速やかにバードラインに出たいというルート設計をする場面もあると思います。そういう時には最適と思われるルートです。中盤以降は路面もしっかりしており、その点も良ポイントでした。