千曲川の支流に依田川という川があります。美ヶ原高原付近に源流があり、上田市東部にあるしなの鉄道の大屋駅付近で千曲川に合流するという長い支流です。
右岸側にサイクリングロードがあるらしいという情報を得たので、調査に行ってきました。今回は全区間通しでは走らず、東郷橋から丸子橋までの約4.1kmを走行しました。
下流側の起点は東郷橋です。依田川の橋としては最も下流側の橋からスタートということになります。サイクリングロードの区間はここから上田市丸子文化会館までの6kmとなるそうです。
全体的に道路幅は2mあるかないかくらいで、軽自動車1台分といったところです。自転車であっても犬の散歩をしている人とすれ違う場面などでは結構緊張感があります。
路面状況は基本的に良好な部類なのですが、気になるのは時々舗装に幅数cmの隙間があることです。ロードバイクで走行すると大きな衝撃があります。もちろん通過するタイミングに合わせて荷重を抜く”抜重”という技法を駆使しながら走行すれば緩和が可能ですが、かなり高頻度に隙間があるのでせわしない感じになります。
区間によってはコンクリート舗装になっているところもあります。ここはさすがに路面の荒れもほとんどなく快適でした。
並行する国道152号が交通量が多く、割と手狭なので車の影響を回避できるという点については非常に有力なルートだと思います。
一方で、本文中でも触れた通り路面状況に少々難があり、ゆっくり走行したとしても身体に負担がかかります。それぞれ善し悪しがあるのでどちらを取るかが難しいルートです。