RX7000シリーズのミドルレンジ製品にあたるRX7600が発表されました。グローバルには5/25より発売ということです。
AMD、269ドルでフルHDゲーミングに最適な「Radeon RX 7600」
269ドルのミドルレンジGPU「Radeon RX 7600」登場。その実力を試す
[PC Watch]
発売を前にしてベンチマーク記事も掲載されています。AMDがフルHDゲーミングをターゲットにしたというだけあり、1080p設定であれば前世代のミドルハイ製品であるRX6700XTと肩を並べるくらいの性能のようです。
もっとも、1440p設定ではさすがに6700XTが優勢なので、フルHDでの最適な価格性能比を実現した製品と言えそうです。
カード単体での消費電力は昨今のVGAの中では抑え目です。カード厚も2スロット分で、長さや重量も取り扱いのしやすい範囲に収まるようです。
今までは上位グレードから徐々に新製品が登場することが多かったですが、今回はハイエンド製品群の次にミドルレンジ製品が登場となりました。競合するNvidiaが上位製品からリリースを進めているので、空いているミドルレンジにあえて製品を投入したということかもしれません。現実的なスペックの製品を現実的な価格でというコンセプトは非常に良いと思います。