カテゴリー別アーカイブ: AMD

Radeon Software17.9.3がリリース

10/04付けで17.9.3がリリースになっています。

Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.9.3 Release Notes

[AMD.com]

今回の更新ではTotal War: WARHAMMER IIへのRadeon Chillプロファイル追加や、Forza Motorsport 7のサポートが盛り込まれています。

いずれも直近のリリースタイトルなので、当該タイトルを遊ぶ方はアップデートする価値があると思います。やはりリリース直後のタイトルはドライバとの組み合わせ次第で深刻な不具合やパフォーマンス低下が起きる場合があるので、リリース直後のドライバ更新は頻繁にチェックしておいた方が良いように思います。

Radeon Software17.9.2がリリース

9/21付けで17.9.2がリリースになっています。

今回のバージョンでRadeon RX VegaがマルチGPUをサポートするようになりました。

また、Project CARS 2がマルチGPU対応になっています。

Radeon-Software-Crimson-ReLive-Edition-17.9.2-Release-Notes

[AMD.com]

修正された問題としてはHearts of Iron IVがキャンペーンモード開始時にハングする問題と、Radeon Softwareインストール時に”1603”というコードのエラーが出る問題があります。

この1603エラーはRadeon Softwareのインストールに影響しないそうです。エラー表示自体が誤りなのか、またはユーザに影響のない内部的なエラーを誤って出力してしまっていたというところではないかと思います。

X370-PROのBIOSアップデートとAGESA

9/14付けでまたしてもX370-PROのBIOSがアップデートされていました。今回のバージョンは0902となっています。

内容としてはAGESAの1.0.0.6bへのアップデートということなのですが、このAGESAというのが何なのかよく分からなかったのでAMDのブログエントリで勉強してみることにしました。

Community Update #4: Let’s Talk DRAM!

[AMD Gaming blog]

エントリはマザーボードで設定できるDRAMのパラメータについての説明なのですが、エントリ冒頭にAGESAの説明があります。

AGESAはAM4マザーボードが使用するBIOSの中心(nucleus)となるものなんだそうです。1.0.0.6は5月からベータテストを開始しており、各ベンダはDDR4-2667以上のメモリの安定動作を目指して新しいAGESAを使ってBIOSをビルドしているそうです。

X370-PROについて言えば6/26リリースの0805で1.0.0.6aになり、この9月で1.0.0.6bになったわけですからBIOSのリリース時に毎回更新されるものではないようです。メモリの動作に影響があるそうなので、もしかすると我が家のメモリももうちょっと高クロック動作をするかもしれません。

過度な期待は禁物ですが、また設定詰めをやってみようかなという気になってきています。

PRIME X370-PROのBIOS

Ryzen機に採用したASUSのPRIME X370-PROですが、まだ結構な勢いでBIOSがリリースされ続けています。

Ryzenは新しいアーキテクチャのCPUなので、CPUとマザーのデビュー直後は頻繁にBIOSがリリースされていたようです。

発売直後の製品についてドライバやファームウェアのリリースが多い、というのはPCパーツでは良くあることなので、今回のRyzen機もその辺を踏まえて発売から多少時間が経過してから組み立てました。

しかし、今のところなおも月1個-2個のピッチでBIOSが更新され続けています。直近では9/8に0812がリリースされました。その1つ前は8/18リリースの0810です。

アップデートによって動作が安定する、性能が向上するというのは楽しみでもあるのですが、当初考えていた”落ち着いてから購入してメンテナンスに手間をかけない”という目論見は見事に外れている格好です。

Radeon Software17.9.1がリリース

9/7付けで17.9.1がリリースになっています。

リリースノートを見るとバグフィックスが中心で、パフォーマンスに関するチューニングは特に明記されていません。

Radeon-Software-Crimson-ReLive-Edition-17.9.1-Release-Notes

[AMD.com]

やはりRXシリーズ向けの修正が冒頭に来ていますが、GCNシリーズで広汎に発生する問題の修正や、Microsoft Officeで描画が崩れる問題の修正なども含まれています。

 

Ryzen Threadripperの値下げ対応

8月上旬に発売されたRyzen Threadripperですが、発売直後に大幅に値下げされた結果、発売直後に国内で購入したユーザに実質返金対応することになったようです。

AMD、高値でThreadripperを購入したユーザーに18,000円のクオカードを送付

[PC Watch]

海外の製品を国内で購入すると、流通コストその他が乗るのか高くなるというのは良くある現象です。

似たような話ですが、自転車の部品なども国内と海外では同じものでもずいぶん値段の違うものがあります。なので、あえて海外から通販購入することで安価に入手できることが結構あるようです。海外通販サイトも日本語対応が進んでいるところもあり、かつてに比べて海外通販もしやすいようです。

今回のようなCPUなどは特にそうだと思いますが、ユーザがあまりサポートを必要としない製品については国内外の価格差が容認されづらくなってきているのではないかと思います。

 

Radeon Software17.8.2がリリース

リリース日は8/24となっています。ほぼRadeon RX Vega向けの修正です。

Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.8.2 Release Notes

[AMD.com]

サポート済みタイトルに話題の”PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS”が入っていますが、これはRadeon RX Vega 64を使用した場合、17.8.1比で18%も描画性能が向上するそうです。

これはさすがに極端な例ではないかと思いますが、ドライバのチューニングが落ち着くまではRadeon RX Vegaはアップデートで結構な性能向上が見込めるのではないかと思います。

 

Radeon RX Vegaが登場

かねてより情報の入っていたRX Vegaがまずはハイエンドから登場です。

Vega 64は21日に発売予定ですが、さっそくベンチマークの記事が出ていました。

AMD久々のハイエンドGPU「Radeon RX Vega」シリーズをテスト

[PC Watch]

ハイエンドの製品は2015年にFuryがありましたが、2016年はローエンド~ミドルレンジのRX 500系の投入のみだったので、2年ぶりの投入となっています。

絶対的な性能ではやはりGeforce1080や1070が優秀な印象ですが、Radeonも勝負ができるくらいの内容を整えてきたという印象です。ドライバの改善で多少の伸びしろはあるでしょうし、そのあたりの熟成にも期待しておきたいところです。

あとはお得意のコストパフォーマンス路線だと思いますが、米国ではアナウンスされている”Radeon Pack”が結構大きいのではないかと思っています。

Radeon Packは購入するとVGA本体に加えて、

  • Wolfenstein IIとPreyのダウンロードコードがもらえる
  • Ryzen 7 1700Xまたは1800Xと指定のマザーボードのセットが100USD引きになる
  • 指定のFreesync対応の液晶モニタが200USD引きになる

という期間限定のオファーです。

同時購入に限って適用になるようなので万人向けではないかもしれませんが、この際にプラットフォームごと刷新しよう、という方には魅力的な内容になっているのではないかと思います。

規約については

AMDリワードプログラム

[AMD.com]

詳細についてはRX Vegaの紹介ページに載っています。

[AMD.com]

日本もこのプログラムの対象国になっており、パソコン工房・ツクモ・PC Oneで取り扱い予定のようです。

 

Ryzen機の設定と試験

さっそく細かい設定と試験を行いました。

CPU

定格は3.6Ghzなのですが、HWmonitorで温度を見てみるとアイドル状態で表面44度、内部に至っては34度くらいで非常に低い値でした。なので、3.8GhzくらいまでOCして常用しても問題はなさそうでした。

なのですが、ファンがうるさくなっても困るのでとりあえず定格でチェックをしました。Prime95を動作させて30分間くらい置いておきましたが、表面で50度台後半まで温度が上昇するくらいでした。

温度については何ら問題なさそうです。Windowsの電源プランをAMDが配布している”AMD Ryzenバランス調整”にしているので、使用していないと90%までクロックが落ちます。

メモリ

今回大変だったのはメモリです。単純にRyzen初出時にメディア各社に配られた評価キットに含まれていたから、という理由でCorsairのCMK16GX4M2B3000C15を用意しました。

CPU-Zで見る限りメモリのランクはシングルランク(1)なので、Ryzen5のメモリコントローラの仕様上はDDR4-2666での動作が可能なはずです。

さっそく試してみたのですが、所定のレイテンシでは2666どころか2400でも動作しませんでした。色々調べてかなりたくさんの組み合わせを試しましたが、2666以上はどうやっても不可でした。

そんな中で2400、15-15-15-39であれば動作し、Memtest86も1パスしました。しかしながらレイテンシを緩めてしまったためか2133との性能差があまりない状態になってしまいました。

一応試験までしたのですがリスクにリターンが見合わない感じがするので、SPDそのままの2133、15-15-15-36で運用しています。こちらも当然ながらMemtest86はOKでした。

Ryzenはメモリのランクによって最大クロックに制限がかかるのも分かりにくいのですが、どうもメモリのモジュールメーカーや基盤の設計によってもクロックを上げられる・上げられないが結構変わってくるようです。何だか一昔前によく言われた ”メモリの相性” の再来という感じもします。

これから組んでみようかなという方はRyzen対応を謳っている製品や高クロック動作保証メモリとのセット製品を選ぶなど、メモリの選択は十分注意された方が良いように思います。

全体的な試験

以前の環境だと少々重かったSpace Engeneersで試験をしてみました。このゲームは非常にメモリの消費量が大きいのが特徴です。特に設定をいじらずに起動してみると、メモリの消費量は5.4Gに達していました。ただ、今回の環境は16Gもメモリがあるのでまだまだ平気です。

CPUはゲーム中各スレッドとも低いパーセンテージで動いており、こんなにスレッドを使ってくれるなら1600Xにしといて良かったなと思いました。温度はPrime95ほど高くはならず、表面50度前後、内部40度前後というところでした。これは余裕がある感じです。

まとめ

というわけでなんやかんやで結局定格運用になってしまったのですが、十分に速いので全く不満はありません。メモリについてはやや悔いが残る結果にはなりましたが、ある意味アップグレードパスを残しているとも言えるわけで、お楽しみが1個残ったと考えようと思います。

EK-Supremacy EVO AMDとその付属品

今回Ryzen機に組み込んだCPU用のウォーターブロックは、EKの EK-Supremacy EVO AMD – Nickelというモデルです。

バリエーションとしてこのNickel(上部が透明)のほか、Acetal+Nickel(上部が黒い樹脂製)、Full Nickel(上部まで完全に金属製)があります。Full Nickelはちょっと高めの値段設定になっています。透明なのがかっこいいという見た目のポイントもありますが、万が一電触やサビが発生したときに目視で点検がしやすいので、選べるようなら透明なものにしています。

装着は非常に簡単で、マザーボード上の既存の固定具を外せばそのまま装着可能です。バックプレートはマザーボードのものを流用するので無駄がありません。CPUはヒートスプレッダがついているので、装着時にテンションをかける際もそこまで神経をとがらせなくても良く、多少は気が楽です。

EKのCPU用ウォーターブロックを買うのは初めてでしたが、Thermal Grizzly Aeronautという高いグリスがお試しサイズで入っていました。お試しサイズとはいいながら2-3回分は使えそうなのでありがたく使わせてもらいました。

さすがEKという感じで至れり尽くせりの製品でした。