以前Raspberry Piを使って部屋の温度を定期的に取得するデータロガーのようなものを作りました。
結構長い期間データが溜まってきているので、データを分析してみたくなりました。SQLiteはそのままだとまさにデータベースなので、表計算ソフトなどで簡単に扱いにくく感じます。一応ODBC接続をすればデータ読み込みができるらしいのですが、それも面倒なので今回はSQLiteからCSVデータを書き出してみることにしました。
この作業はデータベースそのものをWindowsにコピーして実行するよりも、Raspberry Pi上でSQLiteの機能を使ってエクスポートするのが簡単です。
手順としては以下の画像の通りです。箇条書きにすると、
- 事前にデータベースファイルのあるディレクトリにcdコマンドで移動する
- SQLiteを起動し、目的のデータベースを開く
- .headers on で出力するファイルのヘッダー行を表示するように設定する
- .mode csv でCSVファイル出力をオンにする
- .output [任意のファイル名].csv で出力するファイル名称を設定する
- SQL文を入力すると設定の通りにcsvファイルが発行される
- .quit でSQLiteを抜ける
このような手順になります。あとはcsvファイルを任意の環境に移動させて利用します。