年始恒例のCESが今年も開催されています。各社から様々な発表がされている中、AMDからもCPUやGPU関連の発表が出ているようです。
GPUではRX7600XTが発表となっています。
AMD、VRAM倍増でクロックも上がった「Radeon RX 7600 XT」
[PC Watch]
昨年発売となったRX7600の強化版ということで、コンピュートユニットの仕様は同様ながらVRAMが2倍の16GBに強化されており、クロックスピードも高速に設定されているという製品です。
グレードとしては現状下から2番目でありながら、上位モデルのRX7700XT以上のVRAMを搭載しているというのは、昨今のAI関連ワークロードの増加を感じさせるものです。
フォーカスしているのはAI周辺ではないかと思いますが、VRAMの増量によって当然ながらゲームパフォーマンスも向上しており、この点でもアピールしているようです。
ちょうど我が家ではRX7600が動いています。パフォーマンス面ではそれほど不満はなく、ディアブロ4などの新しめのタイトルも快適に動いています。しかし確かにVRAM8GBというのは時々ちょっと不安を感じることもあるので、16GBある今回の7600XTはかなり”ちょうど良く”スペックが調整された製品という印象を受けます。