関西方面の鉄道旅行(1)

先日関西方面に鉄道に乗るのを目的とした旅行に行ってきました。主な目的は大阪府北部を走っている能勢電鉄に乗ることです。

能勢電鉄はYoutubeにチャンネルを開設しており、興味深い内容の動画をたくさん投稿されています。動画を見るうちに関心がわいたので実際に乗りに行ってみることにしました。

【公式】のせでんチャンネル

[Youtube]

川西池田駅へ向かう

今回も関西に向かう交通手段として長電バスの夜行バスを利用しました。長野駅を23時過ぎに出発して京都駅に翌朝5時過ぎに到着します。京都駅からほぼ始発で行動できるので、行きは割とこの手段を使うことが多いです。

京都駅からは東海道本線で尼崎駅へ、尼崎駅で宝塚線に乗り換えて川西池田駅へと向かいます。塚本駅と加島駅の間で車窓から新家特殊金属の工場が見えることに気がつきました。ARAYAブランドで自転車のリムなどを生産している歴史のある企業です。

川西池田駅から川西能勢口駅へ

川西池田駅に到着しました。川西池田はJRの駅で、阪急・能勢電鉄の川西能勢口駅はここから400mほど離れています。首都圏でいうと川越-本川越や八王子-京王八王子のような感じの位置関係にあります。多少歩きますが、乗り換えで移動している人が多くいました。

川西池田駅(北口)です。
川西能勢口駅へはペデストリアンデッキがあって、あまり道路を横断せずに移動できます。

かつては能勢電鉄の支線として川西能勢口駅から川西池田駅を結ぶ線もあったそうです。以前購入した時刻表復刻版を見ると確かに時刻表が掲載されており、所要時間は1駅なので3分、朝夕のラッシュ時のみ数本運転され、日中は全く運転されないという路線だったようです。

川西能勢口駅に到着しました。川西能勢口駅前には阪急デパートなどもあり、JR側より賑やかな印象を受けます。

日生中央駅へ

川西能勢口駅からいよいよ能勢電鉄に乗って、まずは日生中央駅に向かいます。途中の山下という駅で乗り換えると妙見口というもう1つの終点駅に行けるのですが、現在川西能勢口から乗り換えなしで行けるのは日生中央のみのようです。

日生中央駅です。日生中央駅は日生ニュータウンというニュータウンの中心駅です。日生というのはそのまま日本生命の略称で、都市の開発主体が日本生命だったそうです。

首都圏でいうと多摩センター駅や千葉ニュータウン中央駅が名前的にも近いかもしれません。

ニュータウン的な景観は東西を問わずで、何だか見慣れた感じもします。

能勢電鉄の1700系

今回日生中央駅への往復では能勢電鉄の1700系に乗りました。1700系は元阪急の2000系で、車齢は60年以上に達します。大ベテラン車両でありながら非常にていねいにメンテナンスされ、ピカピカの状態で走行しています。

こちらが1755編成で、2025年の4月18日をもって営業運転を終了したということです。
こちらは1757編成で、2026年春に営業運転を終了する予定ということです。

この後分岐駅の山下駅まで戻り、もう1つの終点である妙見口駅へ向かいました。

(続きます)

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