恒例のCOMPTEXが台北で開催されており、日本時間の本日AMDの基調講演があったようです。
RX 9060XT
今後の製品販売予定としてRX9000系のバリュー版となる9060XTが発売になるそうです。競合はRTX5060Tiを想定しており、1ドルあたりのゲーミングパフォーマンスは5060Ti比で平均15%程度上回るとのことです。
コンピュートユニット数は上位モデルに対してかなり削減されているようなのですが、349ドルからという価格設定ながら16GB版が設定されているので、この点かなりいい内容になっているように思えます。
FSR Redstone
超解像技術であるFSRも進化版のリリースが予定されており、コードネーム的にFSR Redstoneという名称で発表されました。従来の超解像化に加えて機械学習ベースの光源処理を含んでおり、間接的なライティングを予測してキャッシュしたり、パスとレーシングがうまくいかないピクセルを予測してフィルタリングすることでノイズを軽減したりできるそうです。
RX9000系に最適化されている技術ではありますが、FSRができることがまた一段と増えそうでこちらも楽しみな技術です。
我が家のRX7600は2年ほど前に買ったもので特段の不満はないのですが、割とあっという間にVRAM8GBが物足りない感じの情勢になってしまって少々残念に思っています。