日本郵便が提供しているゆうIDというアカウントサービスで、住所を7桁の文字列で表現できるというデジタルアドレスという仕組みを発表しました。さっそく今日から申請すれば取得できるということです。
じぶんの住所を7桁の英数字で伝えられる新サービス「デジタルアドレス」~住所入力の簡略化と利便性向上を目指す、新しい住所の仕組み~
[郵便局]
文字列はアカウントごとに固有のものが割り当てられるので、引っ越し等で住所が変更されても同じデジタルアドレスを使い続けられるそうです。
7桁というとなんとなく感覚としては短く感じましたが、使える文字種が36種類あるので、36の7乗で組み合わせ総数は780億通り近くになります。さすがにこれだけあれば不足することはないように思います。
郵便局系のサービスではこの文字列を使って住所を入力できるようになるので、特に建物名などを含む長い住所を入力する際の手間が省けるのがメリットということです。
また、併せてAPIの提供が始まっているので、郵便局以外のサイトでもデジタルアドレスを利用した住所入力に対応させることもできるということです。
日本国内で広く使われるようになるかはまだ分かりませんが、大手のECサイトなどで使えるようになってくるとポピュラーなものになってくるかもしれません。