筑北村と安曇野市をへだてている新矢越(しんやごせ)トンネルというトンネルがあります。竣工したのは2017年で割と最近の話です。残念なことに両車線とも道路脇部分に余地が少ないので、私は自転車で通行した実績はありません。
地図で見てみると旧道区間があるようなのですが、現在はどうも通行できなさそうです。通行はできないとはいえ少々興味が出たので過去の空中写真情報などをもとに旧道区間を調べてみました。
OSMだと旧道も図示されています。

[国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスを基にheboDJ.netが作成]
山間地ゆえか国土地理院の空中写真でも現場をちょうど撮影した写真が発見できませんでした。撮影コースの一番西端に写っている1992年当時の写真があったので、そちらに現道(水色)と旧道(紫色)を大まかに図示しています。1992年の写真なのでまだ長野自動車道が開通していません。
こうしてみると線形については大幅な改善がされていることがわかります。
長野市方面-松本市方面の移動は現在は基本的に長野自動車道を使う場合が多いと思います。仮に一般道で行く場合でも国道19号を使うのが多いと思います。
しかしながら国道19号については定期的に災害による通行止めや規制が多く発生していますし、長野自動車道も事故や工事等で通行できなくなったり、あるいは渋滞したりという場面も想定できます。
山越えを挟んでしまうとはいえ、こういった有事の際のバイパス路線として国道403号がある程度の利便性を維持しているのは意味のある事のように感じます。
