Deckadance2のMIDIスクリプトファイルを書く(3)

dd_commands.hで定義されているコマンド

インストールフォルダにある dd_commands.h というファイルが、スクリプト内で使うコマンド(=Deckadance2に発行できる命令)を定義しているファイルです。MIDIメッセージを受信した時にDeckadance2で何らかの処理を行う場合に、このファイルの中身を使います。

テキストエディタで開くと、使用できる命令が縦にずらっと並んでいます。コメント部に使い方が書いてあります。実際に使う場合は

set(hogehoge)

または

get(hogehoge)

のように、setかgetをつけて使います。setをつけた時とgetをつけた時の振る舞いの違いも、コメントに書いてあります。

dd_commands.hの最初に出てくる、PLAY_PAUSE_Aを例に挙げて説明すると

set(PLAY_PAUSE_A) :デッキAを再生または停止状態にします。

get(PLAY_PAUSE_A) :デッキAの再生状態(再生しているか/停止しているか)を返します。

となります。後はMIDIメッセージの受信とこれらのコマンドを組み合わせればスクリプトを作っていけます。

 

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