さて今日はファンコンのお話です。
フロントパネルにつまみが飛び出すのはちょっとどうかと思ったのでbitfenixのReconを選定しました。
約4,000円弱と廉価なのも魅力です。
裏側を見ると三端子レギュレータが豪快に曲がってついていました。
取り付けには問題なかったのでまあ良しとしましょう。
しかしながら電源を取る12V4pinのピンがうまいことコネクタに入りませんでした。
結局ラジオペンチでピンをちょっとつぶしてコネクタに入るよう調節しました。
細部の仕上げはちょっと気になる感じです。
電源を入れたときの光り具合はなかなかはっきりとしていて良いと思います。
ファンコンとしてのスペックは5チャンネルで、それぞれにPWM付きのファンを接続できます。
温度センサーも5系統用意されており、ファンの各チャンネルに対応します。
ちなみに温度センサーも付属品に入っています。
動作モードは以下の2種類です。
オートモード:センサーが20℃以下では回転速度40%、20℃~60℃の間は回転速度40~100%の間を温度に応じて可変、60℃以上は全開
しきい値を60℃以下に設定した場合、しきい値が100%となる。
マニュアルモード:回転速度は手動で設定した値に固定、しきい値以上で全開
オートモードが便利そうに感じましたが、試してみたところファンの加減速の音が思ったより耳障りだったのでマニュアルで運用しています。
うちのファンは3ピン接続・3信号のファンなので、これを機にちゃんとしたPWM制御できるファンにしてもいいかなと思いました。
ファンの制御に関してはパネルを直接操作する以外にも、bitfenix社のWebサイトからダウンロードできるユーティリティをインストールすると、PC上でGUIにより回転数の制御が可能だそうです。
またこのユーティリティはネットワーク経由やスマートフォン経由でも操作ができるんだそうです。どういうシーンで使うかは別にしても画期的です。
この価格で出っ張らず、また温度に応じてファン速度を可変運用できるところが優秀なファンコンだと思います。