FLではおなじみのGrossBeatがDeckadance2には内蔵されています。
GrossBeatはリズムに合わせてボリュームをコントロールできるエフェクタで、DJ向けのミキサーやエフェクタには”ルーパー”等の名称で似た機能のあるものがあります。
GrossBeatはDTM用だけあって高機能で、ルーパーの他にスクラッチのような加工を施せたりゲートを併用したりもできます。
8個のボタンが並んでいますが、デッキごとに8種類のパターンを登録することができます。
押すとエフェクトが有効になります。
ボタンを右クリックするか、ボタン下部の下向きの三角を押すと各ボタンの設定が行えます。
1.プリセット
最初からたくさんプリセットが入っているので色々試せます。
2.パターンセーブ・ロードなど
パターンは個別に*.xml形式で保存できます。またボタン上の表示をリネームすることもできます。
3.エディタ
パターンをエディットしたい場合はここをクリックしてエディタを開きます。
エディタは製品版Deckadance2のみに搭載されているそうです。MIDIコントローラ付属のOEM版はプリセットのみになるようです。
4.再生方式
パターンの再生方式を選べます。One Shot(押すと1回有効)、Re-Trigger(1回有効だが再生中に連射可能)、Loop(押すと再度押されるまで有効)の3種です。
5.ローリング・マーチの切り替え
GrossBeat有効時にこのチェックが入っていると、エフェクトがかかり終わった後に曲もエフェクトがかかっていた時間だけ進みます。
チェックが外れていた場合、エフェクトがかかり終わった後に曲は元の再生位置に戻ります。