特に今が旬というわけではないらしいのですが、食べたくなったのでチンゲンサイの炒め物を作りました。

チンゲンサイは茎の部分と葉の部分でかなり火の通りやすさが異なるので、先に茎の部分を加熱して、最後に葉を入れるようにすると全体的に火の通りが良くなります。少々面倒ですが、一手間かけた方がおいしくできます。
肉は別途炒めておいて、最後に炒めたチンゲンサイとざっと和えて味付けするくらいにするとチンゲンサイのシャキッとした食感が残りつつも、全体のまとまりが良くなります。
魚肉ソーセージでおなじみの丸善から見慣れない製品が出ていたので購入してみました。
同じく魚肉ソーセージなのですが、フランクフルトのように少し太めです。豚肉が11%含まれているということで、生地の配合も普通のものとは違うようです。
今回はチンゲンサイと合わせて中華風炒めにしました。直径が太いので乱切りにすると肉っぽく使うことができます。味もしっかりしているので、今回のように料理に使いやすいですしそのままでもおいしく食べられそうです。
長野県は歴史的に鮮魚が手に入りにくかったためか、魚介の加工品が昔から親しまれています。有名なのはサバの水煮缶やビタミンちくわですが、この魚肉ソーセージもよく食べられているようです。
現代において鮮魚が手に入りにくいということはないのですが、昔からこういった商品が親しまれているので、家庭の味として魚介加工品を使った料理が継承されているようです。
鶏胸肉が安く手に入ったので、シンプルにそのまま焼いてみました。
今回一応下ごしらえとして、下味で塩をすり込んだ上で表面に小麦粉を打って焼いてみました。粉を打つのは少々面倒ではありますが、表面がカリッとしやすくなる上に肉の水分が飛びにくいので、胸肉であっても割としっとりした仕上がりになりやすいように思います。
焼く時も片方の面から弱火で火を入れて7割方火を通し、ひっくり返して反対面を軽く焼くようにすると硬くなりにくいようです。
自炊は良くも悪くも慣れてしまっているので手癖で楽な方に流れがちですが、最近こんな感じで改めて一手間を惜しまずに料理をしてみています。
旬なので新しょうがを使って佃煮を作ってみました。しょうがの佃煮はいわゆる普通の根しょうがでも作れますが、初夏に出回る新しょうがで作った方が柔らかく、辛みもマイルドで食べやすくなります。
作り方は簡単で、洗ったしょうがを厚さ3-5mmにスライスし、砂糖・しょうゆで煮ていくだけです。弱火で煮ていき、煮汁をほぼ飛ばして完成となります。
しょうが200gに対し水・砂糖・しょうゆそれぞれ大さじ3くらいでちょうどいい味付けになります。
できあがったところで風味付けに花かつおを混ぜてみてもおいしいです。味が濃いめに付いているので、冷蔵庫保存で1週間以上は日持ちします。