先日豚ヒレ肉で角煮風の料理を作りましたが、今度はもう少し脂の多いロース肉で角煮を作ってみました。バラ肉はさすがに脂身が多すぎると思ったので、ちょうど良いくらいにならないかを期待してのロース肉起用です。

圧力鍋で調理した結果、期待通りに脂身がそれほど多くない角煮ができました。ヒレ肉ほど完全に赤身ではないのでそれなりには柔らかい仕上がりになります。調味料やスパイスを工夫して中華料理風にしてみるのもいいかもしれません。
日々料理に使っている計量カップを17年ぶりくらいに買い替えました。
新しく購入したのはハリオのメジャーカップ200という製品です。最近購入したハリオの耐熱ボウルが良かったので、計量カップも同メーカーのものを採用しました。
耐熱ガラス製で、特徴としては写真にある通り内側から読める目盛りがついていることが挙げられます。実際の料理では計量カップを真横から見るのはあまり体勢として自然ではなく、上の写真のアングルのように上から見下ろすことが多いと思います。
この点、実際の場面に対応した工夫がなされていて使いやすくなっています。
ちなみに17年間使ったパール金属製のAS樹脂カップはこのような感じになってしまいました。
使い慣れているので何となくこれでも使えていましたが、さすがに100ml-150ml区間がどうにも良く分からなくなってしまったので引退となりました。長らくお疲れ様でした。
先日購入した圧力鍋で炊飯ができるというので試してみました。圧力鍋で炊飯をすると、炊飯器に対して非常に短時間でご飯が炊き上がるということです。
レシピ本によれば加熱が完了して圧力をかけるのは正味5分ほどで、その後は減圧しつつ余熱で蒸らせば完了ということです。
できあがりがこちらです。
確かに全体で20分程度しか炊飯にかかりませんでした。しかも米の粒立ちが良く、炊飯器で炊いたより食べた感じは好みかもしれません。
圧力鍋は鍋肌がフッ素加工されているわけではないので掃除が少々面倒ですが、炊飯の簡単さは炊飯器か場合によってはそれ以上に感じました。
私の場合単身世帯なので炊飯したご飯を保温することはあまりありません。このことを考えると圧力鍋で炊飯器が代替できる可能性すらありそうです。
圧力鍋を購入してからというもの、火の通りにくい食材を片っ端から圧力で調理したい衝動にかられています。
今回は手羽中を使ってカレーを作ってみました。カレーを作る場合、ルウを入れてから圧力調理をすると弁などに詰まりが発生するので危険だそうです。そのため、加熱部分を圧力調理にし、具材に火が通ったら減圧→ふたを開けてルウを入れて調理という流れになります。
今回は圧力調理を10分にしてみましたが、手羽中は簡単に骨から身が離れるくらいに柔らかくなりました。混ぜている間に身が大体離れてしまい、結果としては骨の入ったほぐしチキンカレーのような感じになりました。
圧力鍋は手羽中や手羽元の調理には非常に便利そうです。
圧力鍋の試運転第2回として肉を使った煮物を作ってみました。圧力鍋を使うと簡単にできると言われる料理の代表格は豚の角煮なので、やはりかたまり肉を使う料理は本領が発揮できると言えそうです。
安かったので今回は豚ヒレ肉をかたまりで購入し、大根と一緒に砂糖・しょうゆ・みりんで煮てみました。
圧力調理時間は10分にしてみました。10分でも肉はしっかり柔らかくなっており、大根も中心近くまで茶色くなるくらい味がしみこんでいます。
毎回焦がすのが心配で水がちょっと多めになってしまうのですが、圧力調理中は蒸気がわずかに出ていくだけなのでそうそう簡単には空だきにならないようです。この辺りは使いながら感覚をつかんでいきたいと思います。
先日「圧力鍋を使うと手羽元の煮物が5分くらいで作れる」という話を聞き、急に圧力鍋が欲しくなってしまいました。
幸いガス火にかけるタイプの圧力鍋はそれほど高価でもなかったので、パール金属製のNo.H-5039という2.5Lサイズの圧力鍋を購入しました。
とりあえずお試しでかぼちゃの煮物を作ってみることにしました。圧力鍋だけに注意事項が非常に多くて心配でしたが、調理自体は安全に行えました。
付属のレシピ本によればぶり大根が10分ということだったので、10分を目安として加熱してみました。
おいしくはできましたが、少々煮えすぎのように感じました。野菜のみであればもうちょっと短時間でも良いのかもしれません。この辺は今後色々試して探っていきたいと思います。
煮えたものを元に戻すことはできませんが、煮足りないときにふたを開けたまま追加で加熱することは可能なので、迷った場合は短めに圧力調理するのが正解のように思います。
”ペクスク”という韓国料理の情報をネットで見たので、正確かは分かりませんがそれらしいものを調べて作ってみました。
ペクスクというのは日本でいうところの水炊きのようなもので、鶏を丸ごと香味野菜と一緒に煮込み、食べる際にお好みで味付けして食べるというシンプルな料理です。韓国では夏バテ対策メニューとして良く食べられているようです。
さすがに鶏丸ごとは無理なので、手羽中と鶏もも肉の細切れを買ってきて、にんにく・しょうが・ネギの青い部分・タマネギと一緒に煮てみました。香味野菜を先に煮るのがコツらしいです。
40分ほど煮込んでとりあえず完成ということにしました。
食べる時に適宜味付けをしますが、今回は硬派に塩コショウのみで食べてみました。煮込む際に味付けをしていないので肉が柔らかく、想像以上においしく感じました。味付けは食べる時に行うので、大量に作ってその日ごとに違う味にするなどの楽しみ方もできます。
スープ部分もスープにして良し、ぞうすいのベースにしても良しと無駄がありません。非常にシンプルですがバリエーションを作りやすい料理だと思いました。これはレギュラー化していきたいと思います。
17年くらい使っていた樹脂製のまな板がさすがに劣化してきてしまったので新しいものを買いました。旧まな板は最後の方は漂白しても漂白してもすぐに黒ずんでしまうので精神衛生上も好ましくありませんでした。
新しく購入したのがこちらの木製のまな板です。どうせなら県産品にこだわろうと思い、南木曽町の木工品製造メーカー”株式会社山一”さんの製品を購入しました。
材質はヒノキで、寸法はミニサイズながら厚さは3cmあります。木目が平行できれいですが一枚板ではなく、見たところ2ピース接合のようです。製造元曰く、接合により木目を板に対して直角(いわゆる柾目)にした方が反りなどのトラブルが起きにくいということです。
早速使ってみていますが包丁を使ったときの感触も良く、ほどよい弾力と引っかかりがあるので作業が捗ります。もうちょっと早めに購入しておけば良かったと思います。
天然の木材なのでお手入れは少々特殊で、界面活性剤は使用不可、場合によってはアルコール消毒が必要と多少手間がかかります。ちゃんとお手入れをすればこういった古来の素材の方がトータルでは長持ちすると思うので、大事に使おうと思います。
スーパーで牛すじが安かったので煮物にしてみることにしました。
できあがりはこんな感じでうまくいったのですが、調理にかかる時間がかなり長く苦労しました。下ゆでも含めて正味で2時間くらいかかりました。
牛すじは安くておいしいですが手間がかかるところがデメリットなのかもしれません。
下ゆでした段階での感触は分厚いゴムの板のようで、久しぶりに致命的な失敗料理になるか不安になりましたが、根気よく煮ていたらホロホロとは言わないまでも、おいしく食べられるくらいになりました。
スロークッカーや炊飯器を使うともうちょっと楽ができるような気もします。次回の機会があったら試してみたいと思います。