えのきが冷蔵庫で余っていたのでしょうゆ炒めにしました。

これは非常に簡単な料理で、えのきをごま油で炒めてしょうゆとみりんで味付けしただけというものです。味付けはしょうゆ対みりんが2:1を基本とし、お好みでバランス調整すればOKです。
えのきをしっかり目に炒めるのがポイントで、多少焦げ付いたくらいの方が香ばしくおいしいです。えのきはそれ自体にキノコ特有のうまみがあるのでこのくらい簡単な味付けでも物足りない感じにはなりません。常備菜や在庫処分用レシピとして非常に便利です。
自家製ぬか漬けを作っている時の悩みとして、ぬか床のコンディションや漬けた時間によっては漬け物がしょっぱくなってしまう問題があります。
こういう時はいわゆる”塩抜き”をすれば良いのですが、漬け物を真水にさらすのではなく、1%程度の食塩水にさらして塩抜きをすると風味が損なわれません。”呼び塩”や”迎え塩”と呼ばれる技法だそうです。
真水で塩抜きをした場合、食材の表面が一気に水を吸ってしまい水っぽくなってしまいます。薄い食塩水で塩抜きをするとちょうど良いくらいに塩気が抜けるため、風味を維持しつつも塩気が抜けるんだそうです。
漬け物以外にも塩蔵された肉や魚介類もこの方法で塩分を抜くと良いそうなので、覚えておきたい技法です。
長野県ではポピュラーなメニューだと言われているサバ缶を使った味噌汁を作りました。特にメジャーなのはサバ缶と根曲がりたけ(細いタケノコ)を具にしたものですが、適当な野菜とサバ缶でもおいしい味噌汁になります。
今回は冷蔵庫に余っていたキャベツ・にんじん・タマネギ・油揚げを一緒に入れてみました。サバ缶自体に魚のだし成分が含まれているので、別途だしは取らなくても大丈夫です。
注意点があるとすればサバ缶に塩味がついているものが多いことです。普段の感じで味噌を入れると塩辛くなりすぎる恐れがあります。
魚の臭いがちょっと苦手という方は薬味を工夫してみると良いと思います。オーソドックスにネギでもOKですが、サバは割とどんな薬味と組み合わせても大丈夫なので刻んだしょうがや七味・コショウなどお好みのもので香り付けしてみると食べやすくなると思います。
冷蔵庫の料理酒が賞味期限切れになりそうだったので、大量消費のために鶏胸肉を煮るのに使ってみました。ネギやしょうがなどの香味野菜と一緒に20-30分ゆでるといわゆるゆで鶏としておいしく食べられます。
今回は半分はほぐしてサラダチキン風に使うことにし、もう半分は砂糖としょうゆで作ったタレに漬け込んで甘辛い味にしてみることにしました。冷蔵庫に卵も余っていたのでゆで卵にし、一緒に漬けてあります。
つけ込みにはジップロックを使うのが簡単でオススメです。この方法だとそれほど大量にタレを用意する必要がなく、時々様子を見るついでにひっくり返しておけばまんべんなく味がしみこみます。
一時期麻婆豆腐ばかり作っていた時に花椒を用意したのですが、麻婆豆腐を余り作らなくなってしまったので花椒が余ってしまいました。
このままにしておくのもどうかと思うので麻婆豆腐以外の活用方法を調べてみたところ、炒め物に使うレシピがあるようだったので試してみました。
炒め物に使う場合はまず弱火で油を熱したところに花椒を入れて香りを移します。そこから炒めものを作れば良いそうです。炒め物の味付けはオイスターソースとみりんで甘辛い感じにしてみました。
甘辛い味の中に花椒のビリッとした感じが加わってなかなか美味です。花椒は割と濃い味に組み合わせた方が映えると思うので、みそ味やオイスターソース味とは相性が良いと思います。