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塩ダラのスープ

先日タラの切り身を塩漬けにして、スペインでよく食べられているというバカラウのようなものを作りました。塩漬けにした時間は約40時間ほどです。水分が飛んで固いゼリーのような触感になったのでそこで終了としました。

さっそく料理に使いたかったので、塩漬けにしたばかりですが水につけて塩抜きをしました。これは6時間ほど行いました。

塩抜きをしたタラの水気を切って、ニンニクとともにオリーブオイルで炒め、ジャガイモとにんじんを加えてスープにしました。

ポイントは、塩抜きをした残りの水を捨てずに取っておくことです。そのままだとしょっぱすぎますが、水で薄めてスープの材料にすることで鱈のうまみを活かしたスープにできます。鱈のうまみが十分出るので、別途コンソメなども不要です。

2日間ほど塩漬けにしただけでしたが、かなりしょっぱく漬かっていて味の調整は少々苦戦しました。

タラの塩漬けを作る

スペインでは塩蔵したタラの干物をよく食べるそうです。バカラオという名前で呼ばれているそうです。

スーパーでタラの切り身を安く買えたので、塩をまぶしてバカラオ風の切り身にすることを思いつきました。

水が落ちるはずなので魚の焼き網を使って水分をキャッチしようと思います。

本当は短時間屋外で陰干しするべきなのかもしれませんが、今の日本の気候では腐敗を免れなさそうなので、冷蔵庫で水気を抜いてみようと思います。

ひたし豆

東北地方や長野県の郷土料理だそうです。レシピを教わったので作ってみました。

材料に使う豆はひたし豆用の乾燥青大豆です。スーパーでも入手できることがありますが、関東では手に入りにくい場合もあると思います。その場合は富澤商店さんなどで調達すると確実です。高額ですが、長野県産の倉掛豆なども買うことができます。

作り方は非常に簡単で、豆を24時間程度水に浸して戻し、めんつゆを加えて火にかけます。沸騰して多少豆が柔らかくなったら火を止め、そのまま置いておくだけです。

本格的に作る場合はめんつゆではなく、豆を戻した水に砂糖・醤油・料理酒・昆布一かけを加えて味を調え、短時間煮た上で冷まします。

コリコリした食感が楽しい一品です。お酒が好きな方にはおつまみにも良いのではないかと思います。

小松菜と卵の炒め物

簡単な炒め物メニューです。緑と黄色のコントラストがきれいな一品です。

ただ炒めるだけなのですが、卵については先に卵単独で炒め、粒の粗い炒り卵状態にして一旦皿によけておくのがオススメです。その後、小松菜単独の炒め物を作って、できあがり寸前に炒り卵とミックスするという工程を踏みます。

小松菜を炒めながら最後に溶き卵を入れるという方法でも良いのですが、この方法だと炒り卵が細かくボロボロになりがちです。粒ごとに多少ふんわりした感触を残すために、炒り卵と小松菜を別々に調理する方法を採用しています。

ゴボウとちくわの煮物

ゴボウとちくわ(と余った大根)で煮物を作ってみました。

ゴボウは太めに切るのが最近のセオリーらしいのですが、時短のためほぼスライスに近い切り方にしました。味付けはいつもの砂糖+しょうゆ+みりんで、油を多めに使ってややこってり目のおかずに仕上げています。

ちくわを煮物に入れると出汁を取らなくてもだいたい味が決まるので、非常に重宝しています。

小松菜と豚肉のナンプラー炒め

簡単な炒め物です。

材料

  • 小松菜:2-3把
  • 豚肉:100g程度
  • にんにく:1かけ

↓ここから調味料

  • ナンプラー:大さじ1
  • 料理酒:大さじ1
  • コショウ:少々

作り方

  1. 豚肉は食べやすい大きさに切り、ナンプラー(容量外)で和えてコショウをまぶし、置いておく。
  2. 小松菜も食べやすい大きさに切り、茎の部分と葉の部分を分けておく。
  3. フライパンに油を回し、刻んだにんにくを炒める。
  4. 豚肉と小松菜の茎部分を炒める。
  5. ある程度火が通ったら小松菜の葉部分を炒める。
  6. 小松菜の葉に大体火が通ったらナンプラーと料理酒を入れて味付けする。
  7. 調味料の水気を多少飛ばして出来上がり。

炒め物はだいたいそうですが、強火で手短に調理するとおいしく仕上がります。にんにくを使っていますが、食べるときにどければ低FODMAP食としても機能します。オススメの一品です。

カボチャを電子レンジで下ごしらえ

カボチャはおいしいのですが、硬くて料理がしづらいから苦手という方もいらっしゃるかもしれません。電子レンジを使うと短時間で簡単に下ごしらえができます。

方法は、

  1. カボチャを適当な厚さにスライスする
  2. 軽く水で濡らす
  3. 耐熱容器に入れ、ラップをする
  4. 電子レンジで500W・2分加熱する

500Wというちょっと弱めの出力を使うのがポイントです。うまくいくと蒸したような状態のカボチャスライスができます。加熱不足の場合は1分ずつくらい追い討ちで加熱をしてみてください。

こうなれば後は簡単に料理に使えます。炒め物などにする場合も軽く焼き色が付いたらすぐに食べられます。失敗パターンとしてよくある”焦げてるのに生焼け”のようなことがなく、安定感がある調理法です。

今回は豚肉とカレー粉で炒め物にしてみました。

カボチャ以外の硬いタイプの野菜には同様に有効です。にんじんなんかでもよくこの方法を使います。

切り干し大根(焼き肉のタレ味)

切り干し大根とにんじんを万能調味料である焼き肉のタレで炒めてみました。

見た感じはしょうゆみりん味と変わりませんが、焼き肉のタレらしい濃いめの味付けでご飯とよく合います。味をそれらしくするために、炒める際ににんにく1かけをスライスして加えています。

みりんを煮きらず使うレシピ

小松菜の和え物が食べたくなったので、レシピをネットで見ていました。

調べてみると、みりんをしょうゆなどと一緒にそのまま使うレシピがあることに気がつきました。私が記憶している適当なレシピでは、みりんは必ず煮きってアルコール分を飛ばして使うことになっているので、少々不思議に思いました。

その後も調べてみると、どうもみりんを煮きる説明のないレシピは”みりん風調味料”を使うことを想定して書かれているのではないかという気がしてきました。本みりんはアルコール度数が13%以上あるので、そのまま和え物にするとお酒で和えたかのような味になるはずですが、みりん風調味料はほぼアルコール度数がないのでそのまま使えます。

みりん風調味料は使わないのですが、アルコール分がほとんどないという特徴については初めて知りました。

和え物は白和えにしました。

里芋の皮をゆでて剥く

里芋の煮っ転がしが食べたくなったので作ってみました。今回、”里芋の皮は10分間程度ゆでた後であれば手で簡単に剥ける”という調理法を知ったので、試してみました。

今回使った里芋は1個が握りこぶしくらいの大きさがある大きなものでしたが、確かに10分ほどゆでた後に水で冷やし、皮を指で押し擦るようにするとツルッと皮を剥くことができました。

ただ1個の芋の中でも簡単に剥けるエリアとそうでないエリアがありました。手で剥けないところは包丁を併用して皮剥きをしました。

完全に素手でとは行きませんでしたがそれでも圧倒的な省力化になったので、今後里芋の皮剥きはこの方法で行こうと思います。