高速型とかえらそうに書きましたが、単に薄く切って火の通りを良くしただけです。
20分そこそこでできます。

材料はにんじんのみ、味付けはバターと砂糖・塩・コショウ(お好みでローリエなども)なので低FODMAP料理の観点からも好ましいメニューです。
顆粒コンソメなんかを加えると一発で味が決まりますが、コンソメには乳糖や玉ねぎなどを含む野菜エキスが入っているので、使用するかどうかは判断の分かれるところかと思います。
「ちょっとなら別に問題ない」というのであれば少しだけ加えておくと良いです。

単純に味噌につけて焼いただけ、ですが低FODMAPを狙うとどうしても単純な方向になってきます。
多少細かく作り方を説明しますと、
1.鶏もも肉を小さめに切る
小さめなのは後で例の焼き魚用アルミホイルで焼くためです。焼き時間が稼げないので小さめに切っておきます。
2.味噌と砂糖と酒を練ってたれを作る
3.鶏もも肉にたれをまぶす
4.冷蔵庫で2時間くらい放置する
5.焼き魚用アルミホイルで焼く
焦げ付きやすいのもあって焼き魚用アルミホイルが便利です。
味噌が焦げ付きやすいのはしょうがないのですが、焼く前に味噌を水でざっと流してキッチンペーパーで水気を切るなんて方法だと焦げにくいかもしれません。
今回は焼く前に味噌を手で落としただけなので、ご覧の通りどうしてもある程度は焦げてしまいます。
焦げた味噌の香ばしさが好き、という方もいらっしゃるかもしれないのでこの辺はお好みでしょうか。
近所のスーパーの青果コーナーに見切り品として並んでいました。

長野で開発された固有品種なんだそうです。
栽培に取り組んでいる方々のWebサイトがありました。
八町きゅうり研究会
[須坂市公認ポータルサイト・いけいけすざか内のコンテンツ]
見切り品ということでちょっと鮮度が落ちていたこともあり、酢漬けにしてみました。

確かに皮が薄く種は少ないです。実の割合が多い感じです。
食感は意外にも軽く、いわゆる一般的なきゅうりに比べてさくさくした印象です。
新鮮なものが手に入ったら生食に挑戦したいところです。
宮崎県など、南の地域の新米が徐々に店頭に並びだしたのでさっそく購入しました。
小麦を食べないようにした結果、米と味噌の消費量が圧倒的に増えてしまったのでお米の銘柄も色々試せそうです。
大半の道の駅は地方発送ができるので自転車ツーリングついでにお米を仕入れるのもいいかもしれません。
醤油を封印するのはいよいよ大変なので近所の店舗で小麦の入っていない醤油がないか探してみました。

2種類ありました。
左が伊藤商店の伝右衛門溜、右がイチビキの小麦を使わない丸大豆しょうゆです。
伝右衛門溜は本格的なたまり醤油で、出てくる時もとろみがあることがよく分かります。
味はいわゆる普通の濃口醤油などとは違い、やはり独特です。酸味と旨みが普通の醤油以上に濃く含まれている感じがします。
冷奴にかけるととてもおいしいです。
弱点は高価なことです。近所では200mlで550円くらいというところです。とは言え、物は間違いないので割高感はあまりありません。
小麦を使わない丸大豆しょうゆはそのものズバリ小麦を使っていないことを前面に押し出した製品です。
味は比較的普通の醤油に近いので、使い勝手はなかなかです。
価格も500mlで250円くらいなので、普段使いには向いていると思います。
今回店頭でいろいろ醤油を見ましたが、たまり醤油とされている製品でも意外と小麦が入っている製品が数多くありました。
製品名としては刺身用のかけ醤油の事を指してたまり醤油としているものも数多くあるようでした。
この他にも安定入手できるものがあれば候補として持っておきたいと思っています。
低FODMAP食を始めてから結構困っているのが、”醤油に小麦が入っている”ということです。
醤油は色々な料理に使うので醤油そのものを封印するのは困難です。
一応、最も古い製法であるたまり醤油であれば小麦が入っていないものがありますが、高価なので煮物にジャブジャブ使うのは経済的ではありません。
ので、味噌味の煮物を作りました。
味噌は米味噌でも大豆が入っていることが多いですが、米が主体なら問題ないようです。
(麦味噌や豆味噌は避けた方が無難のようです)

調理方法は醤油バージョンと同じで、肉に焼き目を付けて味付け(砂糖・米味噌・みりん・酒)し、炊飯器で煮るという感じです。
ちなみになんとなく風味づけにちょっと八丁味噌を足してしまったのですが、混ぜている時にこっちは豆味噌だったということに気づきました。
まあ微量だしな…とは思いますが、疑わしい食品は極力カットしないと効果も見えにくいと思うので注意したいところです。