自作PC」カテゴリーアーカイブ

無線LANルータを買いました

かねてから有線のスイッチングハブを使っていたところ、やはりちゃんとした無線LANルータを入れるべきだろうと思い立ったので入れてみました。
今まで無線LANでしか通信のできない機器はどうしていたのかというと、その都度旅行用のコンパクトな無線LANルータをつないで通信していたのです。

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購入したのはASUStekのRT-AC68Uという機種です。
おなじみの国産メーカーにしなかったのは自作趣味の人としては何となくASUSが好きだからという理由からです。

筐体は分厚い板のような形状で、表面には模様が入っていてちょっとおしゃれな印象です。
方向を変えられるアンテナが3本ついています。アンテナが複数ついているのが見た目的に強そうで気に入っています。
今回買った製品以外にもいくつか比較検討をしていましたが、中~上位機種はアンテナが外に出ているものが多く、軒並み強そうな見た目の物が多いです。

セットアップは非常に簡単で、PCを接続して所定のURLにアクセスすれば管理画面が開きます。
日本語の紙マニュアルも同梱されているので、困ることはないと思います。

さすがに旅行用のコンパクトなルータと比べると高速で大変快適です。
管理画面でできることも色々あるようなので、この辺は追って調べてみようと思います。

ボブキーケース回収される

昔使っていたケースがお役御免となったらしいので回収して来ました。
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ボブ&キースと書いてあるちょっと変わった色のケースですが、PCコマンド ボブ&キースという漫画のコラボ商品です。
ベースのケースは星野金属工業のMT-1200proです。

PCコマンド ボブ&キースの事をすっかり忘れてしまったので調べてみると、DOS/V Magazineに連載されていた漫画なんだそうです。
内容はおぼろげにしか覚えていませんが、やたらと濃い画調で自作PCのことが取り上げられており、面白く読んでいた記憶があります。

このケースは確か連載当時に「希望者が○人(300人くらいだったように思います)集まったらMT-1200proのカスタム品を発売」という企画があり、その際に応募して買った物だと思います。
現代のケースと比べると背面ケースファンが9cmだったり、ネジが手回しでなかったりとさすがに古めかしい印象はぬぐえません。
ただ、当時としては極めて画期的だった”マザーボードの固定板が引き出せる”、”3.5インチシャドウベイが取り外し可能”などの機能が盛り込まれています。
また部品の加工精度や角の処理は10年近く経った今見てもなかなか高品質な物です。
ちなみにこの色はPCコマンド ボブ&キースがミリタリー調の漫画だったため、軍用をイメージして用意されたカスタムカラーだったと思います。

せっかく愛着のあるケースでもありますし、中長期的に見ると現在運転中のCorsair CC700Dは確実に大げさになる局面が来ると思います。
その際にレストアというほど大げさではないですが多少現代風にアレンジして復活してもらおうと思っています。

SSDを新しくしました

CrucialのC300(128GB)がさすがに手狭になってきたので交換しました。
特別不調は感じていませんが予防保守的な要素も含めての交換です。

新しいSSDはSamsungの850Pro(256GB)にしてみました。
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同じCrucialのMX100なんかも優秀だと思いましたが、同じメーカーというのも面白くないよな、ということでのSamsung起用です。

ZALMANが再生手続き申請

日本でも良く知られた韓国のPCパーツメーカーですが、親会社が再生手続きを申請したのに伴いZALMANも再生手続き申請となったそうです。

ZALMANが更正手続きを申請
[PC Watch]

巨大な塔型のラジエータを有するReseratorシリーズは見た目のインパクトもあって話題になった商品でした。
個人的には細かいヒートシンク系のパーツを良く買っていた記憶があります。
青いアルマイトカラーがきれいで「青ザル」とか呼ばれていたように思います。

最近でもCPUクーラー等の新製品は出ていたので、どこかスポンサーがついて再生でもしてもらえないかと思うところです。

Crosshair V Formula(無印)のBIOS更新

この前8370、8370E等が出たのでCPUを交換してもいいかな…と考えていたのですが、よく考えたらCrosshair V Formula(無印)のBIOSが対応していませんでした。

Crosshair V Formula-Zは既に対応BIOSが出ているので、無印版はもうBIOSのアップデートがかからないのかもしれません。
ちなみにSabertooth990FXも同様で、更新版のR2.0は8370に対応したBIOSがありますが無印版にはないようです。
もう3年くらい前のマザーボードですし、しょうがないのかもしれないですね。

ラジエータ洗浄

せっかく早めに帰ってきたので昨日はパソコンのラジエータを洗いました。
時々掃除機でほこりを吸ってはいますが、やはり管路から外してフィンを水洗いするのが一番効果があります。

うちのラジエータはHWLabsのBlack Ice Proという薄型のラジエータなのですが、水冷システム導入以来6年近く詰まり・水漏れもなくずっと頑張ってくれています。
たまーに厚型の現行のラインナップに交換したいなあ・・・と思うこともありますが、今後これ以上熱量が増える構成にもならないと思いますしそのまま使っています。

VB8003とうとう故障する

我が家でファイルサーバ兼Linux実験環境として使用していたVIAのVB8003マシンがとうとう壊れてしまいました。

作ったときはこんな感じでした。
作ったのは2009年末の話です。
ファイルサーバを作ろう
[hebodj.net]
この日から数日間作った時のことが記録されています。
(いつも思いますが古いエントリの文章は何だか変ですね)

で、その後3年ほど運用していたところなぜかBIOS画面に入れなくなりました。
ファイル置き場のBIOSに異常発生
[hebodj.net]

最近は電源も入れっぱなしではなく時々つけて遊ぶ程度だったのですが、今日電源を入れようとしたところ全く起動しなくなっていました。
電源を投入してもまずBIOSが起動しないのでマザーが故障してしまったものと思われます。

結構大事に使っていましたがやはり故障でいなくなってしまうと寂しいもんですね。

水冷化したRadeon R9 270Xの温度

システム全体の温度を改めてチェックしてみました。
構成はこんな感じです。

【構成】
CPU:AMD FX-8120(3.1GHz→3.6GHzにOC、電圧は1.3625V)
CPUブロックは確かアルファクールのNexXxosXP(旧品)です。

VGA:MSI R9 270X Twin Frozr 4S OC(コアクロック1,080MHz、メモリクロック1,400MHzで固定)
VGAブロックはEKのEK-VGA Supremacy – Acetal+Nickelです。

ラジエータはHardwarelabのBlack Ice Pro(360サイズ)です。

【試験の条件】
試験はCPU全コアとVGAにFolding@Homeで1時間ほど負荷をかけて行います。
室温は空調により約20度にしました。

各部の温度については

CPU:     AMD Overdriveの熱マージン値
VGA:     Catalyst Control Centerの値
VGA表面の温度:VGAのヒートスプレッダに貼り付けた温度センサの値
水温:     リザーバに設置したインライン水温計の値

としています。
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Radeon R9 270Xを水冷化する(3)

組み込んでみた状況がこちらです。
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フィッティングはストレートのものを使用しました。
ストレートのものを使用した場合管路はマザーボードから垂直に伸びてくることになります。
この部分の取り回しが結構大変でした。

ポンプ→カードの部分は前に買った柔らかめのPVCチューブで何とかつなげました。
カード→CPUブロックの部分はほぼ180度方向が変わる半円状の管路になるため大きく半径を取った上で折れ防止用のコイルを巻いています。

その他、温度計測用にカード表面のヒートスプレッダにファンコンの温度センサを貼り付けてあります。
多分大丈夫だと思っていますが、一応データ取りのためにしばらくカード表面の温度も取れる状態にしておく予定です。

Radeon R9 270Xを水冷化する(2)

さっそく工作に入っていきます。
VGA背面のコア周辺にあるねじ(4つ)を外してクーラーを外します。
このねじのうち1本にはシールが貼られており、破った時点で保証が切れてしまいます。
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クーラーを外した状態です。ご覧の通りヒートスプレッダがメモリチップやVRMを覆っています。

次に最初からついていたサーマルグリスを落とします。
うちではいつもArcticleanという2液式のグリス落としを使っています。

次に新しいグリスをVGAコアに塗り、ウォーターブロックを取り付けます。
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ウォーターブロックはこんな感じです。
グリスはウォーターブロックのパッケージにArcticCoolingのMX-2が小袋で入っていました。
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