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Radeon R9 270Xを水冷化する(1)

というわけでとうとう我が家のPCのVGAが換装されました。
Radeon HD6970がRadeon R9 270Xに交換となりました。
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実質HD7870になったようなものなので演算能力は現状維持からちょっぴりダウンというところではありますが、消費電力削減目当てでの換装です。
一応290と280Xも候補として検討しましたが290はやはりコスト高がネック、280Xはアイドル時の消費電力が290系とそう変わらないのでグレードを下げる旨味がないな、と思って270Xを選定した次第です。

270Xには対応するウォーターブロックが出ていないようでしたが、EKから出ているコアだけを冷やすVGA用汎用ブロック(EK-VGA Supremacy – Acetal+Nickel)は使えるようでした。
その後ネットのレビュー記事などで基盤の写真をチェックして、MSIのR9 270X Twin Frozr 4S OCを水冷化することにしました。
一応MSIの270Xにはメモリ4GB版もあったのですが、メモリチップの配置が変わっていると困るので2GB版を選択しています。

ちなみに基盤の写真はEKのWebサイトのCoolingConfigurator.comに登録されている場合がある他、
「270X pcb」等の検索クエリで画像検索しても見つかる場合があります。いつも大体これらの手段で基盤の情報を集めています。

今回なぜMSIにしたのかというと、どうもGPUコアを冷やすメインのクーラーを外すとメモリやVRMにヒートスプレッダがついているようだったからです。
VGAでコアだけを冷やす場合、周辺のメモリチップやVRM部をヒートシンクを追加するなどの別の方法で冷やす必要があります。
ところが、わし程度の電子工作の知識ではメモリチップはともかくVRM周りはどれが冷やすべき部品なのかいまいち判断できなかったので、最初からヒートスプレッダのついているMSIのカードにしたというわけです。
メモリチップやVRMは既にヒートスプレッダで覆われている状態なので、コアについているクーラーをウォーターブロックに取り換えればほぼそのまま水冷仕様で使えるだろうという目論見です。

パソコンの水替え

大分クーラントに泡が混じるようになってきたのでクーラントを交換してあげました。
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すっきり透明に

昔は色付きのクーラントを使っていたのですが、前に買ったアルファクールの50倍希釈クーラントが全然減らないのでここ数年はクーラントが透明です。
たまに青とかにしたくなるから困ります。

OCZが破産

SSDでは良く知られているOCZが破産してしまったそうです。

OCZが破産。東芝が資産買収を提案
[PC Watch]

東芝、破産申請するSSDメーカーOCZの資産買収を申し入れ
[ITmedia]

事業と従業員の方々は東芝が引き継ぐということだそうです。

OCZというとSSDが市場に出回り始めた頃に突如出現した新興メーカーという印象でした。(記憶が大分あいまいですが)
当時はMTRON社製の高価なものしか存在していなかったところ、OCZが比較的安価な製品を投入し始めたのでSSDがかなり身近になったと思います。
Vertexシリーズなどは一時期は定番商品的な扱いもされていて業績は好調に見えたので驚きのニュースでした。

PCの水を足す

PC内の水冷システムを循環している水が徐々に減ってきて気泡も混ざりやすくなってきたので足してあげました。
前回管路変更をした際に水を抜いているので大体8ヶ月経過したことになります。さすがに8ヶ月経つと水も減ってくるかもしれませんね。
システム内の水の総量がある程度以上少なくなってしまうと循環に支障が出るので時々足してあげないといけません。

次回は半年後くらいを目安に水交換でしょうかね。

外付けHDD過電圧?で破損

昔使っていたHDDを外付けHDD化できるケースに入れて予備のバックアップ用途に利用していたのですが、うっかりScansnap用のACアダプタを接続したところ、一瞬だけLEDが点灯した後にうんともすんとも言わなくなってしまいました。

HDDだけでも無事なら御の字かと思いましたがそうは甘くなく、外付け化ケース・HDDとも完全にダメになってしまいました。
通常使用するACアダプタが12VのところScansnap用は24Vなのでそりゃ壊れますわな…という感じです。

ファン故障?

PCのラジエータ冷却用につけているNoctuaのNF-P12が止まっていました。

Noctuaのファンが故障しちゃうとはなぁ…と思いながらもケースを開けてコネクタを接続しなおしたら普通に動き出しました。
止まっているのはフロントパネルのファンコンの表示で初めて気づいたのですが、ファンコンを付けているとこういったステータスも簡単に分かるので便利なもんです。

HDD交換

PCのストレージは128GBのSSDと1TBのHDDでまかなっています。
システムファイルとゲーム、FL関係などのパフォーマンスが必要そうなものはSSD、それ以外のmp3や写真のデータはHDDで保管しています。

音楽のデータや写真のデータがぼちぼち増えだしたので早めにHDDを2TBのものに交換しました。
機種はWDのRedシリーズというNAS用のものです。
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エンタープライズ向けというほどでもないのですが、NASで運用する際の過酷な環境に耐えるよう設計されているんだそうです。
WD社の通常のデスクトップ向けのHDDより35%MTBFが高いのだとか。

別に24時間稼働しているわけではないものの稼働時間は結構長めですし、多少でも頑丈そうなものを選びました。
HDDのメーカーはMaxtorが大好きだったのですが、最近はWDが結構気に入っています。

DP600Pからノイズ?

DJをしようとオーディオアンプの電源を入れたら左のスピーカーからかすかにハムノイズ(ブーンというノイズ)が出ていることに気づきました。
配線を見直してみましたがおかしなところはないので、今度はアンプのヘッドホン端子にヘッドホンをつないでみました。
するとやはりノイズが乗っていました。鳴っているのはアンプのようです。

この手のノイズを発するのは大概PCなので、試しにPCをスリープ状態にしてみるとノイズは消えました。
今回ポンプ交換とファンコンの取り付けをしましたがやはり原因はポンプでしょうか。

とりあえずアンプをPCから極力離したところ実用上の音量ではノイズが確認できなくなったので、とりあえずこれで良しとしたいと思います。

Jingway DP600P

というわけでポンプの話です。

今まで使っていたポンプはEHEIMのHPPS1046というポンプでした。これは熱帯魚飼育用のポンプをPC内の電源コネクタで動かせるように改修したもので、熱帯魚用らしい静音性と堅牢さが売りでした。
しかしながら揚程(ポンプが水をくみ上げる力)が1.2mと小さく、フルタワー引っ越し後に少しパワー不足が気になっていました。

そこで今回交換したのがJingway DP600Pです。
ポンプ自体は非常にコンパクトに作ってあります。1046と比べても小さいのがわかります。

奥側の黒いポンプがDP600Pです。
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