自転車」カテゴリーアーカイブ

山の偵察

さすがに日中は暖かいと感じる日が増えてきているので、自転車である程度標高の高いところにいっても大丈夫かどうかを確認してきました。

場所はおなじみの小川村の天文台です。切りよく標高1,000mあります。

道路の方はこんな感じで、日なたということもあり危なく感じる箇所はありませんでした。南向きの斜面であれば標高1,000mくらいまでは問題ないと思われます。

凍結の影響なのか、頂上付近を中心に路面がかなりいたんでしまっているのが気になりました。

ただ土の地面の場所や除雪して山になっている雪はまだ大量に残っていました。

県道36号(小川アルプスライン)からの北アルプスはこの季節ならではの雪景色でした。

3/31時点で中期予報を確認すると、しばらくは平年並みから少し高めの気温で推移しそうとのことなので、いよいよ本格的に色々なところに自転車で出かけられそうです。

長野電鉄の新型券売機

村山駅に行った時に気がついたのですが、券売機が新しいものになっていました。

大型の液晶ディスプレイを搭載したタッチ式の券売機になっていました。ディスプレイ部分が非常に大きいので、長野電鉄全線の路線図が表示できます。路線図を見ながら切符が購入できるので、どこまで買うかが分かりやすくなっていると思います。

画面右上のボタンからは回数券やフリーパスなどのおトクな切符の購入にも対応します。

訪問時にはまだ準備中となっていましたが、キャッシュレス決済にも対応する見込みとのことです。長野電鉄は切符は原則として現金のみでしか購入できず、そもそも自動改札もないので交通系のICカードは利用できません。キャッシュレス決済対応後は交通系ICカードでも決済可能になるようなので、間接的にSuicaなどで乗車ができるようになります。

券売機はBOSTECのBTi-M2V型というものらしいのですが、BOSTECという会社名に聞き覚えがあったので調べてみたところ、長野市内の券売機専業メーカーとのことでした。地元企業の製品が使われているのは当地ならではで、なかなか良い取り組みに感じます。

村山駅

長野電鉄の村山駅に自転車で立ち寄りました。

長野駅方面から来ると千曲川を渡ってすぐの駅です。この駅から見て長野方には電車見学スポットとしてよく知られる村山橋メモリアルパークがあります。

ホームは島形で構内踏切があります。

この村山駅ですが駅舎はなんと開業当時からのものがそのまま使われているのとことです。1926年6月28日開業ということですのでだいたい築98年ということになります。

待合室も独特のレトロな雰囲気が漂っています。

駅自体は現在無人になっていますが、駅舎の裏手に回ると空き瓶や温度計を設置した跡・道具類等々、有人駅時代の痕跡のようなものを感じることができます。

女沢公園の拡張

千曲川サイクリングロード沿い、上山田温泉の近くにある女沢公園に立ち寄ったところ、また様子が変わっていました。

右手がこの春にオープンした新しいトイレです。

元々このエリアは盛り土のような状態だったように記憶しているのですが、土は撤去されて公園部分と地面の高さは同じになりました。また、ベンチや遊具が設置されています。

元々土が盛ってあったこともあって、ここまで広い敷地が存在するとは思っていませんでした。正確に計測したわけではないですが、空中写真から見るとざっと2倍くらいに面積が増えているように感じます。コンパクトな公園というイメージでしたが、これでかなりハイスペックな公園に進化したと言えそうです。

IRC ASPITE PRO

オーバーホールの時に自転車屋さんに「タイヤは交換しても良い時期かも」と指摘されていたので、2024シーズン入りにあわせてタイヤを交換しました。ここしばらくVittoriaのタイヤをつかっていたところ、今年は久々にIRCのタイヤを使ってみることにしました。

従来このASPITEというシリーズはハイエンド品だったように記憶していますが、現在はFORMULAというグレードがこの上にあるので、ASPITEはミドルグレードという立ち位置になっています。

RBCCというのはIRC独自の技術で、米ぬかを使用したコンパウンドのことなのだそうです。IRCは日本の会社でこのタイヤも日本製なので、米ぬかを使っているというのは国の独自色が出ているようで面白く感じます。

ホイールに装着してみるとこのような見た目になります。常々側面から見た時に主張が強いタイヤはあまり好きではないと思っているので、このタイヤの見た目はおとなしくて気に入っています。

今まで使っていたVittoriaのCorsa Grapheneはタイヤのビードが比較的柔軟で装着が簡単でしたが、このタイヤは結構硬めでホイールにはめるのに少々手間取りました。装着して使っているうちに多少緩和されると思いますが、パンク時のことを考えるとやや心配です。

タイヤのパターンは杉目です。最近パターンのあるタイヤを使っていなかったので新鮮に感じます。パターンがある関係上回転方向があるので、装着時に間違わないよう注意が必要です。

実際に何度かまとまった時間走行してみましたが、新品ということもあってか路面へのかかりがよく、快適な走行感でした。今まであまりタイヤのグリップ性能には関心がなかったのですが、このタイヤは進行方向に対してしっかりと摩擦力が発生しているような印象を感じます。引き続き実際に走ってみてタイヤの性質を検証してみたいと思っています。

超スローパンク

タルタルーガの前輪の空気が抜けるのが妙に早いので念のためにチューブを交換しました。

今回は空気を入れて2-3日すると思った以上に空気圧が下がっているという状態でした。こまめに空気を入れれば実用上の問題はないのですが、何かものが刺さっていて何かの拍子に貫通・または穴が拡大すると急に走行不能になる可能性もあると思ったのでチューブ交換の判断をしました。

チューブ交換と共にタイヤの裏に何か異物がないか調べてみたのですが、特に異常はありませんでした。また不思議なことにチューブにも特に異常は認められませんでした。原因は気になるものの、丸ごと交換しているのでとりあえずは安心だと思います。

タルタルーガのホイールは20インチ451サイズという珍しい径なので注意が必要です。
シュワルベの説明書は文字がほとんど使われていなくて感心しました。

長野電鉄河東線跡の道路整備状況

以前エントリにした長野電鉄河東線の線路跡が整備され、通行可能になっていました。

2021年に訪問した時にはこんな感じになっていました。

2021年当時の状況です。

1枚目の写真とちょっと撮影位置が違いますが、2024年現在はこんな感じで片側1車線の車道に加えて、両車線に歩道が整備されています。元が鉄道の線路なので横断線形が非常に良く、なかなかに快走路と言って良いと思います。

用地に余裕があったためなのか路側帯の内側部分も十分に確保されており、自転車通行用の矢羽根もペイントされています。この感じで須坂市街方向に道路がつながってくれるとありがたいです。

河東線跡は旧松代駅から旧綿内駅までは歩行者自転車道として整備されているのですが、このような形で一般の道路として整備してくれるのも良いと思います。

自転車のクイックレバーからの異音

いつものようにタルタルーガで走行していたところ、路面が荒れているところで前輪の周辺から「キシキシ…」という感じのきしむような異音が断続的に聞こえるように感じました。

過去にこのような現象が起きた時はフロントサスペンションのリンク部が油切れを起こしていたので、まずは怪しい箇所にシリコンスプレーを吹いて様子を見てみたのですが、改善されませんでした。

後日車輪を外して清掃していたところ、車輪を固定するクイックレバーを動かした時に例の異音が再現することが判明しました。

クイックレバーです。

クイックレバーはカム機構で車体と車輪を固定するというものです。カムの接触面が滑らかでないために音がしている可能性があると判断し、カムの接触面に薄くグリスを塗布しました。

写真の黄色い箇所に薄くグリスを塗りました。

この状態でレバーを動かしてみるとかなり異音は軽減されましたが、なおも微妙に擦れるような音がしたので、カムの軸部分にもシリコンスプレーをわずかに流してみました。

写真の水色の箇所にシリコンスプレーをわずかに吹いて浸透させました。

すると、レバーを操作する限りでは異音は完全になくなりました。その後実際に屋外で走行してみても全く異音はしなくなっていました。クイックレバーのカムやカム軸は表に露出しているので、定期的にこのようにメンテナンスの必要があるのかもしれません。

あるいは、シマノ製のクイックレバーのようにカム周辺があまり表に露出していないものに交換してしまうのも手かもしれません。いよいよ異音が収まらなくなってきたら検討してみても良さそうです。

2024自転車シーズン開幕

ようやく屋外をまとまった時間走れるくらいの気候になってきたので、飯山方面に出かけてみました。

先日動画をアップロードした千曲川沿いの堤防道路を動画とは逆に野沢温泉村方面に向かって走りました。

まだ山の方は冬の装いといったところです。

防災資材置き場

動画を編集している時に、途中にテトラポッドのようなものが大量に置いてある場所が映っていて気になったので、今回は自転車を止めて見てみました。

無造作に置いてあるように見えて、均等にきれいに並べられています。

だいぶ古いもののようでしたが横に説明の看板が設置されていました。緊急の水防用資材が置いてあるんだそうです。

洪水の時にすぐに投入することができるものなのかとも思いますが、洪水は瞬間的なものではなく徐々に危険が高まるタイプの災害なので、河川の水位や堤防の破損状況を見て随時利用されるものなのだと思います。

千曲川堤防道路(菜の花橋-綱切橋2)ロードバイク車載映像

飯山市内の千曲川沿い堤防道路の映像後半です。後半では飯山市街に至る綱切橋までを走ります。

引き続き堤防天端を走って行くのですが、途中で中央橋という橋に差し掛かります。この橋はアンダーパスでくぐることができますが、くぐった出口がちょうど車道と交差する部分になっています。堤防道路に自動車が入ってくることはまれですが、見通しは極めて悪いので注意して走行する必要があります。

動画最後の地点は飯山市街地からもアクセスが良く、直進すれば県道414号経由で中野市方面にも出られるので、この堤防道路はかなり使い勝手の良い道路です。