自転車ツーリングの途中、JR小海線の三岡駅に立ち寄りました。

小海線は小諸-小淵沢間を結んでいるローカル線です。途中にある野辺山駅はJR駅の中で最も標高が高いということで有名です。
特に小海駅以南の清里を越えていく区間は本数が少ないのですが、小諸-中込間は最低でも1時間に1本は列車の設定があります。


駅前の風景はこんな感じです。公衆トイレ、電話ボックス、自販機と一通り設備があります。小さい駅の前に良くある何でも商店のようなお店はないですが、駅前にはうどん屋さんがあります。

飯山市の中心部から戸狩温泉方面に向かう長野県道409号を久しぶりに走行しました。
このルートは千曲川左岸側を通るルートで、国道117号に比べれば圧倒的に交通量が少ないので自転車向きと言えます。戸狩温泉の付近で県道95号に合流できるため、そのまま桑名川や栄村方面に抜けることもできる魅力的なルートです。
魅力的ながらあまり選択しないルートだったのですが、理由は路面の状況です。
従来は上の写真のような状態になっている区間が結構多かったので最近はルートに採用していませんでした。
ところが今回走行してみたところ荒れていたのは上の写真の区間くらいで、大半の区間は舗装が新しくなっていました。
こんな感じできれいになっている区間が多く、これであれば走行ルートのバリエーションに加えても良さそうに思いました。
久々に長野県道35号を上田側から松代側に抜けてみました。
県道35号は長野市の中心部から上田市真田を結んでいる道路です。幹線道路のような性格はあるものの、途中の新地蔵峠の標高は1,000m以上あり、特に松代側についてはつづら折れになっているので移動目的に利用するのはそれほど実用的ではない印象です。
サイクリングやオートバイツーリングであればなかなか楽しい路線で、松代側と上田側で坂道の性格が全く異なる点が特徴です。
今回走行した上田側は緩勾配で距離が長く、それほどコーナーがないのが特徴となっています。
勾配分布図を作ってみるとこんな感じで、全体の2/3くらいは4%以内に収まっていることが分かります。後半1/3くらいが6-7%になりますが、それでも8%や10%といった急勾配区間はほぼないと言って良いです。これだけ長くて標高が高い割りには珍しい坂だと思います。
長野市-上田市間を自転車で移動となると千曲川サイクリングロード一択という感じもあるのですが、バリエーションとしてこちらのルートもあると行き帰りで通る道を変更できて飽きずに楽しめます。
勾配が急ではない割りに長さはかなりしっかりあるので、坂が得意でない方にもオススメしやすいルートです。
5月ということでさすがに日中寒いことはほとんどなくなりましたが、あくまで”ほとんど”であって日によっては肌寒い日もあるのが長野県です。
特に朝方の冷え込みは日によっては5℃近くまで気温が下がることもあるので関東の冬場並みです。その割に日中は30℃近くまで気温が上昇するので服装の選択に非常に困ります。
サイクリング時は日中のことを考えると夏用装備で大丈夫なのですが、出発時間帯が早い場合は最初の2-3時間の寒さをやり過ごさないと行けません。
その日の予報にもよりますが、私は夏用のジャージの上に折りたためるウインドブレーカーを着てしのいでいます。気温は低くても日が出ていれば日なたは暖かいので冬場ほどの寒さではありません。朝方はこれでやり過ごしています。
もう1つあると便利なのが薄手のネックウォーマーです。私は”Buff”という商品名で売られている物を愛用しているのですが、これは装備していると防風効果があってそこそこ暖かいので重宝しています。
日中暑くなってきた場合は首を覆わずに首輪のようにして下げてしまうか、または脱いで畳んでしまいます。そもそも薄手なので、脱いできれいに畳めばハンカチくらいの容積になり、邪魔になりません。日焼け防止などにも使えると思うので、サイクリングをされる方は1つこういった薄いネックウォーマーがあると便利なのではないかと思います。
昨年実証運行として長野電鉄で自転車を電車内に直接持ち込めるサイクルトレインが実施されました。実証運行の結果を踏まえて2024年の実施が決定したそうです。
[長野電鉄]
期間は2024/5/3-2025/3/31となっており、このうち2024/12/1-2025/2/28は冬期間のためお休みとなっています。実証運行の時は2月にも申し込みが可能でしたが、そもそも長野電鉄沿線の2月は日によってはまとまった降雪があるほか、気温がほぼ毎日確実に氷点下になるので路面の凍結も珍しくありません。自転車に乗るには危険な時期だと思うので、冬期間はお休みとするのはもっともだと思います。
このほか、混雑が予想される日なのか何日か申し込みできない日が設定されているようです。
申し込みの方法は実証運行の時と同様にWebアプリで申し込み、クレジットカードで事前決済するという仕組みです。ちょっと違うのが当日の申し込みで、当日の申し込みについては乗車希望列車の発車30分前までに電話または駅で直接申し込むという流れになっています。
実証運行の時は寸前までアプリからの申し込みが可能だったように思うので、本番実施に際してこの部分は運用が変わったようです。
当日の思いつき利用はちょっとしづらくなってしまいましたが、長野-湯田中間という路線を考えてもサイクルトレインはかなり便利ではないかと思います。スポーツバイクのみならず、お買い物利用などでも良さそうに思います。
以前から定期的に様子をチェックしているのですが、国道19号の山清路(生坂村内)付近で2本のトンネル工事が進んでいます。
先日通りがかったところ、南側にある山清路1号トンネルについてはかなり完成が近づいているように感じました。
現在進ちょく中の工事はトンネル防災設備工事ということなので、非常電話や火災検知器・消火設備などの工事と思われます。2024年の7月末までが工期ということです。
国土交通省の各事務所は毎年新年度に”事業概要”というその年度の主な取り組みを公開しているので、この付近を担当している長野国道事務所の事業概要を見てみました。
引き続き山清路地区については改良工事・トンネル工事が進む予定ということでしたが、ちょっと気になったのが長野市街に近い篠ノ井山布施でも改良の予定があるということです。
長野市街から松本方面へ国道19号を走行していくと、犬戻トンネルを過ぎた後に非常に急な左カーブがあります。事前に”超急カーブ”という路面標示が出るようなカーブなのですが、このカーブについて改良の予定があるということです。
事業概要の図を見る限り道路を山側に寄せてカーブを緩和するような改良が予定されているように感じるのですが、どうなるのでしょうか。こちらも注目です。
ここのカーブが改良される予定とのことです。