だいぶ暖かくなってきたのでもう飯山などに行っても大丈夫だろうと思い、様子を見に行ってきました。
道路に関しては朝方でも凍結はなく、平地部であれば問題なく自転車で走行可能でした。
田んぼや路肩などは除雪されたものも含めて雪がまだ大量に残っており、飯山地域の雪の多さを感じさせる風景が広がっていました。


今回は飯山-栄村間の走行動画の撮影も兼ねて出かけたのですが、この季節ならではの変わった風景が残せたのは収穫でした。
国道19号の信州新町にある三篠橋が長らく片側交互通行となっていましたが、とうとう本復旧工事が完了し、通常通り通れるようになる見込みということです。規制解除時期は明示されていませんが、2023年3月下旬を見込んでいるということです。
この区間はこの3年ほど規制や全面通行止めを繰り返して来たので、ルートとして少々選択しにくいところがありました。
[hebodj.net]
市道でう回するなど、通る場合は工夫して通っていました。
[hebodj.net]
ここが通常通り通れると長野県北部から松本方面ネットへのアクセスは非常に容易なので、喜ばしいニュースです。
北国街道の旧川田宿を訪問しました。旧川田宿は現代の住所で言うと長野市松代若穂川田にあります。
北国街道というと現在の国道18号と大体ルートが同じなのですが、この北国街道には東脇往還と呼ばれる支線のようなルートが存在します。東京方面から国道18号を移動してくると矢代宿(現在の屋代駅付近)で分岐し、本線は善光寺方面へ、東脇往還は松代方面へ向かっていきます。分岐した路線は牟礼宿で合流することになります。
今回訪問した川田宿は矢代宿の次の次に当たる宿場です。現在の国道403号からは離れているので、意図して訪問しない限り宿場町の町並みは目に入ってきません。
本陣や蔵造りの建物など当時をしのばせる建造物が残っています。また、そのほかの建物もリニューアルはされているようですが、構造自体は宿場町らしい風情を残しているものが多いように感じられました。
宿場の端には高いところに小さな社がまつられており、これは火災予防を祈願した秋葉神社だそうです。
近くにあった説明板にもある通り、立派な天然石の上にあります。家の屋根くらいの高さなので、高さ3mくらいはありそうです。高いところにあるので近くでじっくりと見ることはできませんが、確かに獅子の精巧な透かし彫りが施されています。
千曲市の倉科という地区を訪問しました。
倉科はあんずの里としておなじみの森地区の北側のエリアです。三滝川という川が地区内を流れています。三滝川の源流には倉科三滝という滝があり、観光名所になっているそうです。
今回は探検も兼ねて地区の一番奥の方まで自転車で登ってみました。
倉科地区は背後に鞍骨山という山があり、山を挟んで反対側は松代となっています。山を越えられる車道はないので、これで行き止まりとなります。
看板が出ていますが登山道は存在し、鞍骨山や天城山といった山を越えて松代方面に降りることもできるようです。登山道の途中には城跡や古墳などもあり、登山道とはいいながら何らかの歴史的な経緯のあるルートなのではないかと思います。
千曲川サイクリングロード沿いにある女沢公園のお手洗いが昨年から改修工事中となっています。最近通りかかったところ、予想以上に大規模な改修になっていて驚きました。
もともと道沿いに小さなトイレがありましたが、その奥が整地され駐車場・駐輪場を含む大きなトイレが新規に建設されました。元のトイレを取り壊して同じくらいの大きさのトイレが再建されるものだと思っていたので、予想以上の規模に驚きました。
あわせてサイクリングロード案内図もリニューアルされていました。
千曲建設事務所から内装の情報も一部公開されていますが、かなりの充実した設備になるようです。
公共事業なのでおそらくは3月下旬に完工し、新年度の4月から供用開始になるのではないかと思います。これだけの規模であれば千曲川サイクリングロード道中の名所として立ち寄る人も増えそうな気がします。
上田市にある染谷浄水場を訪問しました。
場所は上田市の中心部から東方向に2kmほど行ったところにあります。建設されたのは1923年(大正12年)ということで、今年でちょうど100年間運転していることになります。上田市としては初の上水道設備だったそうです。
この浄水場は古くからあるためか、浄水場以外のいくつかの施設が同居しています。一つは気象庁の上田アメダスです。アメダスの観測施設は周辺にかく乱要因のない立地が望ましいそうなので、浄水場の中は適していそうに感じます。アメダスの他にNHKのラジオ送信局や上水道への取水の勢いを利用した小水力発電所があるということです。
この浄水場は台地の上にあるため、上田市街との標高差が40mほど存在します。訪問時はあまりこのことを気にせずに場所だけを確認して何となく向かったので、走っていたら突然15%くらいの勾配の坂が出現して驚きました。
徐々に長野県内も屋外を自転車で走れそうな天気の日が増えてきています。そうは言っても道路の状況は場所やその時々の条件によって結構な差があるものです。
こういったシーズン明けやシーズン終わり、または天候が不安定な際に重宝しているのが国土交通省が提供している”川の防災情報”です。
[国土交通省]
このサイトは読んで字のごとく水害対策として雨量情報や河川の水位情報などを常時Web上で提供しています。提供情報の中に河川ライブカメラ情報があります。
河川ライブカメラ情報は出水時に河川の水位が見た感じどのくらいになっているかを確認するために提供されているものだと思いますが、カメラの地点によっては堤防天端の状況が確認できるものがあり、これが川沿いを走行する際の参考にできます。
千曲川サイクリングロードについて言えば、以下の地点が偵察に使えます。(千曲川下流→上流へ列挙)
こんな感じで結構高密度にサイクリングロードの状況確認に使える情報が入手できるので、心配な時は前日や出発前に確認するようにしています。他にも地点によっては周辺道路の状況確認に使える場所があるのではないかと思います。
2022シーズンも終盤のことでしたが、飯山市北部のなべくら高原という場所を訪問しました。長野県全体で見ても最北端に近いエリアです。
斜面沿いにきれいに区画された畑が広がっており、畑の他に体験農場やキャンプ場などもあるようです。道路は畑の形に合わせて通っているので、いわゆるつづら折れというよりは矩形波の様な形になっているのが特徴です。
牧峠という峠を経て新潟側に抜けることもできるようなのですが、今回は頂上までは行きませんでした。最終的に峠に向かう道は一本になりますが、途中までの道は複数のルートが存在します。恐らくルート選択によって大変さが違ってくるものと思います。
途中までにはなりましたが、飯山市街方面の眺めはなかなかでした。
一時的に寒さが緩む日があったので、屋外を自転車で走ってみました。自転車については先日全体的な点検と消耗品の交換を済ませてあります。
春先恒例の千曲川サイクリングロードです。2-3日前に雪の日もありましたが、雪は道路脇にわずかに残るのみとなっていました。
遠くを見ると山の斜面、特に日当たりの悪い北側にはまだまだ雪が残っています。現在時点ではサイクリングロードについては問題なく走行ができました。
自転車の方はほとんど新車のようなものなので、メンテナンスとはいっても仕様の変更は行いませんでした。2022シーズン中にヘッドパーツが大分緩んでハンドルがクルンクルン回るようになってしまっていたところ、プロの技で絶妙な加減に調整してもらったのでとても快適になりました。