JR中央西線の日出塩駅前にある公衆トイレです。建物=個室のコンパクトなトイレですがきれいです。

男女別 | X |
小便器 | X |
個室 | 洋式1 |
多目的 | ○ |

日出塩駅はご覧の通り改札もない無人の駅ですが、このトイレの存在はありがたいです。

名古屋行きのホームには木造の古そうな待合室があるのが気になりました。現在でも利用可能なのでしょうか。
木曽方面の国道19号旧道を自転車で走っているときに偶然発見した土木遺産です。
上の写真では大きく写っていますが、これは現道から6倍ズームくらいで撮影しています。道路を走行中に見える姿はかなり小さいものです。
この片平橋はかつての国道19号だったそうで、今でも橋の近くまで行くことはできます。
橋自体はしっかりしたもののようですが、竣工は1935年ということで非常に古いものです。そのため現在は歩行者も含めて立ち入り禁止となっています。
コンクリート製のアーチ橋で、アーチ部分から垂直に柱が伸びて床板を支える方式となっています。このように横から見てアーチと床板の間に空間があるものを開腹アーチというそうです。
橋自体も美しい形だと思いましたが、廃道化して苔むした様子もまた趣があると感じました。
中央西線の洗馬駅付近に中山道と善光寺街道の分岐点があります。”分去れ(わかされ)”というそうです。
こちらが現在の車道の分岐点で、実際に右方向に進むと国道19号に合流して塩尻方面へ、左方向に進むと県道294号で広丘駅方面に向かいます。善光寺街道を進んだ場合塩尻市街地は経由しません。
1枚目の写真の分岐点を左方向に進むと、古道の分岐点もまだ残っています。江戸時代末期の物という常夜灯もまだあります。
古道の分岐点については中山道方面は歩行者でないと通り抜けできません。
この洗馬宿を最後に松本や善光寺方面に向かう人と、諏訪や場合によっては江戸方向に向かう人が分かれていったと思うと地理的には非常に重要なスポットと感じます。
一区切りつくような場所ではあるのですが、ここから長野市まではまだ80kmほどの道のりで、しかも聖高原の山越えがあるので昔の旅人は大変だっただろうと思います。
輪行サイクリングで今までいったことのなかった木曽方面の探検をしてみました。
松本から木曽方面に向かうルートは国道19号のみとなっています。この国道19号は中山道ということで興味はあったのですが、以前人に聞いたところおおよそ自転車向きではないという話だったので、どういったところに難しさがあるのかを確認するため現地を見てくる、というのが今回の趣旨です。
実際に現地で見てみると国道19号の塩尻以南は全体的に微妙に道路幅が狭く、路側帯の内側がほとんどありません。その上で木曽方面に向かう道路は国道19号のみなので常に車が多く、流れも速くなっています。
今回は塩尻駅から奈良井駅に至るまでの区間を走行しましたが、国道19号の車道部分を走行するのはやめておいた方が良さそうに感じました。
攻略としては歩道を走行するか、あるいは旧道区間を走る方法があります。今回はできる限り旧道を通行し、旧道が現道に合流する場合は歩道通行という形で走行をしてみました。
こちらは桜沢トンネルと並行する旧道区間です。是より南木曽路という看板があります。この旧道区間は幹線道路のような規格になっているので走りやすい部類です。
本格的に木曽の山の中に突入する手前の奈良井駅まで偵察を実施しました。事前にGoogleストリートビューで見る限りは国道10号の相模湖-大月あたりのような感じかと思っていましたが、カーブが少なめということもあってか全く違う感じの道路でした。
自転車で通行する場合は歩道通行の有無も含めてかなり綿密なルート設計が必要そうに感じます。今回得られた情報も踏まえてできる限り安全そうなルートを検討してみても良いかと思います。
千曲川サイクリングロードはここ数年で舗装の修繕が進行し、ほぼ全線がとても快適に走行できるようになっています。
サイクリングロードの区間ではないのですが、川の駅上田からもう少し上田方に走って行くと南部クリーンパークという下水処理場があります。この横を通っていくと古舟橋の近くまで一本道でいけるのですが、周辺にコンクリート工場(?)があるためなのか大型車の通行が多いらしく、この一帯の路面状況がとても悪いのが少々難でした。
先日通りがかったところきれいに直っていました。
修繕前はメロンパンの皮のような状態で、道路のどこを走ってもかなりの振動があったので大変でしたが、快適に通れるようになりました。
生坂村にある名勝、山清路の風景が変わるらしいという情報を入手しました。
こちらが上流側(明科方面)の写真です。犀川に沿って巨石がゴロゴロしています。
下流側(信州新町方面)です。こちらも両岸に巨石が目立ちます。ところが今後川の水位が上がるらしいということです。
というのも山清路のすぐ下流にある平ダムがここ数年メンテナンスで湛水を行っていなかったそうです。最近メンテナンスが完了し、水をせき止めるようになる関係で山清路の水位が久々に増える見込みということです。
探してみたところ2016年10月の旧山清路橋の写真がありました。当時旅行で訪問したものです。この時はまだ旧山清路橋も車両の通行が可能でした。
見てみると確かに2024年の写真よりも明らかに水位が高いので、来年の出水期にはまた違った風景が見られそうです。ちょっと楽しみにしています。
Wahooが提供しているELEMNTというスマートフォン用アプリがあります。これは同社製のELEMNTというサイクルコンピューターと連動するアプリで、サイクルコンピューターを利用中に立ち上げておくとスマートフォン側でセンサー状態を監視できたり、現在位置をスマートフォン経由で共有できたりといろいろ面白い機能がついています。
サイクルコンピューターなのでナビゲーション機能もついており、STRAVAやGarmin Connectのような他アプリからのデータインポートや、GPSのファイルからのルートインポートも可能です。
ちょっとユニークなのが目的地を指定してルートを自動設計する機能です。
カーナビなどにあるものと同じような機能なのですが、ルート設計は何かしら”自転車に向いている”と判断した道路を中心に組み立てられるため、往々にして妙に右左折の多いルートを提案されます。
ルートが複雑になりがちなので普段はこの機能をあまり使わないのですが、先日松本方面に出かけたときに初見のエリアをこの機能を使って走ると結構面白いということに気がつきました。
例えばJR田沢駅に近い田沢橋は、歩行者自転車用に指定されている旧橋の方を提案してきます。
こちらの道路は安曇野市高家付近ですが、特に幹線道路などではないものの、交通量が少なくて走りやすい道路です。
↑地図を見ただけではこの場所をルートに組み込もうとは思わなかったと思います。
自分でルート設計をすると知っている道中心にしてしまいがちですが、意外性目的でたまにはこういったおまかせルートでのサイクリングも面白いと思いました。
それにしても道路規格なのかポピュラリティなのか何を参考にしているのかは分かりませんが、ELEMNTのルート設計アルゴリズムには独特のものがあります。
輪行でサイクリングを行う場合、行きも帰りも輪行にする場合が多いのですが、珍しく行きは自走、帰りは輪行というパターンのサイクリングをしてみました。
片道輪行をあまりしない理由は、特に帰りを輪行で計画した際に輪行の道具を忘れると帰れなくなる可能性があるからです。もし自宅から100km自走してしまったら100km自走して戻ることになってしまいます。
幸い今のところそのような事態が起きたことはありませんが、私はおっちょこちょいなのでこの点自信がありません。
今回は出発時に入念に輪行道具を確認し、国道19号経由で松本、更に国道20号経由で上諏訪の駅まで走行してみました。
これは途中に通過した塩尻峠です。松本地域と諏訪地域の境目に当たる場所です。通るのは恐らく通算2回目で、前回は2017年4月でした。
輪行は少々手間ではありますが、ルート設計の自由度が全く変わってくるのでもうちょっと活用したいところです。また、気分や天候次第でゴールを自由に変更できるのも便利です。
松本盆地周辺や佐久平周辺がまだ今ひとつまだ土地勘がないので今後探検したいと思っています。