自転車」カテゴリーアーカイブ

埼玉県自転車ルート100#87の通行止め情報(181001)

今日埼玉県ホームページの自転車ルート100掲載ページを見ていたところ、87番の 榎峠、陣見山チャレンジルート が落石や倒木のために走行できない旨が掲載されていました。近々訪問しようと思っていたところですが、事前の情報提供があって助かりました。

87番のルートはそもそも”一般サイクリストは危険”という注釈のついているルートで、林道区間もあるという本格的な山道ルートです。今回はその林道区間で落石や倒木が確認されたようでした。

幸いルート100のページは今なおタイムリーに情報が更新されているので、状況が落ち着いたら訪問してみようと思います。

埼玉県自転車見どころスポットを巡るルート100#46

今回は46番の 和紙のさとを訪ねるルート を走ってみました。小川町から東秩父村にかけての短めのルートです。

国道254号(旧道)に面した道の駅おがわまちがスタート地点です。

張り子のような人形がありますが、これは小川町から東秩父村にかけて和紙の生産が盛んなことを表しているようです。この辺りで生産される和紙は細川紙というブランド品で、原材料であるコウゾの木がたくさんあるということから、1,000年以上の歴史がある産業になっているということです。

道の駅に併設して伝統工芸館があります。また、ルート全図も道の駅の敷地内にあります。

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運動量(METs)の早見表

1日自由に使えるのであれば極力自転車に乗りたいところなのですが、予定や天候の関係で自転車に乗るのを断念せざるを得ない場合があります。

一方で全く体を動かさないのもまずいので、何らかの身体活動をしたいところです。こういう時に参考にしているのが運動量(METs・メッツ)の早見表です。

METsとは

METsは様々な身体活動について、安静時の何倍の運動強度に相当するかを表す単位のことです。これを使うと運動の”キツさ”が簡単に比較できるようになっています。

メッツの単位は簡単なところでは以下の表が見やすいです。

身体活動・運動の単位

[出典:厚生労働省 標準的な健診・保健指導の在り方に関する検討会資料]

いろいろな運動にメッツが割り当てられていますが、その運動を1時間継続すると表に示された分の運動量になるそうです。例えば表では速歩は4メッツなので、30分速歩をした場合は2メッツ分が稼げることになります。

厚生労働省によると、15-64才の年齢層であれば週に23メッツ分の身体活動をするのが望ましいとされているそうです。

運動施策の推進

[厚生労働省Webサイト]

自転車とその他の身体活動のメッツ数

国立研究開発法人・医薬基盤・健康・栄養研究所から、米国の雑誌の論文を翻訳した”改訂版
『身体活動のメッツ(METs)表』”という資料がWeb上に公開されています。これにはさらに細かい身体活動の種別が載っています。

自転車だけでも十数種類に分類されていますが、中でも自転車で坂道を登るのは14メッツという非常に高い値が設定されています。25km前後のサイクリングでも10メッツあるので、自転車はかなり身体活動としては強度が高いようです。

代替になる運動で言えば、ランニングはペースにもよりけりですが最低6メッツからのスタートになっています。簡単にできて高強度な運動としては縄跳びが挙げられます。普通のペースでも11.8メッツあります。

 

こうして見てみると、自転車は運動強度が高い割には長時間続けやすいところが優れているように思います。丸一日自転車ツーリングをしたのと同じ運動量を稼ぐのは難しいように思いますが、こういった手法で定量的に運動量を把握したいところです。

埼玉県自転車見どころスポットを巡るルート100#61

今回は61番の 入間・米軍ハウスにふらっと行くコース を走ってみました。

ルート100の中でもかなり短い部類に属する全長4km程度のルートです。

まずルート名にもなっている米軍ハウスですが、これは現在の自衛隊入間基地が米軍基地だった時代に、基地周辺に整備された住宅群のことです。

米軍住宅の土地オーナーが独特の景観を残す目的でリノベーションや景観に合う住宅建設を続けてきた結果、日本のまちなかにアメリカンな雰囲気の一角が残されています。

まずは西武池袋線の稲荷山公園駅からスタートです。駅前に広場とトイレがあるので助かります。

自衛隊入間基地の外周をなぞるように走って行きます。自衛隊基地のほかに都市機構の住宅群があるので、道路はかなり広く整備されています。

途中で左折し、彩の森入間公園に向かいます。この時、フェンス越しではありますが入間基地の庭に静態保存されている戦闘機を見ることができます。F-86FやF-104が見られます。

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埼玉県自転車見どころスポットを巡るルート100#18

今回は18番の 新河岸川の自然歴史を訪ねるルート を走ってみました。かつて舟運で栄えたという新河岸川沿いを走るルートです。

まず前提として新河岸川の舟運について触れておかなければいけないのですが、かつて川越から江戸間での輸送手段として、今回出てくる新河岸川を利用した舟運が非常にメジャーな手段だったそうです。川沿いにはいくつもの河岸が整備され、河岸を中心に都市が発展していたそうです。

例えば、志木市役所は東武東上線の志木駅や国道254号からはずいぶん離れた新河岸川沿いにありますが、この立地も川沿いが都市の中心であったことの痕跡と言えると思います。

今回のルートではこの舟運遺構が出てくるというわけです。

スタート地点はおなじみの羽根倉橋の右岸側です。

国道463号の歩道を走り、下南畑交差点で国道254号バイパスに入ります。この道路は非常に車の流れが速く車道走行は厳しいですが、上下線とも広い歩道があります。歩行者と自転車が区画線で分離されているので、比較的走りやすい歩道だと思います。

途中のしののめの里交差点で右折すると難波田城公園があります。

このように堀の跡も残っている大きな城址公園です。資料館や復元された古民家もあります。

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本田航空飛行場の自動販売機が復活していた

荒川サイクリングロードの名所である本田航空飛行場には滑走路横に自販機があります。サイクリストの休憩スポットとして重宝されていたのですが、この夏に一度自販機が撤去されてしまいました。

久々に通りがかったところ、無事に全ての自販機が復活していました。

いつもの光景が復活です。自販機は元々あったものが再度設置されたようです。

水・スポーツドリンク→お茶→各種飲み物 の順に売り切れていくのがこの場所ならではといったところです。

右から二番目の大塚製薬の自販機は、商品ラインナップ含めてなかなかレアなものだと思います。

埼玉県自転車見どころスポットを巡るルート100#95

今回は95番の 長瀞羊山芝桜ルート を走ってみました。秩父地域のルートでは標準的なものの一つです。

ルートは西武秩父駅スタートになっています。輪行で秩父までやってくる想定だと思われます。このルートは秩父から寄居方面に向かって全体的には下り基調なので、行きに輪行で標高を稼ぐと帰りは下りが中心で楽しいと思います。もっとも、要所に登り区間は存在します。

まず芝桜で有名な羊山公園です。

毎年5月頃がシーズンで、そのときは周辺道路も大渋滞になるらしいのですが、9月にもなると閑散としていい雰囲気です。

ルート全図はここにあります。

国道140号に出て、一旦道の駅ちちぶに寄ります。もちろんここは秩父餅2個入りを買って道中の補給食にします。

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埼玉県自転車見どころスポットを巡るルート100#55

今回は55番の 三富の歴史を感じるルート を走ってみました。19番の拡張版のようなルートで、所沢周辺も走行エリアに入ってきます。

ルートはこのように複雑な形状ですが、県道126号と国道463号の交差点である松郷交差点からスタートすると、うまいこと一筆書きになります。国道463号沿いなので、スタート地点へのアクセスもしやすいです。

早速案内看板も出ています。T字矢印になっているのは結構レアだと思います。

ここからは国道463号で航空公園方面に向かいますが、国道463号はそれほど道が広くなく、また車の流れも速いです。幸い歩道は上下線とも十分に幅があるので、歩道走行がオススメです。

歩道走行をする際に注意したいのが木の根です。国道463号は美しいケヤキ並木の道なのですが、ケヤキの元気が良すぎて歩道の下にも根が張りだしています。結果、歩道に鋭い三角の段差ができている箇所があるので、避けられるようであれば段差を避けて通るのが良いと思います。下手に踏むとハンドルを取られるので要注意です。

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埼玉県自転車見どころスポットを巡るルート100#3

今回は3番の 埼玉農業の歴史を学ぶルート を走ってみました。川口市から行田市に至る、荒川と利根川を連絡する長いルートになっています。

荒川と新芝川が合流する芝川水門がスタート地点になります。ここからしばらくは芝川サイクリングロードを走っていきます。

途中にあるのが芝川マリーナです。荒川河口付近は普通に船の通行もある区間ですが、川沿いにマリーナがあるという風景はなかなかに新鮮なものです。

芝川サイクリングロードの路面状況はこんな感じです。左右に柵があるので安全なのですが、視覚的な圧迫感が結構あります。歩行者含めて通行量は多いので警戒しながら走った方が良いです。

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埼玉県自転車見どころスポットを巡るルート100#19

今回は19番の 三冨新田を中心とした歴史と自然景観を楽しむルート を走ってみました。東京から一番近い”町”とも言われる三芳町を中心とするルートです。

ルートは数字の9のような形状で、ほとんど環状ルートです。国道463号沿いの竹間沢東公園からスタートです。

国道463号からちょっと外れて竹間沢こぶしの里の横を通ります。入口が判然としなかったのですが写真のような里山公園のような雰囲気です。

崖を登ると三芳町歴史民俗資料館があります。

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