自転車」カテゴリーアーカイブ

埼玉県自転車見どころスポットを巡るルート100#78

今回は78番の 熊谷駅周辺ルート を走ってみました。熊谷市の中心部をまわる3kmの短いルートです。

まずはおなじみの星渓園からスタートです。熊谷の偉人である竹井澹如氏が造った庭園です。竹井澹如氏は県議会の政治家で、熊谷に県庁を誘致する活動などを行ったそうです。

熊谷が県庁所在地だったという話はあまり知られていないように思いますが、実は明治初期には”熊谷県”という県が存在していたそうです。行政範囲は現在の群馬県と埼玉県を合わせたほぼ全域という広大なものだったそうです。わずかに3年で廃止になってしまったのですが、当時からの熊谷の繁栄を感じさせるエピソードです。

星渓園近くの本石2丁目交差点で右折します。この交差点にかの有名な”八木橋”があります。八木橋は明治年間創業の地元の老舗デパートです。

店頭には巨大温度計が毎年設置され、猛暑が続くと八木橋の店頭がよくテレビに映ります。2017年度いっぱいで廃止になるとの発表がありましたが、廃止を惜しむ声が多く撤回されました。八木橋百貨店共々すっかり熊谷のシンボル的な存在になっています。

続きを読む

埼玉県自転車ルート100の情報更新

ここしばらく走っている埼玉県自転車見どころスポットを巡るルート100は、埼玉県のWebサイトによれば2011年度-2014年度の3カ年で整備されたものだそうです。

完了してから4年経過しているわけですが、埼玉県Webサイト内のルート100情報が載っているページは、定期的に情報が更新されているようです。

これは最近チェックしている秩父地域のルートを見ているときに気づいたものです。2018年8月22日現在でルート97番の見どころが災害により見られなくなっている旨が掲示されています。

ページの掲載日は2018年6月25日となっているので、恐らくタイムリーに情報を更新してくれているものと思います。

その他の地域についても2018年になってから何らかの更新がされているページが複数あるので、一通りの整備完了後も一定のメンテナンスはしてくれているように思えます。作りっぱなしになっていないところがとても良いと思います。

都市計画道路環状1号線(小川町)の供用開始区間

東松山から寄居方面に向かう際には国道254号バイパスが最もポピュラーな道路になると思いますが、もう一つ建設中の道路があります。都市計画道路環状1号線という名前で、県道11号と合わせて環状道路を構成する予定だそうです。

都市計画道路環状1号線

[埼玉県ホームページ]

ルートラボ上に想定される経路を落としてみました。

小川町区間が国道254号バイパスの裏道的に使え、高谷交差点から男衾駅付近まで抜けることができます。

小川町総合運動場付近で県道184号と交差しますが、この先はまだ用地収容までしか終わっていないようです。そのため、現状は国道254号バイパスの高谷交差点が入口のような形になっています。完成すればJA埼玉中央直売所の所に交差点ができあがるようです。

道路はこのような雰囲気で路面もピカピカです。適度にアップダウンもあって爽快に走れる道です。

寄居方面へはこのように延びています。水を入れるタイプのバリアで幅員が制限されており、物理的に大型車の通行が制限されています。道交法上の規制はかかっていないようですが、看板で大型車が通行できない旨が案内されています。

国道254号バイパスも上下線とも歩道があるので交通量の割に通行は楽な方なのですが、こちらの道路の方が走っていて楽しいので、高谷交差点からはこちらのルートを選択していることが多いです。

特にホンダ工場手前の金勝山トンネルは下り側にしか歩道がないので、寄居から東松山方面に戻る際には重宝するルートです。

埼玉県自転車見どころスポットを巡るルート100#99

今回は99番の ぐるっと長瀞周回ルート を走ってみました。埼玉県でもトップクラスの人気を誇る観光地の1つである長瀞が主役のルートです。

秩父鉄道の長瀞駅前からスタートです。長瀞駅前は観光駐車場になっています。観光駐車場が多いのは長瀞の中心部の特徴です。

ルート図はここにあります。

駅前の坂を登っていきます。この坂は宝登山神社の参道になっています。

途中左折すると新井家住宅があります。長瀞町の郷土資料館も併設されています。写真が撮れると良かったのですが、観覧料がかかるということなので正面入口のみです。

続きを読む

埼玉県自転車見どころスポットを巡るルート100#64

今回は64番の 「のぼうの城」の歴史と利根の自然を満喫するルート を走ってみました。忍城の水攻めを扱った映画「のぼうの城」で知られる行田市のルートですが、最近は「陸王」の舞台という方が知名度があるかもしれません。

行田は埼玉県の県名発祥の地と言われています。現在も”埼玉(読みは さきたま)”という地名が存在しており、本ルートのスタート地点も埼玉古墳群という名前です。写真は埼玉交差点です。住所は埼玉県行田市埼玉…になるので、文字にしてみると面白いです。

埼玉古墳群です。大小様々な古墳が密集しており、大きいものは写真のように山のようなスケールです。

小ぶりなものもあります。ルート全図はここにあります。

続きを読む

埼玉県自転車見どころスポットを巡るルート100#47

今回は47番の 3河川を巡るルート を走ってみました。荒川・市野川・入間川と3つの川沿いを走っていくルートになっています。

スタートはおなじみの入間大橋です。

荒川サイクリングロードを吉見方面に向かって走っていきます。

途中にある本田航空です。

サイクリングロードの雰囲気はこんな感じで、この辺りから徐々に交通量が減るので走りやすくなってきます。

続きを読む

日高市のラウンドアバウト

埼玉県の日高市にラウンドアバウトがありました。

地図を眺めていたらロータリー状の道路があったので、将来ラウンドアバウトになるかもしれないから今のうちに写真を残しておこうと思って訪れたところ、既にラウンドアバウトだったというわけです。

場所は川越線の武蔵高萩駅北西にある、日高団地の中です。住宅地の中にあるという点では聖蹟桜ヶ丘のものに近いように思います。国道407号の日高団地西交差点から向かうと分かりやすいです。

かなり半径が大きく、大型のラウンドアバウトです。飯田市のラウンドアバウトもこのくらいの規模だったように思います。”ラウンドアバウトになりました”というような案内はなかったので、設定されてから時間は経過しているものと思われます。

反対側です。

中央島は池のようになっているのですが、面白いのはここに盆踊り大会用と思われるやぐらが組まれていたことです。ラウンドアバウトは今までもいくつか見てきましたが、盆踊りに対応できるものは初めて見ました。

大型でそれほど交通量もないので、実際に通ってみても通行感が楽しいラウンドアバウトです。

狭山環状有料道路の軽車両用回数券

狭山環状有料道路はETCに対応していませんが、お得な通行手段として回数券の販売が行われています。この回数券にはちゃんと軽車両用もあります。

料金所横の事務所の方に軽車両用の回数券を1冊買いたい旨伝えると、料金所のブースから券を出してくれます。税込み200円で11枚つづりなので、1回分(20円)お得です。

軽車両の通行料は微々たるものですが、狭山環状有料道路の早期償還をお祈りしています。

鬼鎮神社

嵐山町にある鬼鎮神社(きぢんじんじゃ、と読むそうです)のご紹介です。

鬼鎮神社は武蔵嵐山駅の北東、東武東上線の線路と市野川の中間地点にあります。住宅地の中にあるので見つけるのはちょっと難しいです。

この神社が珍しいのは鬼がまつられているという点です。神社の由緒は諸説あるそうですが、畠山重忠が菅谷に館を構える際に、鬼門封じの意味合いで創建されたものと言われることが多いようです。

確かに菅谷館から見て北東方向に立地しています。鬼の力で厄を避けようというのは武士らしい発想と考えることもできそうです。

鬼がまつられているだけに特色があり、拝殿の横には金棒が何本か置いてあります。また、節分祭の時には「福は内、鬼は内、悪魔は外」というかけ声がかけられ、鬼に扮した人物も一緒になって参拝客と豆まきをするそうです。

鬼の御利益があるというところから、現在は勝負事に御利益のある神社として親しまれているようです。ルート100の45番のオプション立ち寄りスポットとしても良いと思います。

運動中に補給する水分の温度について

夏になると自転車に搭載しているボトルの飲み物がぬるま湯~お湯になってしまう問題がありますが、先日ご紹介した国立スポーツ科学センターの資料によると、運動中に補給する水分の温度は低い方が吸収が良いんだそうです。

自転車に搭載しているボトルの飲み物がぬるいと何とも言えない悲しい気持ちになりますが、気分だけの問題ではなく、科学的にもぬるいと運動パフォーマンスには悪影響ということらしいです。

大まかには

  • 可能な限り冷たい方が良い(アイススラリーなどのほぼシャーベット状態でも可)
  • 少量を頻繁に補給する

のが良いようです。

そんなわけで、酷暑期には写真のように普通のボトルの代わりにステンレスボトルを搭載してツーリングをしています。ボトルケージがミノウラのジュラケージなので、少々タイトですがケージの弾力で保持は問題ないです。

なんといってもステンレスボトルなので、自販機で買った飲み物はずっと冷たいままです。氷を入れておくと4-5時間は溶けずに残ります。

デメリットは飲み口が普通の水筒なことです。ボタンを押すとパカッと開くタイプなので走行中に飲むのは危険と判断し、飲む時は止まって飲んでいます。また、重量についても普通のボトル比では大分ハンデがあります。

デメリットもありますが、冷たい飲み物が常時飲めるというメリットは圧倒的です。ぬるい飲み物でお困りの方には是非ステンレスボトルを試してみて頂きたいです。