長野県」カテゴリーアーカイブ

白馬ジャンプ競技場

折しも北京で冬季オリンピックが開催中なので長野オリンピック関連施設を1つご紹介しようと思います。スキージャンプ競技の会場になった白馬ジャンプ競技場です。

JRの白馬駅からほぼ真西方向、八方尾根と呼ばれているエリアの一角にあります。現在でも年間を通してジャンプ競技の練習やスキーイベントに使用されているとのことです。

一般の観覧も可能で、入場料を支払うことで写真右奥に見えているタワーまでリフトで移動することができ、タワー内をエレベーターで上ることができるそうです。タワーからジャンプ台のスタート地点に移動して選手と同じ目線を体験することも可能だということです。

そもそもスキージャンプ競技場という存在がある程度希少ですが、この白馬ジャンプ競技場は国内のスキージャンプ競技場で唯一ラージヒルとノーマルヒルが併設された施設だということです。

割とアクセスは良い施設なので、白馬村周辺の観光の際はルートに組み込んでみると面白いと思います。遠くからジャンプ台を見るだけでもかなり迫力があって面白いです。

信州開田高原納豆

ご当地納豆をまた1つ見つけたので買ってみました。信州開田高原納豆という木曽方面の大豆を使用した納豆です。製造元は道祖神納豆でおなじみの村田商店です。

”シュウレイ”という品種の大豆が使われているということです。シュウレイについて調べてみたところ、主に富山県で栽培が盛んな品種であるということでした。長野県でも若干量生産されており、長野県産はパッケージの記載通り希少だと思われます。

特徴としては大粒であることとタンパク質含有量が高いことが挙げられるそうです。そのため、豆腐の原料としてよく使われるそうです。

確かに豆の1粒1粒は非常に大きいです。食べてみるとふっくらというよりは密度が高く、実が詰まっているという食感で食べ応えがあります。硬めの納豆が好きという方にオススメの銘柄です。

蔦屋本店 松代せんべい

長野市松代にある蔦屋本店の松代せんべいをご紹介します。

小麦粉で作られている甘いせんべいで、食感や味は八ツ橋(生ではない方の八ツ橋)に近く感じます。

特徴的なのは味付けで、表面に塗られているものによってしょうが・青のり・しそ・ごまの4種類があります。変わった味付けですがどれもせんべいの風味とうまくマッチしていておいしいです。私は特にしそ味がおいしいと思います。

軽くてかさばらず、入手性も良いのでお土産に向いていると思います。

花粉症の兆候

今日花粉症の特徴的な症状である、”連続するくしゃみ”が出ました。花粉症のくしゃみは1回しただけではくしゃみの出そうな感じが解消されず、複数回連続するのが特徴だと感じています。

長野県は全国的に見ても冷涼な地域なので、気象情報のWebサイトなどを見る限りは2月初旬は飛散開始前という判定になっています。まだまだ山も雪景色なので、まだとてもスギ花粉の飛散といった雰囲気は感じられません。

しかし昨年はどうだったかと思って過去のエントリを検索してみたところ2/1に花粉症の兆候に関して触れるエントリを書いていたので、長野県北部においては2月初旬が対策開始の目安なのかもしれません。体調には気をつけておきたいと思います。

大岡清流米

珍しい産地が特定されているお米を見つけたので買ってみました。長野市大岡で生産されている大岡清流米です。品種はコシヒカリです。

お米の袋としては珍しい真空パックになっています。

長野市大岡は長野市の南西部にあたり、聖山の北西側斜面の中山間地です。

こちらのお米は肥料は有機肥料、農薬の使用ゼロ、乾燥ははぜかけ(横に渡した柱に稲束をかけて自然乾燥させる方式)という手間暇のかかったお米です。

長野県原産地呼称管理制度に登録もなされており、登録情報によれば年間生産量は2トン程度というレアリティの高いお米です。

炊いてみるとこんな感じです。粒立ちが良く、硬さと粘りのバランスが優れているように感じました。

大岡は県道12号で聖山の周りをぐるっと走行する際によく通るエリアです。こういった地場産品をいただいた上で走ってみると、沿道風景もまた違った風に見えてくるのではないかと思っています。

キタコー 長野県産大豆100%厚揚げ

長野市松代のキタコー製豆腐製品を新しく発見したので買ってみました。今回は厚揚げです。キタコーの他製品同様に原料は長野県産大豆100%ということです。

厚揚げの揚げてある層が厚めで、切ってみると少々硬めに感じます。表面が硬いので崩れにくく、煮物や汁物に入れても形を維持しやすいところが使いやすいと思います。

オーソドックスにタマネギと一緒に味噌汁にしてみました。

表面をグリルなどでカリッと焼いてシンプルにしょうゆと薬味だけでいただく、なんていう食べ方も良さそうです。

テスコム TU20

昨年15年近く使っていたドライヤーが故障してしまったので、新しいものを買いました。長野県にはテスコムというドライヤーに実績のあるメーカーの工場があるので、せっかくなのでテスコム製を選択しました。

工場は松本市にあり、松本駅前にもこんな感じで看板が出ています。

買ったのはTU20というローエンドの製品です。販売価格1,000円前後と非常に安価な製品です。

ローエンド製品ということでモードも冷風と熱風のみという割り切りの良さです。しかしながら風量は十分で、実用上は全く問題ありません。

デザインもうるさくなく、優秀な製品だと思います。テスコムはサロン向けの業務用製品で実績があるそうなのですが、こういった一般消費者向けのローエンド製品にも手を抜いていないことが感じられます。

現在はこの製品は生産完了しており、後継のTD30-Wという型が販売されているようですが仕様はほぼ同じだと思います。シンプルなドライヤーが欲しい方にオススメです。

信州の鉄道物語(上)消え去った鉄道編

面白そうな長野県の鉄道の本を見つけたので購入してみました。タイトルの通り長野県内の鉄道各路線の歴史に関する本で、上巻は廃線・未成線を扱っています。発行元は県内最大手紙としておなじみの信濃毎日新聞社です。

以前自転車で路線跡を追ってみた布引電気鉄道のような一般的な鉄道から、木曽の森林鉄道や碓氷峠の馬車鉄道などにも触れられており、一冊でまんべんなく県内の廃線・未成線を知ることができます。

発行元が新聞社だけあって、鉄道に関する出来事については当時の新聞記事の引用も掲載されており、興味を引きます。

ちなみにこの本が刊行されたのは1987年で、2014年にリニューアルして復刊されたのが今回入手したバージョンです。表記については原則1987年版のままで、その後の情勢変化があったものについては注釈が入っているというスタイルを取っているので、1987年当時の事情が読み取れるという点についても面白いです。

下巻は未入手ですが、現在も運行されている路線の1987年当時の事情などが掲載されているのは間違いないと思うので、こちらも面白そうだと思います。

丸正醸造 信濃むらさき 化学調味料無添加しょうゆ

しょうゆが切れたので地元メーカーの製品を買ってきました。

しょうゆ・味噌はもとよりタレやドレッシング系の製品も多く製造する松本の丸正醸造さんのしょうゆです。

こちらの製品は原料に長野県産小麦を使用し、大豆・小麦・食塩という原料のみで作ってあるしょうゆです。無添加ゆえに開栓後は冷蔵するか、20℃以下の場所で保管することが必要だそうです。

いわゆる濃い口しょうゆで、割とどんな場面でも使える万能しょうゆだと思います。年越しのぶり大根もこれで味付けしましたが、イメージ通りの味付けができました。

おせち料理をいつから食べるか

しばらく長野県で暮らす中で、長野県固有(?)の年末年始の風習として、以下の2つがあることが分かっているところです。

  • 大晦日と元旦にそれぞれ神社やお寺にお参りする”2年参り”
  • 大晦日の晩に食べる”年取り魚”

最近何となくこれも長野特有なのではないかと思っていることに、おせち料理を食べ始めるタイミングがあります。

一般的には元旦の朝または昼あたりからおせち料理が食卓に上る場合が多いと思うのですが、長野県においては大晦日の晩からおせち料理を食べ始めることが結構多いようです。

上に挙げた2点との共通点として、元旦よりは大晦日が重視されている傾向が挙げられそうです。”なぜ長野県は大晦日重視なのか”という部分は引き続き謎として残りますが、何か由来のありそうな特徴だと思います。