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結局クリーンインストール

Radeon Software Adrenalin 2020 Edition 20.7.1をインストールしようとするとPCが無限再起動に陥る問題が発生していたので、その後も検証を続けていました。

2つ以上前の復元ポイントへの復元を行った後に

  • AMD uninstall toolによるドライバのクリーンインストール
  • sfc /scannowとDISM /Online /Cleanup-image /Restorehealthの両コマンド実行によるシステムファイルの修復

を組み合わせて実行していたのですが状況が特に変わらなかったので、この際OSごとクリーンインストールしてしまうことにしました。

クリーンインストールついでにWindows10のビルドを2004に上げようかとも思いましたが、クリーンインストール前の時点でシステムの更新から2004へのアップデートはできなかったので、今回はパスすることにしました。

原因を特定できなかったので少々悔しいですが、環境自体はリフレッシュできたので良しとしたいと思います。

Radeon Softwareのインストール失敗(エラー1603)

Radeon Software Adrenalin 2020 Edition 20.7.1がリリースされているので、インストールして変更点をチェックしようと考えていました。

インストールしてみたところ、”Error 1603 – Radeon Software Installation Has Encountered a General Error and Cannot Proceed”というエラーに遭遇しました。

Error 1603 – Radeon Software Installation Has Encountered a General Error and Cannot Proceed

[amd.com]

詳しい情報を見てみると、”ドライバの競合が原因で表示されることがある”という記載があるので、ドライバを一旦アンインストール後に新しいドライバをインストールしてみることにしました。

ドライバのアンインストールの際には再起動が必要になるのですが、再起動後にWindowsが起動しなくなってしまいました。”PCが正常に起動しませんでした”の画面で改めて再起動を選択しても同様で、いわゆる無限再起動の状態になってしまいました。

仕方ないので修復オプションの中から復元ポイントによる復元を選択し、ドライバに手を加える前の状態までロールバックすることでとりあえずWindowsは起動するようになりました。

1回エラーが発生したのが良くなかったのかもしれませんが、無限再起動の状態になってしまった原因は良く分かりません。最悪クリーンインストールもあり得る状況なのでドライバ周りはしばらく様子見にする可能性もありそうです。

Ryzen3000XTシリーズが登場

第3世代Ryzen3000シリーズの高クロック版であるXTシリーズが登場するそうです。

AMD、Ryzen 9 3900XTなどを7月18日に国内販売

[PC Watch]

既に販売されているRyzen3000シリーズのマイナーチェンジ版ということで、最高クロックがそれぞれ向上しています。

性能向上幅は劇的ではないですが、既存のRyzen3000シリーズと価格が変わらないというのがポイントです。

発売当初はX570チップセットのみでのサポートになるようですが、追って他のチップセットでもサポートしていくそうです。先頃リリースされたB550チップセットでも動作する予定とのことです。

我が家のCPUとマザーボードは2015年からそのままで、第1世代RyzenとX370チップセットの組み合わせです。そろそろアップデートを考えたいところなので、このシリーズはちょっと注目しています。

Radeon Software Adrenalin 2020 Edition 20.5.1がリリース

Windows10のMay 2020 Updateの一般公開に伴い、Radeon Softwareも更新されました。

Radeon Software Adrenalin 2020 Edition 20.5.1 Release Notes

[amd.com]

May 2020 Updateへの対応が最大のトピックスですが、既知の不具合についても修正が加わっています。May 2020 Updateにすぐアップデートしない場合でも、必要に応じてインストールしても良いように思います。

Ryzen3 3100&3300Xが登場

第3世代Ryzenのエントリーレンジ製品となるRyzen3 3100&3300Xがこの5月中にも発売されるそうです。

実売1万5千円でCore i7と肩を並べるAMD「Ryzen 3 3300X」

[PC Watch]

Ryzen3 3100と3300XはそれぞれZen2アーキテクチャが採用されており、それぞれベース3.6GHz(ブースト3.9GHz)・3.8GHz(ブースト4.3GHz)で動作するとのことです。4コア8スレッド、TDP65Wというスペックは共通です。

スペックは似ている部分もありますが内部構造には違いがあるそうで、3300Xの方がパフォーマンスには優れているとのことです。

3300Xは4コア8スレッドというマルチスレッド性能ではあるものの、Zen2アーキテクチャと高めに設定されたクロックから来るシングルスレッド性能は注目に値するものだと思います。この内容で出始めの価格が1万円台になることが予想されているというのは驚きです。

エントリーレンジ製品とはいいながらPCI Express4.0など最新のI/Oにも対応していますし、極端なマルチスレッドタスク以外なら大体何でもこなせそうなスペックにまとまっている印象です。定番製品化しそうな期待の持てる製品だと思います。

Radeon Software Adrenalin 2020 Edition 20.4.2がリリース

4/23付けで20.4.2がリリースになりました。

Radeon ソフトウェアAdrenalin 2020 Edition 20.4.2リリースノート

[amd.com]

今回のバージョンではGears TacticsとPredator: Hunting Groundsの2タイトルを新たにサポートしているとのことです。

不具合修正はRadeon RX Vegaシリーズを使用する環境で発生するものが目立ちます。Folding@Homeの計算中にハングする問題などは昨今のFolding@Homeによる対COVID-19の活動を受けて修正されたものではないかと思います。

その他、EdgeでNetflixを見ている際にシステムがクラッシュする問題の修正など、ゲーム以外の不具合修正もいくつか盛り込まれているようです。

Radeon Software Adrenalin 2020 Edition 20.4.1がリリース

4/2付けで20.4.1がリリースになりました。

Radeon ソフトウェアAdrenalin 2020 Edition 20.4.1リリースノート

[amd.com]

発売されたばかりのバイオハザードRE:3のサポートがメインのリリースと思われます。

問題の修正も含まれている一方で、既知の不具合には

  • 特定の環境でEnhanced Syncをオンにすると画面がブラックアウトする問題
  • EdgeでNetflixを再生するとシステムがクラッシュすることがある問題

等、気になるものもいくつか含まれています。

Radeon Software Adrenalin 2020 Edition 20.3.1がリリース

3/19付けで20.3.1がリリースされています。

Radeon Software Adrenalin 2020 Edition 20.3.1 Release Notes

[amd.com]

今回のバージョンでは DOOM:Eternalや Half-Life:Alyxなど個別のゲームタイトルのサポートの他、多数の不具合修正が含まれています。

不具合修正を見ていくと

  • Radeon ReLiveでキャプチャ中に画面や音が途切れる問題の修正
  • Radeon ReLiveで録画中にWebカメラの画面が消失する問題の修正
  • Radeon ReLiveのシーンエディタでシーンにカスタム名を付けた際にホットキーが動作しない問題の修正

等々、個別のゲームタイトルに絡まない修正はRadeon ReLive周りが目立つような印象です。

Radeon Software Adrenalin 2020 Edition 20.2.2がリリース

2/28付けで20.2.2がリリースされています。

Radeon Software Adrenalin 2020 Edition 20.2.2 Release Notes

[amd.com]

リリースノートを見ると今回のバージョンでは大量の不具合修正が行われていることが分かります。Optionalのドライバアップデートは新しいゲームタイトルへの対応や新しいGPUへの対応がメインになっていることが多いですが、今回は不具合修正重視のリリースのようです。

見ていくとRX5700を始め、RX5000シリーズに絡む修正が多く見られます。

個別のゲームタイトルに対する不具合修正も多く、例えばMHW:IBがキャラクターメイキング中にクラッシュする問題の修正が含まれています。

変わった不具合修正では、Radeon Softwareのゲームタブにゲームでない生産系のアプリケーションがリストアップされる問題が修正されています。これはフルスクリーンで動作する等の理由でゲームと誤認されていたのでしょうか。

オプショナルのリリースではあるものの、多数の不具合修正が含まれているのでGPU周りの不具合を疑っている方は試す価値ありだと思います。

Radeon Software Adrenalin 2020 Edition 20.2.1がリリース

2/3付けで20.2.1がリリースされています。

Radeon Software Adrenalin 2020 Edition 20.2.1 Release Notes

[amd.com]

今バージョンでは Zombie Army 4: Dead Warが新たにサポートされたほか、複数の修正も加わっています。

具体的には、Radeon ReLiveで録画を行った際にメモリが過剰に消費される問題や、 Radeon SoftwareのCompatibilityタブでスクロールバーが消失する問題などです。

Optionalのドライバ更新は新しいGPUの対応や新しいゲームタイトルのサポートが中心になっていますが、このように一般的な不具合の修正も入ることが多いです。GPU周りで何らかの不具合を抱えている場合は、試しに入れてみる価値があると思います。