11/8付けで18.11.1がリリースになっています。ほぼ月刊のような感じになってきていますが、毎年年末はゲームのリリースが多いので、新作への最適化のためにリリース量が増える傾向があるように思います。
Radeon Software Adrenalin Edition 18.11.1 Release Notes
[AMD.com]
今回のバージョンではBattlefield V アーリーアクセス版とHitman2でパフォーマンスアップが見込めるそうです。
11/8付けで18.11.1がリリースになっています。ほぼ月刊のような感じになってきていますが、毎年年末はゲームのリリースが多いので、新作への最適化のためにリリース量が増える傾向があるように思います。
[AMD.com]
今回のバージョンではBattlefield V アーリーアクセス版とHitman2でパフォーマンスアップが見込めるそうです。
先日行われたAMDの技術発表会で、7nmプロセスルールを採用するデータセンター用CPUである”Rome”が発表されたそうです。史上初の7nmプロセスルールで生産されたデータセンター用CPUとうたわれています。
[PC Watch]
発表されたCPUは完全にデータセンター用なので、一消費者としては縁のないものなのですが、7nmプロセスルールで生産されたZen2コアが大きな問題もなく量産されそうという点は興味深いです。最近はプロセスルールの微細化もいよいよ高難易度に達しているものと思われるのですが、今回のイベントでのデモも実際のCPUで行われたそうですから、生産ラインの立ち上げについては問題なさそうに見えます。
イベントの詳細はYoutubeで見ることができます。ちょうど30分前後からが7nmプロセスとZen2コアの話になるので、そこだけ見ても結構面白いです。
7nmプロセスにより密度はざっくり2倍に達し、同じパフォーマンスであれば1/2の電力で発揮できるそうです。初代Zenコアでも相当の進化だと思いましたが、それを大きく上回る性能になっているようです。
動画中でリサ・スーCEOは何度も”Momentum”という単語を使っていましたが、確かに”今の勢い”と新製品投入による”新たな勢い”を感じる発表だったように思います。これらのテクノロジーがコンシューマラインに落ちてくるまでにはもうちょっと時間がかかると思いますが、これについては楽しみに待っていようと思います。
第二世代Ryzen Threadripperのうち、24コア48スレッドの2970WX、12コアの2920Xが発売になりました。いつものPC Watchさんに記事が載っています。
[PC Watch]
発売のタイミングで、Ryzen Threadripperの”WX”が付く上位モデルにはDynamic Local Modeという動作モードが設定可能になりました。これはCPUがこなすタスクの内、メモリアクセスが多いものをメモリコントローラに直結しているスレッドに優先的に振り分けるモードだそうです。
Ryzen Threadripperはコア数が多い分ダイの数も多く、全体の半分はメモリコントローラと直結していません。そのため、”そこまでスレッド数は必要ないがメモリアクセスは高速であって欲しいタスク”にはこのモードが効くそうです。
代表的なタスクとしてはやはりゲームが挙げられると思います。記事中のベンチマーク結果にもそれは現れており、Dynamic Local Mode有効の方がゲームには有利に働くようです。
アプリケーションとの組み合わせ次第な所もありますし、このモードにより劇的にWXが付く上位モデルが扱いやすくなるわけではないのですが、ソフトウェア的な方面からのアプローチは面白いと思います。
10/11付けで18.10.1がリリースになっています。
[AMD.com]
今回のリリースはWindows10 October 2018 Updateに対応したものになっています。肝心のOctober 2018 Updateが一時公開停止になってしまっていますが、私のように公開直後に早速アップデートしてしまった場合はこのドライバを入れておいた方が良さそうです。
RX Vega 64でCall of Duty: Black Ops 4を動かした場合にパフォーマンスが向上する修正も含まれています。
毎度のPC Watchさんに格安CPUであるAthlon 200GEのベンチマーク記事が載っていました。低価格帯の製品の性能に関する記事は珍しいように思います。
[PC Watch]
性能の方を見ると、やはりGPU性能は3Dゲームを動かすには厳しいようです。反面CPU部分はZenコアらしく素性良くまとまっており、日常的なオフィスワークなどであれば性能を十分に発揮してくれそうです。
特に驚いたのがKaveri世代のA10-7850Kと比較して、性能が3割ほど上回っているという点です。Kaveri世代は2014年リリースの製品群なので、それなりの年月は経っているものの、TDPが約1/3に削減されながら性能が3割増しになったというのは驚くべき進歩です。
Zenコア採用製品の登場以来、超ハイエンドラインにThreadripperが投入される等、ここ最近AMDが不得意と思われていた分野にもフィットする製品がリリースされ始めています。今回低価格・省電力なラインにも有力な選択肢が登場したように思えます。
9/19付けで18.9.2がリリースになりました。
[amd.com]
今回の更新では、
の4タイトルについて、Radeon RX Vega搭載のマシンで高解像度設定時のパフォーマンスが大幅に向上したそうです。ほぼ毎回のリリースノートに”RX Vegaシリーズ搭載マシンでのパフォーマンス向上”というトピックが載っているので、RX Vegaシリーズはまだまだドライバの最適化余地が有りそうに思えます。
Zenアーキテクチャ採用のAthlonが登場したそうです。米国での予価は55ドルというお買い得な製品になっています。
[PC Watch]
ポイントは安価かつGPUを統合したAPUになっているところではないかと思います。
今回のZenコア採用Athlonが出るまではBristol RidgeのAPUが最新の製品でしたが、CPUがExcavator、GPUがRadeon R7系とやはり一世代古い感は否めませんでした。
それが今回Zen + Radeon Vega3となったので、アーキテクチャ的にはかなりのリフレッシュとなっています。
部品点数も少なく済むので、今回の新Athlonの登場はミニマル自作派の方には朗報だと思います。
ソケットもAM4なので、マザー次第ではありますが、最小構成で組んでアップグレードしていくのも楽しそうです。
18.8.2がリリースされました。
新たにStrange BrigadeとF1 2018がサポートされています。
このうち、Strange BrigadeはRadeon VegaまたはRX580を搭載した環境で高解像度で動作させた場合、18.8.1比で最大5%近い性能向上が望めるそうです。
この他、Far Cry 5のトラブル解消などが含まれています。
32コア/64スレッドという驚異的なスペックの2990WXを含む、第2世代Ryzen Threadripperが発売されました。PC Watchさんに記事が載っていました。
[PC Watch]
CINEBENCH R15の結果などを見るとスペックに違わぬ高スコアを出していますが、興味深いのはTMPGEncの結果が振るっていないことです。
CPUにしてもGPUにしても、新アーキテクチャ登場直後は特定のワークロードで十分な実力を発揮できないことがありますが、2990WXはかつてないスペックのCPUなのでこういうことも有りそうに思えます。
2900WXはまさに特殊用途向けという印象で一般ユーザには縁がなさそうですが、TDP180Wの2950Xと2920XはウルトラハイエンドCPUとしてはいい位置に納まりそうに思えます。もちろん高額ではあるのですが、スペックを考慮すればお買い得と言っても過言ではない製品ラインになりそうです。
8/6付けで18.8.1がリリースされています。
[AMD.com]
今回のトピックとしてはモンハンワールドのパフォーマンス向上が挙げられます。RX580かRadeon Vega 64で5%前後のパフォーマンス向上が望めるそうです。
その他、Win7でフォートナイトを動作させた場合にクラッシュする問題など、特定の環境下で発生する問題も何点か修正されています。