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Radeon Software17.11.1

11/2付けで17.11.1がリリースとなっています。かなり頻繁なリリースですがその中でバージョンが17.11番台に入りました。

Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.11.1 Release Notes

[AMD.com]

主要トピックとしてCall of Duty: WWIIをRX Vega64で動作させた際のパフォーマンスが向上している点が挙げられています。解像度2560×1440で5%以上の改善が認められるそうです。

その他、RX Vega56がXConnectに対応したそうです。XConnectというのはあまり聞かない単語ですが、外付けVGAボックスにより単体VGAの能力をノートPCなどで利用する技術のことです。Razerなどが対応するボックスを販売しています。

ホリデーシーズンのゲームリリースもあるのでまだまだドライバの更新は続きそうです。

Radeon Software17.10.3

17.10.2がリリースされて間もないですが、17.10.3がリリースとなりました。

Radeon™ Software Crimson ReLive Edition 17.10.3 Release Notes

[AMD.com]

これだけ間隔が詰まっていることから分かる通り、不具合の緊急修正のためのアップデートとなっています。

Wolfenstein II及びDestiny 2をRadeon RX Vega環境でプレイした場合に、ランダムでクラッシュまたはハングする問題の修正とのことです。

当てはまる方には必須のアップデートですが、当てはまらない方は様子見でも良いように思います。

次期モバイル版APUはZenとVegaの組み合わせで登場

次期モバイル版APUの情報がPC Watchさんに載っていました。

後藤弘茂のWeekly海外ニュース

ZEN+Vegaとなった「Ryzen Mobile」ファミリの詳細

[PC Watch]

次期APUについてはCPU部は当然Zenコアだろうと思っていましたが、GPU部がVegaだったのは意外でした。いずれもコアごとには実績のある製品の組み合わせで、性能面ではかなり期待できそうです。

動作クロックやコア数の構成も記事内で明らかになっています。モバイル向けはRyzen7、Ryzen5とも4コア8スレッド構成になっているようです。

少しアップデートされている部分として、Precision Boost2が紹介されています。Precision BoostはRyzenに実装されているSenseMIテクノロジの一部で、ワークロードに応じてコアクロックを細かくブーストする機能でした。

今回のPrecision Boost2ではブーストするコア数制限が3コア以上でも機能するようになっており、ワークロードに応じてコア数とクロックが適切に設定されるようになっています。

デスクトップ版のAPUを楽しみにしているのですが、記事冒頭のロードマップを見る限りZenコアのAPUはモバイル向けのようです。モバイル向けを利用したベアボーンなんかが出てくると、自作趣味のユーザとしては楽しめそうな感じです。

Radeon Software17.10.2

23日付で17.10.2がリリースとなっています。17.10.2はWin10 FCU対応版をうたっているバージョンとなっています。

Radeon™ Software Crimson ReLive Edition 17.10.2 Release Notes

[AMD.com]

Win10 FCUのサポート版とは言うものの、「詳しくはこちら」のリンクはMicrosoftのWindows紹介のリンクとなっており、具体的にドライバがどのようにFCU対応したのかはリリースノートからは読み取れません。

その他、フルHD以上の解像度で一部ゲームタイトルのパフォーマンスがかなり向上するようです。

どのような最適化が図られたかは不明ながら、Win10 FCUを導入したユーザはアップデートしておくと良さそうです。

Radeon Software17.10.1

リリース日は10/10だったのですが、今更気づいたのでアップデートしました。

Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.10.1 Release Notes

[AMD.com]

今回の目玉はEvil Within 2とMiddle Earth: Shadow of WarにRadeon Chillのプロファイルが設定されたことです。

Radeon Chillはゲーム画面の状況に応じてGPUの負荷を軽減し、節電&静音を実現する機能です。当初は対応タイトルが20タイトル前後でしたが、現在はその数40位にはなっているようです。

Radeon Software17.9.3がリリース

10/04付けで17.9.3がリリースになっています。

Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.9.3 Release Notes

[AMD.com]

今回の更新ではTotal War: WARHAMMER IIへのRadeon Chillプロファイル追加や、Forza Motorsport 7のサポートが盛り込まれています。

いずれも直近のリリースタイトルなので、当該タイトルを遊ぶ方はアップデートする価値があると思います。やはりリリース直後のタイトルはドライバとの組み合わせ次第で深刻な不具合やパフォーマンス低下が起きる場合があるので、リリース直後のドライバ更新は頻繁にチェックしておいた方が良いように思います。

Radeon Software17.9.2がリリース

9/21付けで17.9.2がリリースになっています。

今回のバージョンでRadeon RX VegaがマルチGPUをサポートするようになりました。

また、Project CARS 2がマルチGPU対応になっています。

Radeon-Software-Crimson-ReLive-Edition-17.9.2-Release-Notes

[AMD.com]

修正された問題としてはHearts of Iron IVがキャンペーンモード開始時にハングする問題と、Radeon Softwareインストール時に”1603”というコードのエラーが出る問題があります。

この1603エラーはRadeon Softwareのインストールに影響しないそうです。エラー表示自体が誤りなのか、またはユーザに影響のない内部的なエラーを誤って出力してしまっていたというところではないかと思います。

X370-PROのBIOSアップデートとAGESA

9/14付けでまたしてもX370-PROのBIOSがアップデートされていました。今回のバージョンは0902となっています。

内容としてはAGESAの1.0.0.6bへのアップデートということなのですが、このAGESAというのが何なのかよく分からなかったのでAMDのブログエントリで勉強してみることにしました。

Community Update #4: Let’s Talk DRAM!

[AMD Gaming blog]

エントリはマザーボードで設定できるDRAMのパラメータについての説明なのですが、エントリ冒頭にAGESAの説明があります。

AGESAはAM4マザーボードが使用するBIOSの中心(nucleus)となるものなんだそうです。1.0.0.6は5月からベータテストを開始しており、各ベンダはDDR4-2667以上のメモリの安定動作を目指して新しいAGESAを使ってBIOSをビルドしているそうです。

X370-PROについて言えば6/26リリースの0805で1.0.0.6aになり、この9月で1.0.0.6bになったわけですからBIOSのリリース時に毎回更新されるものではないようです。メモリの動作に影響があるそうなので、もしかすると我が家のメモリももうちょっと高クロック動作をするかもしれません。

過度な期待は禁物ですが、また設定詰めをやってみようかなという気になってきています。

PRIME X370-PROのBIOS

Ryzen機に採用したASUSのPRIME X370-PROですが、まだ結構な勢いでBIOSがリリースされ続けています。

Ryzenは新しいアーキテクチャのCPUなので、CPUとマザーのデビュー直後は頻繁にBIOSがリリースされていたようです。

発売直後の製品についてドライバやファームウェアのリリースが多い、というのはPCパーツでは良くあることなので、今回のRyzen機もその辺を踏まえて発売から多少時間が経過してから組み立てました。

しかし、今のところなおも月1個-2個のピッチでBIOSが更新され続けています。直近では9/8に0812がリリースされました。その1つ前は8/18リリースの0810です。

アップデートによって動作が安定する、性能が向上するというのは楽しみでもあるのですが、当初考えていた”落ち着いてから購入してメンテナンスに手間をかけない”という目論見は見事に外れている格好です。

Radeon Software17.9.1がリリース

9/7付けで17.9.1がリリースになっています。

リリースノートを見るとバグフィックスが中心で、パフォーマンスに関するチューニングは特に明記されていません。

Radeon-Software-Crimson-ReLive-Edition-17.9.1-Release-Notes

[AMD.com]

やはりRXシリーズ向けの修正が冒頭に来ていますが、GCNシリーズで広汎に発生する問題の修正や、Microsoft Officeで描画が崩れる問題の修正なども含まれています。