Radeon-Software-Crimson-ReLive-Edition-17.5.2-Release-Notes
[AMD.com]
大きなトピックとして、RX580 8GBを使用した際のPreyのパフォーマンスが4.5%向上したことが挙げられています。
修正された問題の中には、RX550使用時にスリープやハイバネートに入ろうとするとハングアップする問題が挙げられています。どのくらいの頻度で発生していた問題なのか分かりませんが、発生していたら結構困る問題だったのではないでしょうか。
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大きなトピックとして、RX580 8GBを使用した際のPreyのパフォーマンスが4.5%向上したことが挙げられています。
修正された問題の中には、RX550使用時にスリープやハイバネートに入ろうとするとハングアップする問題が挙げられています。どのくらいの頻度で発生していた問題なのか分かりませんが、発生していたら結構困る問題だったのではないでしょうか。
最近はあまりバックアップの手段にNASを検討していないので、NAS関連にはそれほど関心がないのですが、今回QNAPが発表したRyzen搭載のNASというのはかなり興味深い製品でした。
[PC Watch]
なんと最上位グレードはRyzen7 1700が搭載されているというNASです。NASなのでストレージの拡張性はもちろん非常に高いのですが、PCIexスロットや大容量電源を搭載しているので、ちょっとしたVGAなら増設できてしまいます。
もちろんNASなのでOSはQNAPのNAS用OSが入っていますが、別途WindowsのライセンスなりLinuxのディストリビューションなどを用意すれば、仮想マシンとして使い慣れたOSを使うこともできます。
しかも、仮想マシン管理ツールのVirtualization StationがGPUパススルーに対応しているため、条件さえ揃えば仮想マシンから直接VGAのリソースを使用することもできるそうです。
もちろん普通に自作機を1台組んだ方が安価で何かと簡単なのは間違いないと思いますが、ストレージやメモリの拡張性の高さ、やろうとすればNASで全部できてしまう、というのは非常に面白いです。
既に発表済みの情報のおさらいというところではありますが、それぞれ現物のお披露目があったようです。
[PC Watch]
Ryzen Threadripperは16コア32スレッドという超ハイエンド製品です。専用のソケットを使用するため、マザーボードも専用品になります。CPU本体の写真が出ていますが、そもそものサイズが大きくて迫力があります。家庭用としては用途がないくらいのハイスペックなマシンが作れるものと思われます。どのくらいの価格帯での投入になるかが注目でしょう。
一方のRyzen Mobileの方は試作品の2in1PCが登場しています。既報の通りRyzen MobileはKaby Lake比で性能1.5倍、電力消費は半分をうたっています。当初発表時はさすがに盛り過ぎた数字なのではないかと思いましたが、デスクトップ版Ryzenを見る限り、本当にそのくらいの性能は実現してきそうに思います。1世代で大ざっぱに言って電力効率3倍になるわけですから、デスクトップ版Ryzen同様大手メーカーのモバイル機への採用も期待したいところです。
個人的には、Ryzen Mobile採用の超スリムタワーやNUC的な小型パソコンなどが出てくると面白いと思っているので、Ryzen Mobileには注目しています。
台湾で恒例のCOMPUTEXが開催中ですが、AMD関連の話題の中でも気になったのは、DELLがいち早くInspironブランドでRyzen採用機を投入してきたことです。
[PC Watch]
DELLはhpほどではないにしても、比較的AMD製品の採用が多いメーカーだったように思いますが、ここ数年はさすがにAMDプラットフォームの製品は少なかったように思います。
そんな中で、Inspironという看板ブランドのゲーミングを意識した製品にRyzenが採用されるとは驚きです。Ryzen7 1700XとRadeon RX500シリーズと4KUHD液晶の組み合わせで11~12万円ほどの価格帯ということですから、値ごろ感もあるのではないかと思います。
まずスペック対価格が気になってしまいますが、液晶一体型であるというのも見逃せない点です。かつてのFXシリーズなどに比べれば発熱は小さくなっていますが、ディスクリートGPUとともにオールインワンの筐体に入れてきたというのも驚きです。
投資家向け説明会でロードマップの更改があったそうです。
[PC watch]
一般消費者向け製品の情報としては、
がありました。16コアCPUというのもすごい話ですが、注目しているのはAPU製品です。今回はCPUとGPUのアーキテクチャがそれぞれ変わるので、なかなか面白い製品になるのではないかと思っています。
VEGAアーキテクチャについてはまずはプロ向けからですが、初の採用製品であるRadeon Vega Frontier Editionの発表もあわせてされています。
[AMD.com]
目玉となるトピックスとしては、RX580 8GB使用時に Preyのパフォーマンスが4.7%向上したことが挙げられています。ドライバの最適化でパフォーマンスが良くなるというのは珍しいことではないですが、5%近い上がり幅は珍しいように思います。
その他の修正点としては、Radeon Softwareの自動アップデートが失敗する問題の対策がなされているそうです。この自動アップデートの失敗は我が家でも起きていた現象で、ここ最近は通知を受け取ったら手動でアップデートをかけていました。これは次回のアップデートが来ないと修正が効いたかどうか分かりませんが、直っているならありがたい部分です。
RX400シリーズ登場からちょうど1年くらいかと思いますが、マイナーチェンジ版のRX500シリーズが登場するそうです。
[PC Watch]
基本的にはクロック向上版のRX400シリーズなのですが、エントリー向けのRX560はちょっと先代と違う点があります。先代のRX460はコンピュートユニットが14基に設定されており、2基分無効にされた状態の製品でした。今回のRX560は16基になっており、単純なマイナーチェンジに留まらないパワーアップになっています。
既にRX400世代を持っていれば買い換えるメリットはあまりないですが、私のようにR7シリーズなどをまだ使っているのであれば買い換えの価値はありそうです。我が家の270Xと比較すると、設定価格10,000円ちょっとになると思われるRX560でもいい勝負になるものと思われます。発売時の価格帯が同じだったRX580になると大ざっぱにベンチマークのスコアは倍になります。水冷化してしまっているのでちょっと二の足を踏みますが、「30,000円弱で性能2倍」と聞くと買い換えたくなってしまいます。
4/11付けで17.4.2が登場しました。日付で分かる通り、このバージョンはWindows10のCreator’s Updateに対応したものです。
[AMD.com]
Windows関連以外にもいくつか不具合の修正が入っています。安定版なので、Creator’s Updateの適用が終わったら是非導入しておきたいバージョンです。
ミドルレンジのRyzen5シリーズが登場しました。早速PC Watchさんに紹介&ベンチマーク記事が出ています。
[PC Watch]
1600Xについてはまずこの”6コア12スレッド”という構成が気になったのですが、これは4コア8スレッドで構成される基本モジュールのうち、2コア分を無効化することで構成されているそうです。上位のRyzen7では4コア8スレッド×2の構成になっていますが、1600Xは3コア6スレッド×2になっているそうです。
パフォーマンスの方は6コア12スレッドから来るマルチスレッド性能に特色がある印象です。もちろん上位のRyzen7と比べれば一段落ちますが、30,000円ちょっとでこのマルチスレッド性能が手に入るというのは魅力的に思います。
同じAMDの他の製品と立ち位置が被らないかな?と思いましたが、Ryzen7 1700が40,000円くらいで販売されているので、うまく棲み分けできているように思います。「8コアは大げさだと思うけど、今4コアだからちょっとアップグレードしたい」という方には良いのではないでしょうか。
Ryzenの性能を十分に引き出せるように設定された電源プランをAMD自らが配布するそうです。
[PC Watch]
確かに発売時のRyzenのベンチマーク記事では、「AMDから要請があって電源プランを”ハイパフォーマンスにしました”」といった文言が書かれていました。
絶対的な性能を優先するのであれば常時ハイパフォーマンスでOKと思うのですが、性能と消費電力のいいとこ取りをしたいというユーザも多いでしょうから、その場合は電源プラン”バランス”を選ぶことになります。
ところがその”バランス”がRyzenの設計に完全にマッチしたものではなく、どちらかというと性能を抑えて消費電力を削減する振る舞いになっていたようです。今回公開された電源プランは、バランス志向のユーザ向けに能力を十分引き出せるように設定された電源プランということのようです。
AMDはいくつかのゲームタイトルでFPSを測定した結果を公表しています。全体的には「ハイパフォーマンスよりは多少性能は落ちるけど、省電力なプラン」になっており、ここはAMDの狙い通りになっているようです。面白いのはハイパフォーマンスよりも性能が上がっているタイトルもあることです。場合によってはより高性能に動作するというのは魅力的に思います。