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Bristol Ridge搭載ノートの発表

COMPUTEXで早速各社のBristol Ridge搭載モデルが展示されているようです。

399ドル以下のノート市場に注力するAMDの第7世代APU~搭載ノートが8モデル展示される

[PC Watch]

399ドル以下のラインと言うといわゆる”格安”に分類されるノートPCで、ディスプレイは15.6インチで、まあまあ重量もあるけど安くてそこそこの性能、といった製品をイメージします。最近はフルHDパネルを搭載しているものもあり、メイン機として使っても問題なさそうな製品も数多くあります。

このラインのノートPCにBristol Ridgeは最適というのがAMDの主張だそうです。

格安ラインを狙うと言いながらも、hpからはenvyシリーズへの採用が、lenovoからはyogaシリーズへの採用がされているようです。割りと両者ともAMDプラットフォームを採用してくれるメーカーだけに、ちょっと高級なラインへの採用も実現しているようです。

Bristol Ridgeが登場

毎年恒例のCOMPUTEXが開催中ですが、AMDについての発表も色々出ているようです。具体的な話としてはこのBristol Ridgeの登場が大きいニュースではないかと思います。

【速報】AMD、Kaveriより56%速い第7世代AシリーズAPUを正式発表~GPUも最大1GHzに達成

[PC Watch]

Carrizoの次の世代に相当する主にモバイル向けのAPUです。コア自体はCarrizo同様のExcavatorなので、フルモデルチェンジという感じではありません。Carrizoの最適化を進めたモデルという印象です。

しかしながら、最適化のみでもかなりの性能向上を果たせたようです。最近のAMDはこういった動作の最適化や、細かい電圧や周波数のコントロールで効率を良くするのがうまくなってきたように思います。

Crimson Edition 16.4.1が登場

扱いとしてはHotfixになっています。

AMD Radeon Software Crimson Edition 16.4.1

[AMD.com]

リリースノートを見てみると、DirectX12を使用したアプリでフレームレートが上がらない現象が起きていたようです。ゲームタイトルは特定されていないので、複数のアプリで起きていたものと思われます。

今回のバージョンがHotfix扱いなのはこの不具合対応を含んでいるからではないかと思います。

その他、解決した不具合としてはHitmanで特定の設定で実行した際にちらつきが生じる問題が挙げられています。

第7世代のAPUがまもなく登場

モバイル向けの製品ラインに投入されるそうです。

AMD、“Bristol Ridge”こと第7世代APUを5月末にも投入へ

~DDR4メモリ対応のCarrizo強化版

[PC Watch]

APUの方は意外と登場時期が早かったような感じもします。さっそく今年のCOMPUTEXでお披露目になるようです。採用製品としてピックアップされているhpの15.6インチ2in1はなかなか気合の入った製品のようで気になります。

Crimson Edition 16.3.2が登場

Radeon Settingsでちゃんとアップデートの通知が来たのがナイスでした。

AMD、Oculus/Vive対応ドライバの「Crimson Edition 16.3.2」公開

[PC Watch]

AMD Radeon Software Crimson Edition 16.3.2 Release Notes

[amd.com]

VRヘッドセットのサポートが追加、という内容がヘッドラインということで、VRを重視している感じが伝わって来ます。

例によってCrossfireプロファイルのアップデートや、個別のゲームタイトル向けの修正もあるので、VGAが対応していればアップデートしておくと良いと思います。

AMDのGPUロードマップが更新

2016年からいよいよ”星シリーズ”のGPUが登場するという話です。

後藤弘茂のWeekly海外ニュース

AMDが「Vega」と「Navi」など今後3世代のGPUロードマップを発表

[PC Watch]

ここしばらくAMDのGPUのプロセスルールは変わっていませんでしたが、今年はとうとうプロセスルールが進む年に当たります。ワット当たりの能力は2.5倍に達するという説明がなされています。

HBM2の採用については2017年に登場予定のVegaシリーズからになるようです。HBM2そのものについてのニュースは最近見かけるようになってきましたが、Radeonへの本格採用はまだ先になるようです。

A10-7890Kのベンチマーク記事

発表時にもどちらかと言うと強化された純正クーラーが話題でしたが、実際のところ見どころは純正クーラーのようです。

AMD史上最速のAPU「A10-7890K」を試す

[PC Watch]

性能はまあクロック分わずかに向上…というところですが、実売1.8万円ほどで結構立派なCPUクーラーがついてくるというのはかなりのお買い得感があります。

空冷構成だった時はやはりそれなりにハイスペックをうたう他社製のCPUクーラーを毎度買っていたので、それだけで5,000円以上かかっていたように思います。その分が浮くと考えると魅力的です。

Windows7環境の保存用として、現行アーキテクチャの空冷マシンを1機何かしらの形で用意しようと思っているので、A10-7890Kはちょっと気になっています。

A10-7890Kが発表

2016年中には久々のアーキテクチャの刷新も予定されていますが、現行製品のマイナーチェンジ版もまだ出てきています。

AMD、ベースで4GHz超えの最速デスクトップAPU「A10-7890K」

~静音/イルミネーション搭載のWraith Coolerが付属。GPUなしのAthlon X4 880Kも

[PC Watch]

性能よりもまず気になるのはリテール品にしては高性能になっているというCPUクーラーでしょう。リテール品ながらメーカーロゴのLEDまで搭載されているという凝りようです。

APU単品での想定価格は$164.99 USDとのことなので、CPUクーラーを買わずに済むと考えればさらにAPUのお買い得感が増したと言えるのではないでしょうか。

ちなみにAMDはわざわざこのCPUクーラーのPR動画を作成してくれています。

 

Windows10がスリープ後一瞬だけ復帰する問題

発生した現象

先日、就寝中にスリープ中のPCが一瞬起動してまたすぐスリープ状態に戻るという動作をしました。例によってイベントログで原因究明をしたところ、スリープにした後にイベントID1の

システム時刻は○○から××‎に変更されました。

変更の理由: システム時刻がハードウェア クロックと同期されました。

が記録されるとともに一旦起動し、正味6秒ほどで再度スリープしていることが分かりました。気づくまでにも複数回この現象が発生していたようなのですが、完全に熟睡していて気が付かないこともあったようです。

原因

POST時のファンフル回転はびっくりするので原因を探ってみたところ、AMDのAdaptiveSleepServiceというサービスが原因だということが分かりました。

このサービスはAMDのStart Nowテクノロジに関連するもののようで、ユーザのPCの利用状況を学習して、普段PCを使わない時間帯になるとハイバネートに、PCを使う時間帯になるとスリープに、と切り替えてくれるようです。

普段寝るときや外出時にはPCをスリープにしていますが、上記のサービスが動いていたのでスリープ後に勝手にハイバネートに切り替わっていたようです。その境目で一瞬だけ起動するような挙動をしていた様子です。

対策

デスクトップ機ですしハイブリッドスリープを有効にしているので、”サービス”でAdaptiveSleepServiceは無効にしてしまいました。その後イベントログに一瞬起動のログは残っていないので、これで解決したと思います。

Radeon Software 16.1.1 hotfix

12月にRadeon Software Crimson Editionとして生まれ変わったRadeonのドライバスイートにhotfixが出ていたので入れてみました。リリースは2/4付です。

リリースノートはこちらです。

AMD Radeon Software Crimson Edition 16.1.1 Hotfix Release Notes

[AMD.com]

ハイライトとしてはRise of the Tomb Raiderのパフォーマンス向上とCrossfire Profileが使用可能になっている点、Fallout4でCrossfire Profileが使用可能になっている点が挙げられています。

その他、個別のゲームタイトルでのクラッシュ対応や、特定環境で起きる不具合の修正など、結構多数入っています。