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AMDのGPUを採用したMatroxのVGAが登場

AMDのGPUを採用、という情報が出てすぐですが、製品の情報が出てきました。

Matrox、AMD GPU採用ビデオカード「C」シリーズ ~上位モデルは6画面同時出力、2枚で12画面
[PC Watch]

上位モデルのC680はいわゆる4K解像度を30Hzで6画面同時出力できるという仕様です。
何だかPerheliaのことを思い出させる多画面性能です。

プロフェッショナル向けのVGA製品だとAMDにはFireproがありますが、6画面同時出力となると最上位製品での対応となります。
今回のMatroxのVGAは参考価格が出ていないようなのですが、”割と安価な多画面環境構築用VGA”なんていう立ち位置が確保できると面白そうです。
プロフェッショナルは元より、トレーダーの方や多画面好きの一般消費者にも結構アピールできるのでは、という期待が持てます。

Matroxの次期VGAにAMDのGPUが採用

AMDファンとしては喜びたいところですが、1自作ユーザとしてはやや寂しい感もあり、というニュースです。

Matrox、次期ビデオカードにAMD GPUを採用 ~Radeon R7 250Xがベースか
[PC Watch]

最近はVGAもほとんどがリファレンスデザインをそのまま採用していますが、今回のMatrox製品は基盤レベルで何らかのカスタマイズが入ったりするのでしょうか。
ドライバについては専用品が提供される旨、記事内で触れられています。

自分のPCで使ったことはないのですが、MatroxのVGAは”業務用感”が何ともカッコ良くちょっとあこがれの存在でした。
画面の発色については結構定評があったように記憶しています。

R9 285が登場

こちらも先日のイベントで登場したVGAの新製品です。

AMD、初の4K動画デコーダ搭載GPU「Radeon R9 285」~GCNアーキテクチャも改良

最新版GCNを搭載したミドルハイGPU「Radeon R9 285」
[PC Watch]

ラインナップ的には270と280Xの間に入るということでなんだか中途半端だな…と思っていましたが、285のポイントはGPUのアーキテクチャが最新型のGCNになっている点と言えそうです。
280Xは元々HD7900系の流れだった関係上TrueAudioの対応がありませんでしたが、285ではめでたく対応となっています。
また、動画デコーダも4K解像度のH.264に対応しているそうで、この点も優位性がありそうです。

そう考えると280Xはちょっと間に合わせ感があった感じもしますが、今回の285の登場でようやくミドルハイのラインナップが埋まったと言えそうです。
気になるのは発売時点でドライバの最適化が十分でなさそうということです。
まあRadeonにはよくあること、という見方もできますが、早めにご対応頂きたいところです。

FXシリーズの新製品が登場

先日のイベントで発表されたCPUの新製品です。

AMD、TDP 95WのFX-8370Eなどを正式発表 ~最上位のFX-9590は値下げ

久々に登場したAMD FX新モデル「FX-8370E」 ~TDP 95Wで8コア搭載
[PC Watch]

ラインナップは8370・8370E・8320Eの3種類です。
末尾にEがつくのはTDP95Wのモデルとのことです。

既に出ている8350と似たスペックなので8370もそうは変わらないな…と思いましたが、8370EはTDP95Wであることも踏まえるとなかなか良くまとまっている印象です。
うちの8120のリプレイス候補としても行けそうな気がしています。

記事中にもありますがFX-9000番台はAMDのラインナップではハイエンドCPUであることは間違いない一方で、ハイエンドという以上にキワモノ的なスペックなので、
事実上のハイエンド品として8370及び8370Eはちょうどいいくらいなのではないかと思います。

心情としてはもうガサッとFM2+プラットフォームにしてしまいたいというところもあるのですが、マザーボードがCrosshair V Formula(水冷化)というのもあって、
極力AM3+プラットフォームを引っ張ることになりそうです。

AMDのイベントで新製品が発表

昨夜Webキャストで中継のあったイベントは新製品の発表(と、チャリティーオークション)あり、ゲーム開発者とのトークあり等々、2時間に及ぶかなり大がかりなものでした。
録画があるので後から見ることもできます。

Watch live video from AMD on Twitch

イベントの中で発表された新製品は CPUのFX-8370及び8370EとRadeon R9 285でした。

AMD、4.3GHz駆動でTDP 95Wの「FX-8370E」を発表

AMD、249ドルのミドルハイGPU「Radeon R9 285」を発表 ~True Audio対応の新設計、ティアリングをなくす「FreeSync」技術搭載
[PC Watch]

FX-8370については上記記事中にもある通りOCの実演をしながらの登場となりました。
純正ラインナップの中に水冷クーラーとセットになっているモデルもあるようです。

R9 285はちょっと分かりにくいのですが、R9 280XとR9 270シリーズの間に入るモデルになるんだそうです。
数字だけ見るとR9 280Xより強いように見えるのですが、そうではないそうです。
280XにはないTrueAudioをサポートしており、対抗する他社製品より高パフォーマンスをうたっています。

Radeon印のSSDが登場

前にメインメモリがありましたが今度はSSDだそうです。

AMD、RadeonブランドでSSD事業に参入
[PC Watch]

実際のところはOCZのOEM品で、ファームウェアはカスタマイズ品が使われているそうです。
VGA以外にもRadeonの名前がつく製品が出るようになりましたが、ゲーミングPCパーツブランドとしてRadeonのブランドを育成したいという意図があるのかもしれませんね。
ASUSTekのR.O.G.シリーズのような感じを狙っているのかな、という気がします。

8/23夜にATI設立30周年の記念イベントがWeb中継

ATIが設立30周年ということで記念イベントがWeb中継されるんだそうです。

ATI設立30周年でAMDが記念イベントをWeb中継~新製品も発表予定
[PC Watch]

中継開始は日本時間で8/23(土)の23:00~ということでなんともちょうど良いのでオンタイムで見てみようと思います。
英語が分からないので恐らく9割以上意味不明だと思いますが、画面の情報もあるでしょうし雰囲気だけでも楽しめればな、というところです。

Catalyst14.7 RC3がリリース

リリースは14日付となっています。

変更点は以下の通りです。

・4Kモニタでのパフォーマンス向上とフリッカの低減。以下のGPUが対象。
​  Radeon R9 290 シリーズ
  Radeon R9 270 シリーズ
  Radeon HD 7800 シリーズ

なお、AMDとしてはDisplayPortケーブルは1.2準拠、High Bit Rate2モード​対応のもので2m以内の長さのものを推奨するとのことです。

・WildstarでCrossfire Profileをサポート
・Lichdomでシングル/マルチGPU時のパフォーマンスを向上
・Watch Dogsでシングル/マルチGPU時によりスムーズな描画ができる設定を追加

ドライバ更新でパフォーマンスが向上する場合はマルチGPU時が多いので一部の人にしか影響ないなぁ、と思うこともあるのですが、
今回はシングルGPU時でのパフォーマンス向上が入っています。
当該タイトルをお持ちの方は入れてみる価値ありだと思います。

リリースノートはこちらにあります。
http://support.amd.com/en-us/kb-articles/Pages/latest-catalyst-windows-beta.aspx
[AMD.com]

AMDアジア地域担当副社長のインタビュー記事

幹部に対する直接のインタビュー記事はちょっと貴重な感じがします。

AMD、2015年までに日本のGPU市場でシェア50%超を目指す
[PC Watch]

やはり今勢いのあるトピックは主要なゲームコンソールでMantleが採用されていることのようです。
ちょうどDirectX12が似たようなアプローチを取っていることが報じられていましたが、ここはどうなっていくのかちょっと注目です。
AMDとしてはMantleについてはもうリリースをしているし、実装も簡単なので極端な話共存も可能、ということでこの点不安視はしていないようです。

日本におけるGPUのシェアについては3-4年前と比べて落ち込んでしまっているようです。
IT系のニュースサイトなどではハイエンド品の話題がよくニュースになりますが、やはり実際に基幹商品となるのはメインストリーム(とそのちょっと上)の製品とのことです。
このあたりが消費者に訴求できていない、ということで日本独自の取り組みも含めててこ入れを図っていくようです。

実際日々様々なニュースを見ていても昨年後半くらいからちょっと元気が出てきたかな、という感じはしています。
消費者としてはそんなに貢献できていませんが頑張って欲しいものです。

A8-7600とA6-7400Kのベンチマーク記事

意外にもベンチマーク記事が出ていました。

【本日発売】Kaveriの低価格モデル「A8-7600」、「A6-7400K」をチェック
[PC Watch]

やっぱり気になるのは上位製品とどこがどれだけ違うのかというところでしょう。

ベンチマークスコアを見ると、PCMark8の結果ではそこまで大きな差がついていないようです。
デイリーユースであれば下位製品とは言えA8-7600とA6-7400Kも悪くないかもしれません。

3D系のベンチマークではやはり大きな差がついてしまっています。ゲームでも使いたいんだよな…という方にはやはり上位製品ということになるのでしょう。

消費電力ではA6-7400KはTDP65W設定と45W設定で差がつかないようですが、
A8-7600は明瞭に差がつくようです。ただしはっきり差がつくのは3D系のベンチマーク中なので、アイドル時の消費電力は変化ないようです。

せっかくのConfigurable TDPなのでアイドル時の消費電力が削減できればいいのに…と思いましたが、
もしかすると既にアイドル時の消費電力はかなり詰められていて削減の余地がないということなのかもしれませんね。

PCMark8のスコアがそれほど低くなかったのが意外でした。お値段も出始めから1万円前後なので、
ゲームはカジュアルゲーム程度に割り切ればかなりコストパフォーマンスの良い製品だと思います。