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BeemaとMullinsが発表

2014年前半にもという話がありましたが、KabiniとTemashの後継であるBeemaとMullinsが発表になったようです。

AMD、ARMセキュリティコア内蔵のモバイルAPU「Mullins」と「Beema」 ~TDPを引き下げ、ワット辺りの性能は2倍に
[PC Watch]

TDPを下げながらもワット当たりのパフォーマンスを最大で約2倍に引き上げているほか、ARMベースのセキュリティ用プロセッサが統合されています。

ワットパフォーマンスの向上については温度とクロックの管理を見直すことで大きい向上があったようです。
今までダイそのものの温度ベースでクロック管理をしていたところを、機器表面の温度ベースに改めることで、クロックのブースト時間を最適化できるようになっているんだそうです。
機器表面の温度をどうやって取得しているのかちょっと気になりますね。(そもそも機器表面がどこなのかというのも興味深いですが)

今年の初頭くらいに出ていた情報だとBeemaとMullinsからはInstantGoに対応するような話があったような気がするのですが、特に触れられてはいないようです。

Catalyst14.4betaがリリース

リリース日は4/21となっています。

例によってリリースノートはこちらにあります。
http://support.amd.com/en-us/kb-articles/Pages/latest-catalyst-windows-beta.aspx
[AMD.com]
最新ベータ版ドライバ用のリリースノート置場なのでそのうち流れてしまう可能性があります。

修正点として大きなトピックは295Xへの対応です。

その他、パフォーマンスアップ関連はCrossfire構成時に効果があるものが多いようです。
今回に限らずCrossfire関連は良く修正が入っていますが、それだけ細かい調整がパフォーマンスに影響するということなんでしょうかね。

ドラクエXがAMD製品にバンドル?

まだ具体的な内容は明らかになっていないようですが、何らかのバンドルキャンペーンが展開されるのは間違いないようです。

ドラクエXがAMD製品にバンドル、キャンペーンの計画が明らかに 「ドラクエやるならAMD!」ゲームも最適化で高速に
[AKIBA PC Hotline!]

かつてDiRTシリーズやBFシリーズのバンドルキャンペーンはあったような記憶がありますが、国内のゲームでこの手のキャンペーンというのは初めてなのではないでしょうか。

AMDはデスクトップ版Kabini発表時に「デスクトップPCは意外に負荷の軽い作業/ゲームに多く使われている」というアンケート結果を公表していましたが、
今回フォーカスされているのはまさにAthlonとSempronの名称で復活したデスクトップ版Kabiniのようなので、
この辺はAMDの言う「負荷が軽めのゲーム」にドラクエXがまさに当てはまるということなのかもしれません。

ゲームそのものの最適化も進んでいるようなので、これを機に認知度が高くなればと思うところです。

ソケット版Kabiniが正式発表

マザーボードだけ先に発表されていたソケット版Kabiniが正式発表となりました。

AMD、Kabini版Athlon/Sempronを正式発表 ~ソケット式でアップグレード可能なSoC

自作PC初のソケット式SoC、Athlon 5350をテスト
[PC Watch]

ちょっと面白いのはパッケージの大きさが最近のAMDのCPU/APU比でちょっと小さめになっていることです。
一昔前のCPUのような大きさです。
スペックはWebブラウズやメールの送受信、ビデオのストリーミングであれば十分、という内容になっているようです。

気になるお値段は最上位の5350でも6,000円ちょっととのことでかなり安価です。
マザーボード各種も5,000円前後で入手できるので、手ごろな小型マシンを作るには向いていると思います。

ちょっと前までは”サブ機”などと称してマイクロATXの結構大きいPCを作ったりしたものですが、このくらいのプラットフォームが出てくると理想的な小ささのサブ機が作れるのではないかと思います。

Radeon R9 295Xが登場

最近はVGAのラインナップが一通り揃うと最上位コアを2基搭載した製品が追って出てくる、というのをよく見る感じがしますが、Hawaiiコアでも同様の製品が来ました。

AMD、“心臓の弱い人にはお勧めできない”世界最速GPU「Radeon R9 295X2」 ~水冷標準装備で、シングルより高クロックなデュアルGPU

GeForce GTX TITAN Zの半額で同性能? デュアルGPUカードRadeon R9 295X2を試す
[PC Watch]

290Xのチップを2個搭載した製品です。
コアクロックが290X単体よりも高くなっており、290XをCrossfireするよりはパフォーマンスが良いとのことです。

冷却は空冷だけでは間に合わず、コアを水冷・コア周辺を空冷でまかなっています。
要求電力も単体で500Wという桁外れの大きさで、8pin12Vの電流量もかなり高い値が要求されるようです。

気になるお値段は1,499ドルとのことでやはりお高いですが、性能の割にはお買い得?という見方もできるようです。

水冷PC使いとしてはフルスペックのHawaiiコア2個の冷却が果たして120サイズ(12cmファン1個で冷やす)のラジエータで大丈夫なのかな、というところが気になります。
うちのPCの場合はVGA1個に加えてCPUやマザーボードのVRMも冷やしているのでちょっと勝手が違いますが、120サイズでは感覚的に厳しいような気がします。
ラジエータもそれほど分厚いものではないようですし、ある程度の温度上昇は容認した上での水冷システムなんでしょうかね。

Xbox OneとPS4にもMantleは提供可能

今のところはAMDとしては準備はできているが、最終判断は使う側になっているという状態のようです。

AMD、Xbox OneとPS4にMantleを提供の用意 ~Kaveri用HSA対応4Kデコーダは6月に公開か
[PC Watch]

どちらのゲーム機も動作要件は満たしているので、Mantleを導入しようと思えば導入できる状況にはあるようです。
ゲーム機は後からハードウェア的な強化をするのが難しいので、こういった形でソフトウェアでパフォーマンスが向上するのは悪くないのではないでしょうか。

先日情報が公開されたDirectX12は設計思想がMantleに似ているという情報がありましたが、AMDが開発に協力している旨も触れられています。

Catalyst14.3betaがリリース

リリースは17日付になっているのですが気づきませんでした。

例によってリリースノートはこちらにあります。
http://support.amd.com/en-us/kb-articles/Pages/latest-catalyst-windows-beta.aspx
[AMD.com]
最新ベータ版ドライバ用のリリースノート置場なのでそのうち流れてしまう可能性があります。

修正点はざっくり以下の通りのようです。

・ThiefがMantleとTrueAudioをサポート
・ThiefでCrossfire構成時のカクつきを修正

・Call of Duty: GhostsでクアッドCrossfireのプロファイルをアップデート(ロード時間を改善?)
・Crossfire構成時、なおかつVsyncオン時のオーディオの問題を修正
・BattleField4でCrossfire構成時、かつMantle使用時のVsyncの問題を修正

割と大きいトピックはThief周りになるのでしょうか。
気がついたらドライバパッケージのアイコンも黒のアローマークになっています。

Kaveriの動画再生支援機能の検証記事

いつものPC Watchさんに大変興味深い記事が掲載されていました。

Kaveriにおける動画再生の画質改善効果を検証する ~GPUによって画質が異なるのか
[PC Watch]

記事内では”動画中の特定フレームの画像をPrintScreenキーでキャプチャし、GPUごとに比較する”という手法が採用されています。
実際に比較画像を見てみるといわゆる”動画再生支援機能”はGPUを問わず一定の強さで効いていますし、またGPUごとに結構差があるようです。

記事内では変化のあったところを強調して見せてくれているのでその辺は注意しないといけませんが、
正直動画再生支援機能についてはそもそもそれほど動画に変化を及ぼしていないのではないか?と思っていたのでこの結果は意外に感じました。

デスクトップ版のRadeonでも縁拡張やデノイズ、モスキートノイズ除去やブロック除去が使えますが、Kaveriはさらに多くの項目が設定できるわけです。
あくまで補正なので動画再生支援機能を使えば高画質になる!とかそういうものではないと思いますが、
自分好みの見た目にこだわりたいのであればこういった項目が充実しているのは魅力的ではないかと思います。

KabiniコアAPUがソケット化

シリーズ名称がAthlon&Sempronなのもニュースですが、やはり自作でKabiniをチョイスできるようになるのは大きいかもしれません。

KabiniコアAPUでAthlonとSempronが電撃復活 ~ソケット式となり、対応マザーボードも各社から発売

AMD AM1対応マザーボードが各社から発表
[PC Watch]

ソケット名称はFS1bと言うんだそうで、形状はFM2のように中央に穴の開いた形です。

マザーボードの記事内でも触れられていますが、クーラーを付ける仕組みが変わっているようです。
従来のリテンションのツメをひっかけてレバーで固定する形式は長らく続いていましたが、どういう仕組みのものが採用されているかちょっと気になります。

最近小型のフォームファクタもちょっと流行っているので、こちらでも存在感を発揮してほしいところですね。

Radeon R9 280が登場

またラインナップが増えました。

AMD、高解像度ゲーム向けの「Radeon R9 280」
[PC Watch]

1600pでのゲーム用途を想定しているパフォーマンス設定、とのことです。
最近高解像度ディスプレイも徐々に低価格化が進んでいる印象がありますが、ゲーム用途でも1920×1080以上の解像度を想定に入れる時代になりつつある、ということのようです。

導入するならこのくらいでもよかったかな…という気はします。