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Trinityが発表

搭載製品が発表になったと思ったら半導体の製品情報も出ました。

AMD、“Trinity”こと第2世代のAシリーズAPUを発表

AMDの第2世代APU“Trinity”の実力をベンチマーク

[PC Watch]

第2世代のAPU Aシリーズということで順当に進化を遂げています。
CPU部分がPiledriverコアというところが気になっていたのですが、PiledriverはBulldozerを結構改良したものだということが記事中で触れられています。

今回はモバイル向けのラインナップのみ発表ということです。見ていくとA6-4455Mの構成がTDP17Wとなっているので、このグレードが薄型ノートPC分野への切り込み隊長になってくるのでしょうか。

来月にはCOMPUTEXも控えているので、追加情報にも期待したいところです。

AMDのモバイル向けプラットフォーム色々

例によって(?)搭載PC情報が先に色々出てきたのですが今ひとつ製品ラインナップがわかりません。

いつものPC Watchに最近いくつか記事が出ています。

HP、Ivy Bridge搭載の13.3型「HP ENVY SPECTRA XT Ultrabook PC」 ~AMD次世代APU「A10」搭載薄型ノートも

富士通、新CPU搭載のデスクトップ「ESPRIMO」夏モデル ~Ivy Bridge、Brazos 2.0

エムエスアイ、AMD E2-1800搭載の11.6型ノート「U270」
[PC Watch]

今年2月頭のロードマップで出てきたモバイル系APUの上位・中位・下位がそれぞれ出揃っている感じです。

HP ENVY SPECTRAの記事に出てきているA10というのがTrinity(上位・2-4コア)、ESPRIMO夏モデルの一部に搭載されているのがBrazos2.0(中位・1-2コア)、MSI U270に搭載されているのがHondo(下位・1-2コア)ということになるのでしょうかね。

このうちTrinityはPiledriverモジュールで構成されているAPUになっているはずなので、どんな感じになっているかちょっと気になります。

Catalyst12.4がリリース

バグフィックス以外にもいろいろあるようです。

AMD Catalyst™ 12.4 driver – What’s New
[AMD Game blog]

アンチエイリアス時のLevel of Detailのクオリティが向上、というのがいま一つピンと来ませんでした。
LODは確か遠くのオブジェクトから頂点数を間引く処理だったと思うので、間引いた割には見栄えが良くなるようになったということなのでしょうか。

もしくは、間引き処理をそれほどしなくても十分にパフォーマンスが確保できるようにチューニングしたという意味合いかもしれません。

ただしこの修正はHD7000系等のみなので残念ながら我が家では恩恵を受けられず…です。

ゲーム関連のバグフィックスは(相変わらず)SkyrimとStalker – Call of Pripyatなんかにも修正が加わっています。

Fusion Gシリーズ搭載の超小型PC

Gシリーズ搭載の製品がニュースになっていました。

ファンレスの超小型Fusion PCが2種類登場 1.65GHzデュアルコア+USB 3.0+HDMI+DPで24Wなど
[AKIBA PC Hotline!]

Fusion Gシリーズは確か組み込み向けだと思ったので、コンシューマ向け製品で出てくるのはレアかもしれません。

超コンパクトにまとまっているだけあってさすがに少々お高いですが、この内容でこの大きさしかもファンレス…というのはやはりロマンを感じます。

Catalyst12.3がリリース

こちらも正式版リリースはちょっと久々の感があります。

リリースノートを見ているとやはり新しめのタイトルを中心に修正が入っています。

Skyrimはテクスチャのちらつきや破損の問題を修正…と修正が入っていますが12月頃から毎回パフォーマンス向上や修正が入っている印象です。

その他のタイトルも設定を高めにして起動した際にクラッシュする問題が修正されているのが散見されます。
逆に、特定のゲームでクラッシュが頻発する場合設定をHigh PerformanceからNormalに…という具合に下げると応急処置的に問題を回避できることがあるかもしれませんね。

6コアのFXシリーズも登場

やはりコア数の少ないものは定格クロックが高く設定されているようです。

AMD、ベース3.8GHzの6コアCPU「FX-6200」を3月30日に発売
[PC Watch]

4コアに続いて6コアの製品も登場です。
今の時期だと価格帯が8120と被るか少し上回るくらいになるので、これはちょっと悩むかもしれません。

6コア製品はBulldozerモジュール3個分で6コアとして認識されるためにMax Turbo時にクロックが上昇するのは1モジュール(2コア)だけという話もありましたので、それなら4170のほうがいいかも?という感じもします。

AMD FX-4170が登場

定格クロックが4.2GHzなんだそうです。

AMD、ベース4.2GHz駆動の「FX-4170」を24日に発売
[PC Watch]

ゲームなどにはコアの数よりもコア1つあたりの性能を重視したほうが良いと思うので、高クロックに振った製品は何気に一般用途に最適かもしれません。
TDPが125Wあるのが難ですが、まあ”いつものこと”でございますのでこればっかりは仕方ないでしょうか。

A8-3820が登場

ようやく65W版が登場となりました。

日本AMD、クアッドコア/TDP 65WでTurbo CORE対応の「A8-3820」を発売
待望の65W版APU「A8-3820」をベンチマーク
[PC Watch]

デスクトップ用のA系統APUは3870Kなど使い勝手のよさそうな製品も既に出ていますが、いかんせんTDPが100Wあるのでその部分で敬遠されるところはあると思います。

今回登場のA8-3820は内蔵GPUコアが3870Kと同じHD6550DながらTDPが65Wになっているという点が注目ポイントです。

GPU性能がCPU性能の下がった分に引きずられて落ちてしまうのでは?という心配も出てきますが、上記記事のベンチマークスコアを見るかぎりそこまでの影響はないようです。

省電力を意識するとまず影響が出てしまうのがGPU性能だと思うので、省電力PCにしたいけどある程度GPU性能は必要というケースには向いていると思います。

例によってですが価格も12,980円と出始めからお買い得です。

HD7800系統が発表

先に7900系と7700系が出ていますが7800系も3月の下旬には見られるようです。

AMD、ハイミドルレンジ向けの「Radeon HD 7800」シリーズ
スイートスポットに投入される「Radeon HD 7800」シリーズを試す
[PC Watch]

ハイミドルレンジと言いながら、HD7870のベンチマークスコアは前世代ののHD6970に対して同等以上という非常にお買い得感のある製品です。
消費電力もアイドル・ピークともかなり低く抑えられているのでこれは興味の出る方も多いのではないでしょうか。

長いカードはちょっとなあ、という方にはHD7850が合うと思いますしとても期待できそうです。