serato Scratch Live用のコントロールバイナルをDeckadanceで試してみました。
Torqも含めてDeckadanceに流してみたのが下の図です。
実験の条件としては使用するカートリッジがShure M44G、回転数は45rpmとしました。
タイムコードコントロールのシグナルをDeckadanceに流すと信号が図示されます。
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serato Scratch Live用のコントロールバイナルをDeckadanceで試してみました。
Torqも含めてDeckadanceに流してみたのが下の図です。
実験の条件としては使用するカートリッジがShure M44G、回転数は45rpmとしました。
タイムコードコントロールのシグナルをDeckadanceに流すと信号が図示されます。
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以前”Deckadanceのタイムコードコントロールでピッチが安定しない場合、45回転がオススメ”みたいなエントリを書きましたが、45回転だと実は絶対モードが使えなくなります。
(絶対モードに設定しても相対モードと同じ動作をします)
ちょっと不便は不便なのですが、ピッチはガチッと安定したほうがいいと思うのでやはり45回転でしょうかね。
特に1.9と変化したところはないようなのですが、フォーラムのリリース記事にあった”既知の問題”の部分がなくなっているのでバグをやっつけた版だと思います。
確かに、既知の問題として知られていた「Windowsのエクスプローラからデッキに直接ドラッグ&ドロップができない」という問題は解消されています。
フォーラムの1.9ベータリリースの記事を読み直していたら既知の問題について書いてありました。
(…to be fixed)となっていますので次期リリースでは修正されるものだと思います。
・Windowsのエクスプローラから直接デッキに曲のファイルをドラッグ&ドロップできない
・ファイルブラウザが特殊文字を表示できない(Mac OSXのみのようです)
・キーボードショートカットの”R”と”F”が思ったとおりに動かない
一番上は人によっては困りそうな内容ですが、Image-Line側で既に把握しているので問題ないと思います。
1.9で追加されたキューのクォンタイズ機能ですが、ガシガシ連打してもきっちりビートにキューが同期するので結構適当に操作しても形になります。
キーボードで操作する場合押しっぱなしにしていると1拍分のルーパーっぽい音になりますが、ルーパーそのものとは違ってリリースの短い感じの音が出ます。
Deckadanceのオプション設定であるSETUPファンクションについての説明です。
なお、見た目は変わりましたが設定できる項目は従来とあまり変化していません。
SETUPファンクションはタブ化されました。
1-1.Global Settings
・マスターテンポとキーロック無効
→チェックするとキーロックをデッキで設定しても曲の速度に応じてピッチが変わるようになります。
・再生中デッキをロック。再生中デッキに曲をロードしない
→誤操作予防の機能です。心配な方は。
・スペクトラルカラーの波形表示
→音声信号の内容に応じてさまざまな色のついた波形を表示します。ブレイクなどはぱっと見でわかりやすくなります。
・低速デコード/分析モード
→ノイズが出る場合にオンにするといいようです。
・BPM最低しきい値
→自動BPM検出をこのBPM以上で行います。ドラムンベースなどは半分のおおよそ80程度に検知されてしまうことがあるので、この場合しきい値を100などに設定しておけば誤検知が予防できます。
・テンポ可変レンジ
→ピッチコントローラで変えられるテンポの幅です。
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画面写真はメイン画面でプレイリストを開いた様子ですが、1のファイルマネージャと2のソングマネージャが同時に表示されます。
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地味に出ています。
主な変更点は…
・同期エンジンが新しくなった
→DeckadanceをDAWでホストした時にDAWに完全同期するところが重要なんだそうです。確かにFL内で呼び出してみましたが非常に簡単に同期が取れます。
・スナップとクォンタイズ
→スナップはオンにしておくとキューを打つ場合やループの始点を打つ場合にビートマーカーに合わせてくれる機能です。クォンタイズは演奏中にキューを押した場合、押すタイミングが曲のテンポと多少ずれていてもあたかもジャストタイミングで押したかのごとくタイミング補正をしてくれます。
・ループ
→最大でビートマーカーの1/32まで細かいループができます。DJでも良くエフェクタで出すドリルのような連打音が出せます。
・ソングマネージャ
→ソングマネージャはDeckdanceと完全に統合されています。また、別ウィンドウに分離が可能になりました。マルチモニタ環境では確実にオススメです。iTunesとの連携も健在。
・ファイルマネージャ
→ファイルマネージャも刷新されました。ツリー状の見た目で操作がしやすくなっています。
・オプションとセットアップ
→設定できる項目はあんまり変わっていないのですが、タブ状のUIになってわかりやすくなっています。
UIが変わっているところもあるので細かい部分は別途ピックアップしていきます。
以前のエントリの時点で書いた人が勘違いしていたのか仕様が変わったのかは不明ですが、いろいろと違ったので改訂版のエントリです。
Deckadance1.80とDrumaxx1.2.1で動作確認をしています。
古い方のエントリも参考程度にご覧下さい。
流れている曲と同期を取るのが最大のポイントですが、”Drumaxxを呼び出した時にセレクトされているデッキのBPM”に同期をするようです。
下の画像だとデッキAに同期するということですね。
注意しなくてはいけないのが、Drumaxx呼出し中にデッキアサインを変えてもBPMが同期してくれないことです。
Drumaxxを呼び出す前に、どっちのデッキに同期したいのかは決めておかなくてはいけないということですね。
Drumaxxを一旦×ボタンで消せばデッキを変更しても大丈夫です。
同期はPC内蔵の曲はもちろんタイムコードコントロールのBPMにも可能なので使い勝手は良いです。
以前のエントリだと外部ミキサーにVSTiの音が出せないという記述がありましたがそこも問題ありません。
DrumaxxにはMIDIのノート情報でパターンをトリガーする機能があるので、鍵盤やパッドでパターンをどんどん出していくとライブ感があって面白そうです。
Drumaxx自体ドラム音源ですが、変な音もたくさん作れるのがいいところですね。