DJあれこれ」カテゴリーアーカイブ

レコードのデジタルデータ化を考える(2)

昨日のエントリに引き続き、今日はカートリッジ、レコード針のお話です。

レコードは使うカートリッジによっていろいろな音の感じを楽しめるところも魅力です。

もちろん普段使っているDJ用のカートリッジでレコードをかけて取り込むのでも良いですが、せっかくなので普通のオーディオ用のカートリッジを使うのもいいアイデアだと思います。

取り込み時はDJプレイのようなバックキューイングなどの激しい操作がないので、オーディオ用でも問題ありません。
オーディオ用というととんでもなく高いイメージがありますが実のところ安いものは安いので、いろいろ買って好みの物を探せます。

我が家で取り込み用として頑張っているのはオーディオテクニカのAT7Vというカートリッジです。
音質についてどうこうってのはうまいこと文字で表現できないのですが、クラブサウンドに慣れたわしでも好みの音です。
青地に金という妙なカラーリングも好きです。ツタンカーメンの棺みたいで。

レコードのデジタルデータ化を考える(1)

今でこそネット経由で曲をダウンロード購入できますが、手持ちのアナログ資産もデジタル化して利用したいものです。
デジタル化すれば単にDJソフトで使えるというだけでなく、アナログ盤の状態では反っていてピッチコントロールの追従性が悪くなっていたものなんかも気軽に使えるようになります。

では、プレイヤーで再生した音楽をどう取り込むかという話ですが…

ターンテーブルの出力を直接USBオーディオインターフェイスにつないでも十分な音量になりません。USBオーディオインターフェイスの前段にフォノイコライザをかましてやらないといけないのです。

フォノイコライザってのはレコードに記録された音声の特性を普通に聴けるような音声に増幅、調整してくれるイコライザのことです。
DJミキサーのPHONO入力に入っています。
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レコードを買ってきた(Samuli Kemppi_Dark Matter/Wormhole)

久々に新品のレコードを買いました。
名前はあんまり聞かないなあと思いましたがフィンランドでは著名な方なのだそうで。

両面とも無駄のないミニマルなトラック。遠めにパッドが薄く鳴っているのが非常にかっこいいです。
ただ新品で買った時点で既に盤が軽く歪んでいました。買うときはよく確認しよう(→わし)。

ミックス結果の録音

基本的にちょろっとDJをやるときは別に録音をしないのですが、そういうときに限って割りと出来が良かったりする気がします。

昔Web上で見たチュートリアル記事的なものに「毎回録音して聴いてみるべし」みたいなことが書いてあったのですが、毎回録音していたら地味なプレッシャーでやられそうです。

ミックス内容を別の機材で録音する

昨日のエントリを書いていて思い出したのですが、ポータブルレコーダーのようなものをミキサーにつないで録音するというのも1つです。
Club MuseumでUNITにお邪魔すると、PAミキサーにポータブルレコーダーが接続されているのを良く見かけます。

わざわざ自宅でやるのにポータブルレコーダーってこともないんじゃないって気もしますが、PCで録音するのに比べてPC特有のトラブル(例えば急にフリーズする等)に悩まされる可能性は低いので、安全な録音環境としては選択肢に入ってくると思います。

久々にRockboxを新しく

いかんせん音楽が養分の人間なので携帯音楽プレイヤーの類は手放せません。
で、わしが使っているのはipod classicの(確か)第5世代、30GBのやつです。

ただし、ストレージ部分は32GBのコンパクトフラッシュに入れ替えてゼロスピンドルにして使っています。

で、ipodそのものはまあまあお気に入りだったのですが、

・EQをかけると盛大に音が割れる
・iTunesを介さないと曲の転送ができない

あたりが不満でした。
で、友人に教えてもらったのがRockboxというフリーの改造OSです。

これを入れるとEQはより細かく設定できるようになりますし、ファイルの転送もコピーでOKなので非常に楽です。
もういい加減ipodtouchなんかにすればっていう気もするのですが、Rockboxのおかげで使いやすいのでまだまだclassicを使うつもりです。

今日久々にOS部分をアップデートしましたがインストーラ(しかも日本語対応)までできていてずいぶん進歩していました。
ipod以外にもいろいろなプレイヤーに対応しているそうなので、お持ちの方は試してみてはいかがでしょう。

中古レコードの前の使用者

中古レコードをよく買うのですが、買うと前の使用者の痕跡が残っていることがあります。

キューポイントにシールが貼ってある例。
曲の先頭部分や曲の展開が変わる部分などを分かりやすくするために貼られます。

曲の中身や回転数を書く例。
33回転と45回転どっちなのかを分かりやすくしておくってのはいいですね。

これも曲の中身を書く例。
ただ2トラック目は内容の表記ですが1トラック目の○T1→ってのの意味がいまだに良くわかりません。
いいトラックだよって意味で○が書いてあるのでしょうか。

などなど、前の使用者の運用方法などにも時々触れることができるのもちょっと面白いポイントです。

スピーカーシステムが2.1chになった

実家から6年位前に買ったと思しきYAMAHAのサブウーファーを引き取ってきました。

YST-MSW8というPC周辺での利用を想定したモデルです。
当時YAMAHAからはUSB接続のオーディオアンプなどが出ていて、それらのシリーズ製品でした。

出力は15Wですが、文字通りのワンルームディスコには十分です。
防磁になっているのでPC周辺においても問題なし。

色が黄色く見えますが、これは照明が電球色だからというだけでなく、筐体そのものが紫外線焼けで黄ばんでいるためです。
使用感バリバリ。ボリュームもちょっと様子が変で、たまに接触がおかしくなります。

とはいえ、とりあえずのところアンプのプリアウトにつないだら結構気持ち良く鳴ってくれて満足。
システムを刷新すると慣れたソースもまた聴きなおしたくなるものです。

タイムコードコントロールについて相談を受ける

今日はわし同様おうちDJをしている友人より「タイムコードコントロールをやってみたいんだがどうしたらいいのか」的な相談がありました。

Deckadance使いとしては「まあ4in4outのオーディオI/F買ってDeckadanceも買っちゃいなよ」と言いたくなる所ですが、いかんせんちょっとマイナーなのが弱点です(買って大丈夫なの?的な)。

そういや既にCD用ターンテーブルとオーディオI/Fを持っている人ならタイムコードコントロールが体験版で体験できてしまうのでは?(コントロールCDは自力で生成できるため)と妄想してDEMO置き場を見に行ったら、置いてあるDEMOが1.50.3でした・・・

早いところ1.6準拠のものにして頂きたいところです。