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Pixel9シリーズが発表

予告されていたとおりGoogleからPixel9シリーズの発表がありました。今回は9Pro・9ProXL・無印9に加えて折りたたみ式の9Pro Foldも発表されています。従来はProと無印の2種類構成で発表されていましたが、9シリーズは4種類となりました。

新しい Google Pixel 9 シリーズ、Google AI の最高の機能をお届け

[Google Japan Blog]

新しくプロセッサにはTensor G4を搭載し、8シリーズ比で画面の明るさとバッテリー駆動時間が大きく改善しているということです。

また、Google One AIプレミアムプランが必要ということですがGeminiと気軽に会話できるGeminiライブチャットが新たに実装されているということです。発売時点では日本語には対応しないということです。

AI関連についてはGoogleも力を入れているのが伝わってくる内容で、上述のGeminiライブチャットに加えてAI処理のために本体メモリも増強してあるということです。

無印グレードを比較する

私の場合購入するなら無印9だなと思ったので、Pixel7・8・9の個人的に気になっていた点を比べてみました。

Pixel 7Pixel 8Pixel 9
高さ(mm)155.6150.5152.8
幅(mm)73.270.872
厚さ(mm)8.78.98.5
重量(g)197g187g198g
最大輝度1,000ニト-1,400ニト1,400ニト-2,000ニト1,800ニト-2,000ニト
バッテリー持続時間24時間以上、最長72時間24時間以上、最長72時間24時間以上、最長100時間
広角カメラ50メガピクセル、f/1.8550メガピクセル、f/1.6850メガピクセル、f/1.68
ウルトラワイドカメラ12メガピクセル、f/2.212メガピクセル、f/2.248メガピクセル、f/1.7
メモリ量8GB8GB12GB

外形についてはPixel8比でやや大きくなりました。7比でわずかに小さいくらいになっています。ウルトラワイドカメラが強化されたことでマクロ撮影にも強くなっているということです。

私は手が小さいので無印7でもやや手に余る感じがしているのですが、これ以上大きくならなかったのはありがたいところです。

価格の方は9Proが日本円で159,900円、無印9が128,900円となっています。米国価格と比べると1ドル=160円前後になります。ここ最近で急に円高になったのでちょっと損な感じもしますが、ちょっと前の実勢に基づいた価格設定という感じがします。

Pixel9 Proの外観が一部公開

8/14のGoogleのイベントで発表になるというPixel9 Proですが、上半分ほどの外観が公開されました。

Pixel7、8と角が丸っこい本体が続いていましたが、今回は側面のエッジが立った形になりました。iPhoneっぽい印象を感じる見た目です。カメラレンズ部分は帯状に出っ張っていたものがカメラレンズ部分が独立して出っ張っているようになりました。横長にレイアウトされている点は変わらずといったところです。

この横長にレンズが出っ張っている部分について好き嫌いがあるようなのですが私は気に入っていて、縦向きで机に置くとレンズ部分がちょっとしたスタンド代わりになって、わずかではありますが角度がつくので便利だと思っています。保護用のスリーブから出すときもレンズ部分に指をかけて取り出せるので何かと便利に使わせてもらっています。

Made by Googleは8/13に開催

2024年のMade by Googleは8月13日に開催されるとのことです。

Googleのポストによると最新のPixelデバイス、AIおよびAndorid関連のアップデートがあるとのことです。

Google Storeでは早くもURLにPixel9 Proの文字列の入った予告サイトが公開されており、イベントでPixel9 Proに関する何かしらの発表があるのは確実と言えそうです。割とGoogle製のデバイスを色々と愛用しているので気になっています。

Pixel Buds Proが片側だけ起動しない時の対処法

Pixel Buds Proを使っていると、時々ケースから出しても片方だけしか起動しないことがあります。

原因は良く分からないのですが、こうなってしまうと反対側はどうやっても起動してきません。こういう時は一旦イヤホンをどっちもケースに戻し、再度ケースから出すと起動できます。

Pixel Buds Proの場合は本体の電極がケースの電極と離れることで起動の検出をしているようなのですが、これが時々うまく認識されないことがあるようです。

Google Bardが拡張機能に対応

Googleが開発している生成AIのBardが拡張機能に対応し、Googleのサービスを組み合わせて結果を提案できるようになったそうです。

Bard が マップ や Gmail, YouTube などの Google のサービスと連携

[Google Japan Blog]

BardはMicrosoftのサービスで言うところのBingチャットと似たようなサービスで、Webからの検索結果を踏まえて質問の答えを生成してくれるのが特徴です。

今回答えを生成する際にYoutubeやGoogleマップ等のGoogleのサービスから得られた情報も含めて回答ができるようアップデートが行われたということです。

例えばルートを訪ねるとGoogleマップで経路探索した結果を表示してくれます。今のところ一本道のルートしか検索できないようで、経由地を指定すると検索できない旨謝罪されます。

また、スポットを表示することも可能で、「○○付近の喫茶店」などと検索すると候補をGoogleマップのリンク付きで提案してくれます。

このような感じでGoogleのサービスから横断的に結果を持ってこられるので、結構便利そうに感じます。特にGoogle Workspaceを検索結果に使用すると、GmailのメールやGoogleドライブ内の資料なども含めて検索ができるということです。

それぞれの拡張機能を有効にするかどうかはサービスごとに選択可能なので、検索に使ってほしくないものについてはユーザーの任意で無効にできるところは配慮されていると思います。

Googleドライブのデスクトップ版アプリに不具合

Googleドライブのデスクトップ版アプリに不具合があり、データが消失する可能性があるということです。

Googleドライブで「データが消える」など複数の報告 デスクトップ版に不具合

[ITmedia]

トラブルは同期の不具合によるものということです。こういったニュースを聞くと毎度考えるのはクラウドストレージの同期機能の是非についてです。多くのクラウドストレージサービスは特定のフォルダを同期したり、あるいはローカルのコンピューターからあたかもドライブのように認識されるなどの同期機能を備えていることが多くあります。

利用する側からすると普段通りPCを使えば良いので楽な機能なのですが、今回のようなこういったトラブルは同期機能を原因として発生することが多いようにも感じます。

私自身としては同期機能は便利に使わせてもらいつつ、定期的にローカルバックアップも取得するのが利便性と堅牢性のバランスが良くて良いかなと思っています。

Googleマップのアップデート(2023年11月)

Googleマップを開いたら地図の図式(見た目)がかなり大きく変わっていました。時々アイコンの形状などは変わることがありますが、今回は配色が全体的に変更になっているので大規模な変更に感じます。

従来、地の色がグレー系の上に道路が白系という配色でしたが、今回のアップデートでは道路はより濃いグレー、幹線道路はかなりはっきりしたブルーグレーで表すことになったようです。

全体的には高コントラストになった感じで、見やすくなったと思います。細かい道路の線形も視認しやすくなったので、変わったレイアウトの住宅街なんかを見つけやすくなったかもしれません。

他にも機能面でのアップデートがあって興味を引くのですが、基本的には大都市圏中心のリリースになると思うので身近なところでは使える場面がなさそうなのが残念です。

新しいマップのアップデート:ルートのイマーシブビューやその他の AI 機能

[Google Japan blog]

テーマ別の検索は自転車ツーリングの目的地選定に役立ってくれるのではという期待感があります。

Googleが新しいTitanセキュリティキーを発表

最近パスワードレスでの認証を実現するパスキーによる認証が話題になっていますが、単体デバイスとしてパスキーを作成できるTitanセキュリティキーという製品を以前からGoogleは提供しています。今回この製品がリニューアルされたようです。

The latest Titan Security Key is in the Google Store

[Google Security & Safety Blog]

一応我が家のWindows PCとスマートフォンは共に生体認証には対応しているのですが、NFC対応の単体デバイスという点に少々興味を引かれます。お値段の方もUSB-A型が4,000円、USB-C型が4,500円とそこまで高価なものでもないようです。

Googleドライブの同期クライアントを移行

7月に案内されていたGoogleドライブの同期クライアントを従来の”バックアップと同期”から”Googleドライブ”に移行しました。

Sync content across all devices with Drive for desktop

[blog.google]

元々Googleドライブの同期クライアントには一般消費者向けの”バックアップと同期”と、業務利用向けの”ドライブ ファイルストリーム”があったのですが、それぞれのよく使われている機能を残してクライアントを統合するため、今回クライアントが変更になったそうです。

クラウド上のデータとの同期は

  • ファイルをオフラインで保持せず、必要な時にクラウド上からダウンロードする”ストリーミング”
  • ファイルをオフライン・クラウド双方で同期する”ミラーリング”

の2種類から選ぶスタイルになりました。従来、手元のデバイス内のストレージ容量を節約したい場合は同期するフォルダを選択することで調節していましたが、今回からストリーミングを選択することになります。

また、GoogleドライブをインストールするとGoogleドライブに仮想ドライブとしてドライブレターが割り当てられるようになりました。

Googleドライブは我が家のバックアップ手段の主力ですが、それほど使用感に変化は無くて良かったです。今後も便利に使えそうです。

Googleスプレッドシートを開くと勝手にログアウトして開けない問題

自宅のPCにはMicrosoft Officeが入っていないので、Googleスプレッドシートを表計算用途に使っています。

先日ファイルを開こうとしたところ、”ログアウトしました ログアウトしています。このファイルの変更を保存するには、もう一度ログインしてください”というダイアログが出て、強制的にファイルが閉じられてしまいました。

再度ファイルを開いても全く同じ挙動で、ファイルが開けなくなってしまいました。Gmailなど他のGoogleサービスは問題なさそうだったので、とりあえず1回ログアウトした上で再度ログインしてファイルを開いたところ、無事に開けました。

今回のようなトラブルは初めてだったので驚きましたが、再ログインで解決したので何よりでした。