Android」カテゴリーアーカイブ

Pixel9 Proの外観が一部公開

8/14のGoogleのイベントで発表になるというPixel9 Proですが、上半分ほどの外観が公開されました。

Pixel7、8と角が丸っこい本体が続いていましたが、今回は側面のエッジが立った形になりました。iPhoneっぽい印象を感じる見た目です。カメラレンズ部分は帯状に出っ張っていたものがカメラレンズ部分が独立して出っ張っているようになりました。横長にレイアウトされている点は変わらずといったところです。

この横長にレンズが出っ張っている部分について好き嫌いがあるようなのですが私は気に入っていて、縦向きで机に置くとレンズ部分がちょっとしたスタンド代わりになって、わずかではありますが角度がつくので便利だと思っています。保護用のスリーブから出すときもレンズ部分に指をかけて取り出せるので何かと便利に使わせてもらっています。

Androidのデバイス捜索機能がアップデート

Android端末にはGPSを利用した”デバイスを探す”というデバイス捜索機能があります。もしデバイスを紛失してしまった場合は別の端末から位置を検索したり、端末の情報を消去することができます。

4月くらいにこの機能のアップデートが予告されていましたが、最近私のPixel7にアップデートが配布されてきました。

5 ways to use the new Find My Device on Android

[Google Product Updates]

従来はデバイスを探す際に対象デバイスがGoogleアカウントにログインしている必要がありました。

今回のアップデートではデバイスが周辺の端末とBluetooth通信した履歴をもとにデバイス位置を推定するようになっているということです。このため単体でネットワーク通信機能を持たないBluetoothタグなども捜索可能になっているそうです。

どの端末が位置情報を特定したかは暗号化されてGoogleに提出されるため、誰が自分の端末位置を報告したかは分からないように処理されているということです。また、この仕組みを使用しないようにオプトアウトすることもできるということです。

Pixel8aが登場

GoogleからPixel8系の廉価版モデルであるPixel8aの発表がありました。

Google Pixel 8a、色鮮やかでパワフルな AI スマホがお求めやすい価格で新登場

[Google Japan Blog]

既に発売されているPixel8と比較してみると、カメラやカバーガラスの種類など細かい部分の違いはあるものの、寸法も含めてほとんど同じようなスペックに感じます。特にプロセッサはTensor G3で共通なので、カメラ性能にそこまでこだわりがないという方であればかなりお買い得と言えるのではないでしょうか。

国内価格は72,600円ということですが、米国価格は$499ということです。計算してみると1ドル145円くらいになるので、実勢の為替相場に対してかなりサービス価格と言えると思います。

性能面はともかく毎度新製品が出る度にサイズが大きく感じるのですが、大画面化の流れはまだまだ継続しそうです。

Androidのアラーム予告通知をオフにする

スマートフォンを目覚まし時計代わりに使っていると、指定した時刻の前に”次のアラーム”という内容の通知が出ます。目覚まし時計運用をしているとこのアラーム予告で目が覚めてしまい、二度寝するにもできなくなることがあったのでオフにしてしまうことにしました。

設定→通知→アプリの通知 で時計アプリを選択すると、種類別に通知のON/OFFを選択できます。今回の場合であれば”次のアラーム”をOFFにしておけばOKです。

Androidホーム画面の候補アプリ

Androidのホーム画面にはアプリアイコンを設置できますが、オプション設定をすることでアプリの候補を表示することができます。

この”ホーム画面上に候補を表示”という設定をONにしておくと、ホーム画面最下段にAndroid側で予測した候補アプリが表示されるようになります。

上の画像にもある通りここに表示されるアプリは利用頻度や時間帯などによって自動的に変化するものだそうで、私が使っている限りでは正確なおすすめを表示してくれているように感じます。

ただ、最下段全部が推測されるアプリだと少々使い勝手が良くないので、アプリアイコンが5列あるうち3列までは固定のアプリとし、残りの2枠を推測アプリの枠にしています。これだと使用頻度の少ないアプリも時と場合に応じて推測枠に出現するので、固定アプリとのバランスが良く気に入っています。

”ホーム画面上に候補を表示”の設定をした後に推測アプリのアイコンを削除し、通常のアプリアイコンで置き換えればこのような設定にできます。

Android14にアップデート

Android14が展開開始されているということで、試しに手動でスキャンしたらインストール可能な状況だったので早速インストールしてみました。

パッと見では大きく見た目が変化したところはないですが、事前の情報通りロック画面やホーム画面のカスタマイズ機能は強化されていました。せっかくなので時計のフォントデザインを変えてみました。

また、ベータ版の”テーマアイコンをON”を設定するとアイコンのカラーがホーム画面のテーマカラーに統一され、単色の見た目になります。

しかしアプリによってはテーマカラーに対応していないものがあり、それらは色がそのままなので未対応のアプリが浮いた感じになってしまいます。まだ対応アプリが少ないゆえにベータ版なのだと思いますが、多くのアプリが対応すれば色がうるさくない落ち着いたホーム画面が作れると思います。

体感ではバッテリーのもちがかなり改善されている感があるのですが、同じ条件でAndroid13と比較することができないのが残念です。

Made by Google 2023

恒例のMade by Googleが開催され、Androidの新バージョンと新製品が発表されました。

Pixel8シリーズ

Pixel8とPixel8ProはAIによる処理がさらに強化され、CMでもおなじみとなった消しゴムマジックに加えて編集マジックが使用可能になり、物体の移動などにも対応するようになったそうです。

また、Pixel8シリーズはサポート期間が従来の5年から7年に延長されています。昨今端末の価格も高額化しているので、長く使えるのは良いことだと思います。

Pixel8はPixel7比でわずかではありますがサイズが小さくなっているのが良いと思います。私はかなり手が小さいので、Pixel7を含めて6.1インチ以上のスクリーンサイズを持つスマートフォンは文字通り手に余る感じがします。最近はスマートフォンの大画面化が著しいですが、この辺でブレーキがかかってくれるとありがたいです。

Android14

Android14はPixelシリーズから順次展開されるとのことです。バックグラウンドアプリのCPU使用率が最適化された結果、より省電力になっているそうです。

ロック画面のカスタマイズ性が向上しているそうで、テンプレートから色味やフォントを自由に選んでカスタマイズできるようになっているそうです。また、ホーム画面全体を単色のテーマで統一することもできるようになるということです。

直接の性能とは関係ない部分の強化ですが、私は割と何でもカスタマイズするのが好きなので楽しく遊べそうな機能だと思います。

Android 14 が登場。さらなるカスタマイズや便利な設定、ユーザー補助機能など

[Google Japan Blog]

Androidの不明なトラッキングアラート

時々スマートフォン上に”不明なトラッキングアラート”という通知が表示されることがあります。私の場合は移動中に出ることがまれにあるのですが、どういう仕組みなのか調べてみました。

不明なトラッカーを検出する

[Android ヘルプ]

通知の目的

昨今Bluetoothを利用した忘れ物防止タグが流通しています。有名なものとしてはAppleのAirtagがあります。こういった製品はスマートフォンとペアリングすることで製品の位置をスマートフォンからモニタリングできますが、これを悪用して標的に密かにタグを持たせ、行動を追跡するような犯罪が発生しているそうです。

この通知は”自分のものではないが、忘れ物防止タグと一定時間行動を共にしている場合”に警告目的で表示されるもののようです。

表示された時に何ができるか

表示された場合、直ちに自分が何者かに追跡されているかどうかは分かりません。確認のために身の回りの忘れ物防止タグをスキャンする機能が備わっています。Androidの”設定”→”緊急情報と緊急通報”→”不明なトラッキングアラート”でチェック機能にアクセスできます。

スキャンの方法は周辺のスキャンと、通知の原因になったデバイスから音を出す方法の2種類があります。スキャンした結果デバイスが発見されなければ、行動を共にしていたのは一時的なものと判断が可能です。

デバイスが見つかった場合でもトラッカーを無効にすることができます。ただ、上記のヘルプにもありますが、もし身に覚えのないトラッカーを持たされていた場合にはまず当該デバイスを持って警察に届けた方がよいように思います。

誤検知

私の場合も毎回誤検知のようなのですが、出る時は決まって指定席の乗り物で長時間移動する時です。なので、周囲の人のうち誰かがこういったデバイスを持っており、一緒にいる時間が一定以上になったところでAndroidが親切に警告してくれているのだと思います。

急に表示されるとびっくりしますが、あると安心できる機能です。

Android OSの更新モジュール化

興味深いニュースが出ていました。

ランタイム更新をモジュール化、「Android 12」以降なら古いデバイスでもセキュリティ・パフォーマンスで恩恵

[窓の杜]

Android OSで従来OSとセットで更新されていたARTというランタイムをOSと切り離し、別個にGoogle Play経由で更新できるようになる見込みということです。

Androidは機種によってOSの更新が配信されるかされないかが異なるので、ものによっては発売後割と短期間で更新がストップしてしまうものもあります。更新がされないということはパフォーマンス面での向上が見込めないほか、セキュリティ上のリスクも抱えることになります。

そこでOS本体はともかく、OSとアプリの中間に入るランタイム部分を更新しやすくしたことで、多くのAndroid端末に恩恵がある仕組みが構築されたということのようです。

様々な端末でOSのアップデートがなくてもOS更新並みのメリットが得られるようなら、かなり良い取り組みだと思います。相対的に端末が長期間使えるようになるので、環境保護などの面から見てもメリットのある話ではないかと思います。

Google ONEによるダークウェブモニタリング

5月に発表されていた内容ではありますが、Google ONEによるダークウェブモニタリングを試してみました。これはGoogle ONE用の機能なので、無償のGoogleアカウントでは利用することができません。

New security features for all Google One plans

[blog.google]

この機能を使うと、Google ONEに登録されている個人情報や認証情報のうち、任意のものについてダークウェブ上で流通しているかどうかをチェックすることができます。

ダークウェブというのは一般的なブラウザや検索エンジンでは到達できないWeb上の空間で、漏えいした情報や違法な情報・物品の流通によく使われているそうです。

試しにメールアドレスでチェックをしてみましたが、過去に情報漏えい事件のあったショッピングサイトで使用していたメールアドレスが検出されました。

チェック自体は数秒で実施できるので、気軽にチェックができます。また、漏えいした情報があった場合、対抗策についてアドバイスももらえるので親切な設計です。

今回チェックしてみて思いましたが、自分で気をつけていてもこういった情報は外部のサービスに預けることになるので、どうしても漏えいの危険性が避けられません。

特に認証情報などについては漏えいしても重大な結果につながらないよう、パスワードの使い回しを行わないことや、設定可能な場合できる限り多要素認証を設定するなどの対策が必要であることが認識できました。