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ファイル置き場をリモート操作できるようにした

今年頭にVIAのVB8003を使用して作ったファイル置き場なのですが、ちょっとしたメンテ用にVNCServerでリモート操作できるようにしました。

方法はFedora Core5向けでちょっと古かったのですが、
Fedora Core 5でVNCサーバを動かすには
(@IT)

がほぼそのまま使えました。

引っかかる点というほどでもないのですが注意したいのは、

・設定ファイルにデフォルトで「-localhost」オプションが設定されているのでその部分は削除しないといけない
→そのままだとローカルホスト以外からアクセスできない

・初歩的ですがファイアウォールのポート設定をお忘れなく
→VNCのサービス本体が5900番を使用し、その後ユーザごとに5901、5902…という感じでポートを利用していくようです。

やっぱりリモート接続できると便利です。

Debianがコンパクトフラッシュにインストールできない

コンパクトフラッシュは無事に取り付けられたので、とりあえず改めてUSBメモリ経由でDebianのセットアップを実行。
しかし、セットアップ終了後に再起動するとGRUBがエラーを出します。

Error21という内容だったので調べてみると「パーティションがGRUBに認識されていないのが原因だ」ということらしいです。

仕方がないので/bootをわざわざ明示的に切ってみたりBIOSの設定を変えてみたりいろいろやってみましたが改善せず。
最終的にはUSB-Knoppixでコンパクトフラッシュの中身をのぞいてみましたが、わしが見る限りは正常にセットアップされており別におかしい点はなさそうでした。

結局USBでライブ起動できるディストリビューションを検証過程でいろいろ試したのですが、Fedora12がコンパクトフラッシュにそのままインストールができ、シンプルで使い勝手も良かったのでそのまま採用することにしました。

LinuxについてはDebianを昔仮想マシンに入れて遊んでたのでDebianが採用内定だったのですが、FedoraもFedoraでなかなか使い心地はいいです。
基本的にファイル置き場利用のマシンなのですが、デスクトップ環境っぽい使い方もちょっと試してみたいところですね。

DebianでSambaを動かす(が、HDDが止まらない)

というわけでハード部分の改修も大体できたのでHDDを搭載しDebianを入れてみました。
今回用意したHDDはHGSTのHDS722020ALA330というやつで、容量は2TBもあります。

Webに上がっている情報などを参考にSambaを入れて宅内でフォルダを共有するところまではうまくできました。
しかしここで欲が出て「使ってないときはHDDの回転を止めよう」ということに。

hdparm -S 60 /dev/hda などとコマンドで打ち込めば(例では/dev/hdaの)アクセスがなくなってから5秒×60=つまるところ5分で回転が止められるんだそうです。

しかし回転が止まってくれません。

調べたところDebian上のいろいろなサービスがログを吐いたりしているために、なかなか完全にHDDにアクセスさせないというのは難しいんだそうで。
いくらかは自分で調べてサービスを止めたりしてみましたが、やはりHDDの回転は止まらず。

どうしてもHDDの回転を止めたくなったので、当初の計画には含まれていなかったOSをコンパクトフラッシュに入れる作戦を実行することにしました。

DebianをUSBメモリからインストール

自作ファイル置き場にDebianを入れる際には、余ったCDドライブをつないでインストール作業が終わり次第CDドライブを外してしまうつもりでいました。
しかし、間の抜けたことに手元に余ったIDEケーブルがなかったのです。

困ったのでいろいろ調べてみると、USBメモリにisoファイルをコピーしてインストールする方法がありました。

1.Debian用のboot.img.gzを入手してきて展開する。

2.Silicon Linux社製のDDwinを入手する。

3.DDwinで適当なUSBメモリ(今回は1GBの物を使用)にboot.imgを書き込む。
(DDwinをwin7で使う場合は管理者権限が必要なので注意)

4.Debianのインストール用isoイメージを入手する。
(これは当然、USBメモリに入るサイズの物を)

5.USBメモリにisoイメージをコピーする
(isoイメージは普通にドラッグ&ドロップで放り込んでOK)

6.USBメモリを起動順1位にして起動すればインストールプロセスが始まる

結構windows環境でUSBメモリを作るってのがなかなかなくて困りましたが、調べた甲斐がありました。