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Windows11(25H2)へのアップデート

普段使っている自作PCにWindows11(25H2)の更新案内が来ていたので、アップデートしてしまうことにしました。不具合情報なども散見されるので少々心配ではありますが、基本的には24H2と大きく変わらないと聞いているのでアップデートしてみた次第です。

エンタープライズ環境やCopilot+PCであればいくつかの新機能もあるようなのですが、我が家の環境はいずれにも当てはまらないので目新しい何かはなく少々残念です。

Windows 11 バージョン 25H2 の新機能

[Microsoft Learn]

あまりノートパソコンには興味がないのですが、こういった新機能の情報を見るとNPUを積んだCopilot+PCはちょっと楽しそうに思えます。

Windows11の”更新してシャットダウン”でシャットダウンされない問題が修正見込み

Windows11に更新プログラムが配信されてくると、更新する場合は”更新して再起動”か”更新してシャットダウン”を選択することができます。

私は就寝前や出かける前などには更新してシャットダウンの方をよく使っています。しかしこの更新してシャットダウンを選択した後に戻ってきてみると、シャットダウンされておらずログイン画面のままPCが起動していることがあります。これがどうも不具合だったらしく修正されるようです。

[更新してシャットダウン]したのにPCの電源が落ちていない問題……Microsoftが根本的な解決へ

[窓の杜]

確かにシャットダウンされておらず変だなあと思うことはありましたが、致命的なものではなかったので「たまには想定通りに動作しないこともあるのかな」程度に軽く考えていました。公式に不具合と認定されて修正されるというのはいい意味で予想外でした。

小さい改善ですがちょっと楽しみです。

Windows11 25H2がリリース

毎年10月頃になるとWindows11の機能アップデートがあるのが風物詩のようになってきましたが、今年は何の予告もなく突然リリースになりました。

【速報】「Windows 11 2025 Update」(バージョン 25H2)の一般提供が開始

[窓の杜]

本当に突然で少々驚きました。すでにWebからダウンロードできるISOイメージは25H2になっています。24H2からそこまで大きな変化はないと聞いていますが、周辺機器の互換性なども気になるので自動更新で配信されてくるまではアップデートを待とうかと思っています。

アップデートは月例の更新プログラムと同様にイネーブルメントパッケージの技術が使用されており、24H2にすでに搭載済みの機能をONにすることで25H2にアップデートする仕組みのようです。

企業や組織向けとしては少し遅れて10月14日にWSUS向けのイメージが展開されてくるということです。

An IT pro’s guide to Windows 11, version 25H2

[Microsoft Windows IT Pro blog]

Windows11 25H2で1Passwordが統合可能になる見込み

いよいよDevチャンネルの方でWindows11 25H2のテストが始まっているようです。WindowsはOSそのものにパスキーを管理する機能を備えていますが、それに加えて1Passwordと統合的に運用することもできるようになるようです。

Windows 11でのパスキーの保存・利用に「1Password」を統合 ~Dev版でテスト開始

[窓の杜]

Windows自体のパスキー管理と1Passwordを統合することで、Windowsで作成したパスキーを1Passwordにリンクしたり、逆に1PasswordのパスキーをWindowsから呼び出して利用することもできるようになるということです。

1PasswordのようなパスワードマネージャーをWindowsの情報と併せて使えると、デバイス間をまたいだ認証情報の共有も安全に行えて利便性が高そうです。久々に機能アップデートで楽しみな機能が出てきました。

Windows11にNotoフォントが搭載される

日本時間の2025/4/9に4月の月例更新プログラムが公開されましたが、このプログラムを適用するとOSにNotoフォントが搭載されるようです。

NotoフォントはGoogleが開発したフォントで、世界中の様々な文字を文字化けせずに表示することができるというのが売りだそうです。

Noto – Google Fonts

[Google.com]

東アジアの日本・韓国・中国は使用する文字の種類も多く文字化けを誘発しやすい環境ですが、今回WindowsにNotoが標準搭載されたことで文字化けの可能性がかなり低減できるのはないかと思います。

ブラウザで使用するフォントを特に指定していない場合は自動的にNotoが標準のフォントとして設定されるようです。そのため、4月の更新プログラムを適用したらなんとなく画面の見た目が変わったと感じる方もいるかもしれません。

Windows11のサインイン画面でのクラッシュ

いつものようにWindows11にサインインしようとしたところ、サインイン作業中にPCがクラッシュして自動的に再起動してしまいました。

これで再起動するだけですめば良かったのですが、例のRadeonのドライバがWindows標準ドライバで置き換えられる問題が発生してしまいました。

直近にWindowsの復元ポイントが存在したので復元ポイントからの復元を試みましたが、不幸なことに復元中に0xc000021aエラーが出て電源を切るしかなくなってしまいました。

当然Windowsが正常に起動しなくなったので頭を抱えましたが、Windows REからスタートアップ修復をしたところなんとか元通りに戻せました。

昨年12月くらいから調子が悪いので心配ではありますが、今回は特に何も思い当たる節がないのでいったんは経過観察してみたいと思います。イベントログに何か情報があるかも当たってみたいところです。

Windows11のOEM向けCPU要件が更新される

Windows11にはCPUの要件があり、Intel製のCPUであれば第8世代Core以降、AMD製のCPUでは第2世代Ryzenが必要です。今回Windows11 24H2に対応するOEM向けのIntel製リストが更新されたそうです。

Windows 11 version 24H2 supported Intel processors

[Microsoft Learn]

リストを確認すると第10世代Core以前がないので少々驚きますが、あくまで今後出荷するOEM製PCに搭載するべきCPUが列挙されているリストなので、このことを踏まえると妥当な内容に思えます。

最初”Windows11 24H2がサポートするCPUリストでかなり多くの製品が切り捨てられた”といった情報として伝わってきたので少々驚いた次第です。

Windows11 24H2ではBitlockerが広範なPCに適用される

最近新規にWindows11(24H2)クリーンインストールする機会があったので気がついたのですが、24H2以降ではBitlockerのハードウェア要件が緩和されているんだそうです。確か以前は電源の制御がきめ細かくできるPC限定の機能で、メーカー製のノートPCをターゲットにした機能なのかと思っていたのですが、24H2以降ではちょっと古めのデスクトップPCなどでも有効にできます。

以下の技術情報に要件が緩和されている旨の記載がありました。

OEM 向け Windows 11 での BitLocker ドライブ暗号化

[Microsoft Learn]

ちょっと厄介なのはBitlockerが適用可能である場合デフォルトで有効になってしまうことです。Bitlockerはセキュリティ面では安心感の高い機能ではあるものの、BIOSのアップデートやセーフモードの起動時に回復キーが必要になったり、時々なぜか起動時に回復キーを要求してくることもあるのでPCの運用スタイルによっては少々過剰性能に感じることもあります。今後Windows11をクリーンインストールする場合はBitlockerのON・OFFをどうするかについても気にしておいた方が良さそうに思います。

PCがスリープ復帰時に矢印キーが入力しっぱなしになる問題

時々なのですが、PCをスリープ状態から復帰させたときに矢印キーの下方向が入力しっぱなしになる問題が発生しています。

大体この手の問題が発生するときはゲーム用のコントローラーなどが接続されていてそれらが原因と言うことが多いのですが、そういった周辺機器のない状態でも発生することが確認できました。

また、キーボードを1回PCから接続解除して再度接続すると復旧するので自作キーボードの問題である可能性が高い気がしています。

PC自体を再起動するか、キーボードの抜き差しで解決できるので深刻な問題ではないのですが、すぐ使いたい時にこの問題が発生するとうっとうしいので、少々モチベーションは低いですが原因を調査中です。

Windows11の設定画面をショートカットで開く

ゲームをするときに微妙に音量の調整をしたいことが良くあり、設定→システム→サウンド→音量ミキサーという順番で設定画面を開いて、音量ミキサー画面にアクセスすることがあります。

しかし設定を開いてから3回クリックする必要があり、アクセスするのが少々面倒です。ショートカットを作って直接アクセスできないか検討していたところ、URIで直接開けることが分かりました。

Windows 設定アプリの起動

[Microsoft Learn]

Windows11の設定画面にはURIを指定してアクセスすることができるので、例えば上に挙げた音量ミキサーであればWindowsキー+Rキーでファイル名を指定して実行を開き、”ms-settings:apps-volume”と入力してEnterを押せばアクセスできます。

ただこのコマンドは覚えられないので、ショートカット化することにしてみました。

<Powershell>
Start-Process "explorer.exe" "ms-settings:apps-volume"

こんな感じでエクスプローラーを開いて、引数としてURIを与えるとスクリプトで直接設定画面を開くことができます。よくアクセスする機能についてはショートカット化して、デスクトップに置いておくと便利かもしれません。