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WordPress6.8.1がリリース

メンテナンスリリースのバージョン6.8.1がリリースになりました。

WordPress 6.8.1メンテナンスリリース

[wordpress.org日本語版]

WordPress自体の更新は原則自動更新で行っているのでそれほど意識することはないのですが、今回プラグインのBackWPupバージョン5.2で不具合が出ていたのでそれとの兼ね合いが少々気になりました。

BackWPup5.2で”Call to undefined function cal_days_in_month()”というエラーが表示される問題

プラグインの開発元の情報を調べてみたところ、バージョン5.21がリリースされておりそれによって問題は解消しているということです。

BackWPup 5.2 – Monthly Frequency Flexibility Restored, More Improvements!

[BackWPup]

BackWPupバージョン5.21はWordPressバージョン6.8.1との互換性も確認されているそうです。私の環境でもBackWPupをバージョン5.21にアップデートしてみましたが、動作には全く問題ありませんでした。

“このサイトで重大なエラーが発生しました”というエラーでWordPressサイトが開けなくなったときの対処法

昨日プラグインの更新に伴ってWordPressのサイトが開けなくなってしまいました。今回初めて遭遇しましたが、サイトにアクセスできないのはもちろん、サイトにアクセスできない=管理画面にもアクセスできないので非常に困りました。

サーバーの管理画面等から直接対処するしかないのかと思っていたところ、管理用として登録いたメールアドレスに”サイトで技術的な問題が発生しています”というメールが届いていました。

このメールはトラブルが発生した際にWordPressが自動的に送信するもののようで、エラーの詳細について詳細な情報が載っています。原因の特定をする際には大いに役立つものです。

また、非常に助かったのがリカバリー用の管理画面へのリンクが用意されていることです。リンクから管理画面を開き、メール本文に記載されている原因に対処すればサイトの機能を取り戻せる可能性が高くなります。

今回私の場合ではプラグインが原因とはっきり分かっていたので、当該プラグインを管理画面から一旦は無効にすることで復旧できました。

初めてお世話になった機能でしたが、全自動でここまで対処してくれるので非常に助かりました。WordPressのサイトを管理されている方は知っておいて損のない機能だと思います。

BackWPup5.2で”Call to undefined function cal_days_in_month()”というエラーが表示される問題

当ブログで使用しているバックアップユーティリティの”BackWPup”のバージョン5.2がリリースされたそうで、バージョンアップしてみたところブログに一切アクセスできなくなってしまいました。

管理用のメールアドレスにサイトでエラーが生じた旨の通知が来て、そのメールの内容から原因がBackWPupであることと、エラー内容が掲題の通りであることが特定できました。

プラグインを無効化して一旦はサイトを稼働状態に戻すことができました。こうなってくると原因が気になります。アップデート前にWordPress本体との互換性は確認済みで、バージョン6.8で正常に動作するという表示はされていました。フォーラムなどで情報収集してみると同じ現象についてのトピックを発見しました。

Call to undefined function cal_days_in_month()

[wordpress.org forum]

いつまでもバックアップをしないままにはしておけないので上記トピックはしばらくチェックしてみたいと思います。

【2025/5/1追記】開発元から情報があり、バージョン5.2.1で問題が解消しているとのことでした。

WordPress6.8がリリース

”Cecil”と名付けられたバージョン6.8がリリースされました。

スタイルブックの更新

WordPressの最近リリースされたテーマではスタイルブックというサイトの外観をワンストップで変更できるデザイン機能が搭載されています。この機能がブラッシュアップされ、ラベリング等により使いやすくなっているということです。

古いテーマでも使えると良いのですが、当ブログのようにTwenty-Twelve(2012年リリース)は残念ながら対応していないようです。

リンクのパフォーマンス向上?

何かとエディタ機能が改良されるので毎度アップデートで何かが変わった感がそれほどないのですが、今回ちょっと気になっているのはパフォーマンス面の向上があるということです。Speculative Loadingと称する機能により、ユーザーがリンクに対してマウスオーバーした時点でリンク先の先読みを開始し、表示を高速にする機能だということです。最新のブラウザでのみ機能するという条件付きですが、これは楽しみな機能です。

言われてみると確かに読み込みが速くなった気はするのですが、どのくらい変わったのかは定量的に測定できていません。

WordPress6.7.2がリリース

バージョン6.7.2がリリースになりました。今回はバグフィックスのみのショートサイクルリリースということです。

WordPress 6.7.2が利用可能です !

[wordpress.org日本語版]

サイトの更新を自動更新にしておくと自動的に更新されるので非常に楽です。商用サイトなどでは安易に更新しないほうがいいのかもしれませんが、当サイトのような個人のサイトであれば自動更新のほうがメンテナンスの手間が省けていいと思います。

上記記事中でも触れられていますが、次期バージョンの6.8は4月15日に公開の見込みということです。

WordPress6.7.1がリリース

先日バージョン6.7がリリースされたばかりでしたが、さっそくマイナーアップデートがリリースとなりました。

WordPress 6.7.1 Maintenance Release

[wordpress.org]

6.7で発見されたwordpressのコア部分とブロックエディターについて16のバグが修正されているということです。

あわせて、バージョン6.8のリリース予定が2025年の4月見込みであることも公表されています。

WordPress6.7がリリース

メジャーバージョンの6.7がリリースとなりました。

WordPress 6.7 “ロリンズ”

[wordpress.org日本語版]

今回のバージョンでは新テーマのtwenty-twenty-fiveが追加されています。デザインやカスタマイズ性の高いテーマになっているということです。

エディタでは右上の公開ボタンの近くに記事全体をズームアウトして見ることのできるボタンが追加されました。画像やテキストを組み合わせたページを作るときなどに、全体を引いて見ることができるので便利そうです。

このボタンを押すとページ全体を引いて見た様子を見られます。

ここ最近のWordPressは自由なコンテンツ作りに向けたアップデートが多いので、私のように従来型のブログを書いている分には影響のある物が少ないのですが、今回の6.7に関しては体感でかなり画面遷移が速くなったように感じています。実際パフォーマンス面の向上は図られているそうで、この点非常にありがたく感じています。

WordPress6.6.2がリリース

バグフィックスを主体とするバージョン6.6.2が公開されています。

WordPress 6.6.2が利用可能です !

[wordpress.org日本語版]

どんなバグがあったのかチケットを見ていたら、「日本語で”このサイトについて”を記述して見出しのスタイルを適用した場合に、不自然な場所で折り返しが発生してしまう問題」という変わったバグの報告がありました。

”このサイトについて”内に文を書いて見出しスタイル(h1やh2等)を適用するとスタイルシートのtext-wrap:balance要素が適用されます。ラテン系の言語ではこれはうまく機能してちょうど良く文が折り返し表示になるのですが、日本語の場合は単語の途中で折り返しが入ってしまう場合があり見た目に問題があったようです。

結果、言語によって適用するtext-wrap:の種類を変えることで問題に対応しているということでした。

WordPress6.6.1でWindows Defenderがマルウェアを検出する問題

海外のフォーラムを見ていて気になった話題ではあるのですが、当ブログにも当てはまっていました。

【現象】

  • WordPress6.6.1で運用されているサイトにアクセスすると、Windows Defenderが”Trojan:Win32/Phish!MSR”を検出する。
  • WordPress6.6.1のzipパッケージをダウンロードすると、Windows Defenderが”Trojan:Win32/Phish!MSR”を検出する。

【環境】

  • Windows11 Home(23H2)
  • Windows Defender バージョン 1.415.344.0

全く同じ事象が報告されていたのは以下のフォーラム記事です。

Virus Issue :wordpress-6.6.1.zip shows a virus from windows defender

[WordPress.org Forum]

私が現象を確認したのは日本時間の7/27 15:00頃なのですが、このフォーラム記事の情報とも符合します。「CSS内の文字列が誤検知されているのではないか」という見解を示している方もいますが、今のところ状況を確認中というところです。

WordPress6.6がリリース

バージョン6.6がリリースとなりました。

WordPress 6.6 “ドーシー”

[wordpress.org日本語版]

今回のバージョンではブロックエディターにカラーパレットやフォントセットを追加することが可能になりました。これによりテーマのデザインを変更することなく、任意のスタイルを使ったカスタマイズが容易になっているとのことです。

また、プラグインの自動アップデートにロールバックオプションが追加されています。自動アップデートにより不具合が発生してしまった際に元に戻せるので、自動アップデートを心配せずに使えるということです。

パフォーマンス面も向上しており、特にエディターでテンプレートをロードする時間は40%削減に成功しているということです。