先日バージョン6.7がリリースされたばかりでしたが、さっそくマイナーアップデートがリリースとなりました。
WordPress 6.7.1 Maintenance Release
[wordpress.org]
6.7で発見されたwordpressのコア部分とブロックエディターについて16のバグが修正されているということです。
あわせて、バージョン6.8のリリース予定が2025年の4月見込みであることも公表されています。
先日バージョン6.7がリリースされたばかりでしたが、さっそくマイナーアップデートがリリースとなりました。
WordPress 6.7.1 Maintenance Release
[wordpress.org]
6.7で発見されたwordpressのコア部分とブロックエディターについて16のバグが修正されているということです。
あわせて、バージョン6.8のリリース予定が2025年の4月見込みであることも公表されています。
メジャーバージョンの6.7がリリースとなりました。
[wordpress.org日本語版]
今回のバージョンでは新テーマのtwenty-twenty-fiveが追加されています。デザインやカスタマイズ性の高いテーマになっているということです。
エディタでは右上の公開ボタンの近くに記事全体をズームアウトして見ることのできるボタンが追加されました。画像やテキストを組み合わせたページを作るときなどに、全体を引いて見ることができるので便利そうです。
ここ最近のWordPressは自由なコンテンツ作りに向けたアップデートが多いので、私のように従来型のブログを書いている分には影響のある物が少ないのですが、今回の6.7に関しては体感でかなり画面遷移が速くなったように感じています。実際パフォーマンス面の向上は図られているそうで、この点非常にありがたく感じています。
バグフィックスを主体とするバージョン6.6.2が公開されています。
[wordpress.org日本語版]
どんなバグがあったのかチケットを見ていたら、「日本語で”このサイトについて”を記述して見出しのスタイルを適用した場合に、不自然な場所で折り返しが発生してしまう問題」という変わったバグの報告がありました。
”このサイトについて”内に文を書いて見出しスタイル(h1やh2等)を適用するとスタイルシートのtext-wrap:balance要素が適用されます。ラテン系の言語ではこれはうまく機能してちょうど良く文が折り返し表示になるのですが、日本語の場合は単語の途中で折り返しが入ってしまう場合があり見た目に問題があったようです。
結果、言語によって適用するtext-wrap:の種類を変えることで問題に対応しているということでした。
海外のフォーラムを見ていて気になった話題ではあるのですが、当ブログにも当てはまっていました。
全く同じ事象が報告されていたのは以下のフォーラム記事です。
Virus Issue :wordpress-6.6.1.zip shows a virus from windows defender
[WordPress.org Forum]
私が現象を確認したのは日本時間の7/27 15:00頃なのですが、このフォーラム記事の情報とも符合します。「CSS内の文字列が誤検知されているのではないか」という見解を示している方もいますが、今のところ状況を確認中というところです。
バージョン6.6がリリースとなりました。
[wordpress.org日本語版]
今回のバージョンではブロックエディターにカラーパレットやフォントセットを追加することが可能になりました。これによりテーマのデザインを変更することなく、任意のスタイルを使ったカスタマイズが容易になっているとのことです。
また、プラグインの自動アップデートにロールバックオプションが追加されています。自動アップデートにより不具合が発生してしまった際に元に戻せるので、自動アップデートを心配せずに使えるということです。
パフォーマンス面も向上しており、特にエディターでテンプレートをロードする時間は40%削減に成功しているということです。
6.5が出てから1週間ほどですが、早くもセキュリティ&メンテナンスリリースがありました。
WordPress 6.5.2 Maintenance and Security Release
[WordPress.org]
セキュリティ修正1件に加えて、複数のバグフィックスが含まれるバージョンということです。WordPressの場合セキュリティ修正は基本的に適用が推奨となっていますので、特段の事情がない限りは早めの適用が良いと思います。
次回のメジャーリリース6.6が2024/7/16リリース見込みであることも明らかになっています。
バージョン6.5”Regina”がリリースとなりました。
[wordpress.org]
今回のバージョンでは背景や影の設定をするツールが強化されています。上の動画の10:30付近から説明がありますが、カバーブロックで設定できる項目が増えているそうです。カバーブロックというのは画像の上にテキストを重ねたもので、よく見出しや記事の先頭に使われています。
カバーブロックの例です
今回のアップデートでWordPressの機能のみでオーバーレイの色味や透明度、フォーカルポイント(ピントの合っているポイント)等が調整可能になったので、画像を別途加工する必要がなくなったそうです。動画の説明によればオーバーレイ色も画像にあわせて適切なものを選んでくれるんだそうで、カバーブロックに画像を指定するだけでそれらしいデザインになるよう工夫されているようです。
また、フォントライブラリがリニューアルされ、サイト全体に対してフォントのインストールや削除が容易になっているとのことです。ブロックを起点としてフォントのインストールやスタイル変更が可能になっているようです。上の動画の45:30付近から説明があります。
エントリの構造を視覚的に表現したリストビューにも改良が加えられており、リストビュー上でブロックをドラッグ&ドロップで動かすと滑らかにアニメーションするようになりました。さらに直感的に操作内容が理解しやすくなっていると思います。
バージョン6.4.2がリリースされています。今回のリリースではスタイルシートに起因して一部テーマが誤った結果を返す問題等、7つのバグ修正が含まれているとのことです。
また、セキュリティ関連のアップデートも含まれているので、できるだけ速やかに適用するアップデートと位置づけられています。
前回のアップデート時には自動アップデートが失敗して少々苦労しましたが、今回はスムーズに更新できました。
先日Wordpressを手動でアップデート(ダッシュボードからアップデートボタンを押してアップデートする方法)しようとしたところ、アップデートが始まった直後に画面が切り替わり、「重大なエラーが発生しました」というエラー表示が出てアップデートが完了しませんでした。
再度アップデートをやり直そうと思ったのですが、ダッシュボードに入ろうとすると
“PHP message: PHP Fatal error: Uncaught Error: Call to undefined function wp_kses() in /var/www/******/wp-content/db.php:28”
というエラーが表示されてしまい、ダッシュボードからのコントロールもできなくなってしまいました。
調べてみるとこういう場合はまずプラグインを一通り無効にすると良いということだったので、サーバーコントロールパネルから/wp-content/plugins内の全フォルダをいったんリネームして挙動を確認しました。
しかしながらやはりダッシュボードを開くことはできなかったので、更にネットで検索をしたところ以下のような情報が見つかりました。
[wordpress.orgフォーラム]
同じような状況の方からの質問ですが、回答に「db.phpをリネームしてみるといい」というアドバイスがついていました。
どうもプラグインのW3 Total Cacheで使用しているファイルにエラーがあることが原因のようで、一旦リネームすることで当該ファイルは再生成できるので問題を回避できるようでした。
実際にリネームしてみると無事にダッシュボードは開けたので、一旦Wordpressを念のために上書きでアップデートしました。その後各プラグインを有効にしたところサーバーのコントロールパネルでdb.phpが再生成されていることも確認できたので、問題は解決となりました。
初めて遭遇するエラーで少々焦りましたが、こういったときの対処法が学べたのは良かったと思います。
バージョン6.4.1がリリースになりました。メンテナンスリリースで4件のバグ修正が行われているということです。
今回は自動アップデートが始まる前にリリースに気がついたので手動でアップデートを実施したのですが、ちょっとしたトラブルに遭遇しました。今回のバージョン固有のものではないと思うのですが、対処した手順をまとめて別途エントリにしておきたいと思います。