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WordPress5.2.2がリリース

メンテナンスリリースの5.2.2がリリースされました。今回は珍しくセキュリティ周りの修正は含まれていないようです。

WordPress 5.2.2メンテナンスリリース

[WordPress.org 日本語版]

サイトヘルスチェック機能のブラッシュアップが多くを占めていますが、中にはレイアウトの微調整や、スマートフォンなどの小さいスクリーンで表示した時の不具合修正など、表示に絡むものも含まれています。

サイトヘルスチェック機能は5.1で追加され、5.2で画面構成が変わりましたが、まだしばらくは修正を加えつつ進化していきそうです。

WordPress5.2.1がリリース

メンテナンスリリースの5.2.1がリリースされました。

WordPress 5.2.1 メンテナンスリリース

[wordpress.org 日本語版]

バグフィックスがメインだそうですが、ブロックエディタの改善のほか、5.2で導入されたサイトヘルスチェック機能も改善されているとのことです。

具体的には、マルチサイト構築時にサイトヘルスチェック機能が表示する更新用リンクのバグ修正や、アイコン表示の縦方向のセンタリングなどが含まれるそうです。上記公式blogのエントリ内にあるTracへのリンクで個別の修正内容をチェックすることができます。

WordPressの環境見直し

WordPressのサイトヘルスチェック機能が強化されたのを受けて、当blogも動作環境を多少見直してみました。具体的には、

  • 使用していないプラグインの整理
  • 使用していないテーマの削除
  • MySQLのバージョンアップ

です。MySQLのバージョンアップはサーバ側の設定でワンタッチという訳にはいきませんが、

  1. 新しいバージョンでデータベースを作る
  2. PHPMyAdminで現DBと新DBを同期
  3. wp-config.phpのホスト名を新DBのものに書き換え

という3ステップでバージョンアップができました。同期のついでにデータベースのダイエットもできて一石二鳥でした。

サイトの健全性を維持するための作業でしたが、これでサイトのパフォーマンスが向上しているとなお良しです。これはしばらく速度の統計をチェックして確認してみたいと思います。

WordPress5.2がリリース

コードネーム”Jaco”を冠する5.2がリリースされました。

WordPress 5.2 “ジャコ”

[wordpress.org日本語版]

今回のリリースでは管理者向けのサイトヘルスチェック機能が強化されているそうです。管理者権限でダッシュボードにログインすると、サイトヘルスチェック機能でサイトの自己診断が可能になっています。

ページは2つに分かれており、1つ目はサイトの自己診断結果が表示されるようになっています。よくスマートフォンで端末自身を診断して推奨設定を表示するアプリがありますが、それに近い挙動です。

もう1つのページはデバッグ情報で、サイトが使用しているプラグインや、Wordpressに関連するモジュールのバージョンを一覧することができます。
自サイトの情報が一通りここに集まっているので、トラブルシューティングで詳しい方の支援を受ける際に便利だと思います。

その他、PHPに起因するエラーを検出してリカバリモードに入る機能など、5.2は安全なサイト運営に役立つ更新が多いバージョンになっています。

WordPress5.1.1がリリース

5.1.1が3/12にリリースされています。

WordPress 5.1.1 Security and Maintenance Release

[wordpress.org]

今回のアップデートはセキュリティ&メンテナンスリリースで、細工されたコメントがデータベースに格納される際にフィルタリングをする処理が実装されているそうです。5.1以前のバージョンにはこのバグが影響するそうです。

WordPress5.1がリリース

バージョンが5.0代から5.1に上がりました。

WordPress 5.1 “ベティ”

[wordpress.org 日本語版]

今回のバージョンでは5.0で導入されたブロックエディタのパフォーマンスが向上したとのことです。触ってみた感じ言われてみれば多少軽快な気もしますが、これはしばらく使ってみての評価になろうと思います。

このほか、サーバにインストールされているPHPのバージョンが古いと、ダッシュボードに警告が表示される機能が追加されています。また、PHPのバージョンとプラグインの互換性をチェックし、プラグインのインストールをブロックする機能も備わっているそうです。

WordPress5.0.3がリリース

今回もメンテナンスリリースです。バグ修正がメインのリリースになっています。

WordPress 5.0.3 Maintenance Release

[WordPress.org]

変更点を確認するとやはり冒頭からブロックエディタに絡むバグの修正が入っています。これらの修正はバンドルテーマに対して行われているそうです。

WordPress5系統の目玉機能であるブロックエディタですが、やはり今までのエディタと全く異なるものなので、まだバグがあるようです。私自身も使っていて挙動が怪しいのを感じることがあるので、メンテナンスリリースで追々直していって欲しいと思います。

WordPressの内蔵時計を日本標準時に設定する

WordPressを5.0にアップデートしてからというもの、予約投稿機能がうまく動作しなくて困っていました。検証していたところ、予約投稿自体は動いているものの、時間に何らかのズレが生じているようだったので、内蔵時計が日本標準時になっていないことを疑いました。

とは言え、通常はダッシュボード(管理画面)で標準時設定をすれば内蔵時計もそれに合わせて補正をかけてくれるはずです。まずは再度ダッシュボードで標準時設定を行ってみました。

しかし解決には至らなかったので、WordPressのファイルそのものを編集してしまうことにしました。WordPressのルートフォルダに”wp-settings.php”というファイルがあります。

その中に、内蔵時計をUTCからどれだけオフセットするかを設定している行があります。

// WordPress calculates offsets from UTC.
date_default_timezone_set( 'UTC' );

UTCの部分を”JTC”に書き換えてしまえば、ファイル側から強制的に日本標準時を適用できます。試してみたところ、この方法で予約投稿機能が想定通りに動作するようになったので、当面これで行ってみようと思います。

WordPress5.0.2がリリース

5.0.1からそれほど日を置かず、5.0.2がリリースされました。

WordPress 5.0.2 Maintenance Release

[wordpress.org]

今回のリリースはメンテナンスリリースで、バグフィックスが中心となっています。特に新エディタで多数のブロックを配置した時のパフォーマンス向上に主眼が置かれているそうです。

上記エントリを見ると「ブロック200個のエントリで330%のパフォーマンスアップ」と書いてあるのですが、ブロック200個のエントリはかなりの超大作なのではないかと思います。パフォーマンスの問題に気づいた方がどんなエントリを執筆されていたのか気になります。

当blogのエントリは多い時でも30ブロックくらいで構成されているので、今のところはそれほどパフォーマンスについて問題を感じたことはありません。

reCAPTCHAの運用を一時停止

お問い合わせフォームからのスパム対策にreCAPTCHAを導入して、ここ数年間運用していました。reCAPTCHAというのはGoogleが開発したアンチスパムの仕組みです。時々目にする「私はロボットではありません」というチェックボックスがそれです。

お問い合わせフォームに使っているプラグインのContact form 7がアップデートしたことに伴って、reCAPTCHAのAPIもv2からv3にバージョンアップさせました。v3からはチェックボックスにチェックを入れる必要もなくスパムボットを弾いてくれるそうで、かなり進化しているようです。

しかしv3にしたところ、サイト右下に常にreCAPTCHAのロゴと利用規約へのリンクが表示されるようになりました。v3から仕様が変わったようなのですが、常時ロゴが出ているというのはちょっとうっとうしいので、一旦reCAPTCHAを外して様子を見ています。あまりスパムで困らないようならそのままの方が快適かと思っています。