セキュリティアップデートの5.2.4がリリースされました。セキュリティの問題が6件修正されているとのことです。
WordPress 5.2.4 Security Release
[wordpress.org]
次のメジャーバージョンは5.3になるそうですが、リリース予定日は11/12とされています。ただし、11月は米国のWordcampと感謝祭があるため、ターゲット日から2週間程度のバッファを見ているそうです。
セキュリティアップデートの5.2.4がリリースされました。セキュリティの問題が6件修正されているとのことです。
[wordpress.org]
次のメジャーバージョンは5.3になるそうですが、リリース予定日は11/12とされています。ただし、11月は米国のWordcampと感謝祭があるため、ターゲット日から2週間程度のバッファを見ているそうです。
5.2.3がリリースされました。今回のバージョンはセキュリティ&メンテナンスリリースとなっています。
[wordpress.org日本語版]
脆弱性修正が多いですが、マイナーなバグフィックスも含まれています。興味を引いたのは絵文字の無効化関数の実装です。
例えば、Wordpressのエディタは:)と入力をすると投稿上では笑顔の絵文字に読み替えて表示を行います。
こんな感じです。 🙂
しかし、シェルスクリプトを記述する場合にも同様に読み替えが発生するため、シェルスクリプト末尾が:)で終わっていると正しく動作しないバグがあったそうです。そのため、今バージョンからは<pre>タグ内の:)を無視する関数が用意され、このバグが修正されたとのことです。
思いも寄らないところにバグの元があるもので、日夜発見や修正をしているエンジニアの方々には頭が下がります。
メンテナンスリリースの5.2.2がリリースされました。今回は珍しくセキュリティ周りの修正は含まれていないようです。
[WordPress.org 日本語版]
サイトヘルスチェック機能のブラッシュアップが多くを占めていますが、中にはレイアウトの微調整や、スマートフォンなどの小さいスクリーンで表示した時の不具合修正など、表示に絡むものも含まれています。
サイトヘルスチェック機能は5.1で追加され、5.2で画面構成が変わりましたが、まだしばらくは修正を加えつつ進化していきそうです。
メンテナンスリリースの5.2.1がリリースされました。
[wordpress.org 日本語版]
バグフィックスがメインだそうですが、ブロックエディタの改善のほか、5.2で導入されたサイトヘルスチェック機能も改善されているとのことです。
具体的には、マルチサイト構築時にサイトヘルスチェック機能が表示する更新用リンクのバグ修正や、アイコン表示の縦方向のセンタリングなどが含まれるそうです。上記公式blogのエントリ内にあるTracへのリンクで個別の修正内容をチェックすることができます。
WordPressのサイトヘルスチェック機能が強化されたのを受けて、当blogも動作環境を多少見直してみました。具体的には、
です。MySQLのバージョンアップはサーバ側の設定でワンタッチという訳にはいきませんが、
という3ステップでバージョンアップができました。同期のついでにデータベースのダイエットもできて一石二鳥でした。
サイトの健全性を維持するための作業でしたが、これでサイトのパフォーマンスが向上しているとなお良しです。これはしばらく速度の統計をチェックして確認してみたいと思います。
コードネーム”Jaco”を冠する5.2がリリースされました。
[wordpress.org日本語版]
今回のリリースでは管理者向けのサイトヘルスチェック機能が強化されているそうです。管理者権限でダッシュボードにログインすると、サイトヘルスチェック機能でサイトの自己診断が可能になっています。
ページは2つに分かれており、1つ目はサイトの自己診断結果が表示されるようになっています。よくスマートフォンで端末自身を診断して推奨設定を表示するアプリがありますが、それに近い挙動です。
もう1つのページはデバッグ情報で、サイトが使用しているプラグインや、Wordpressに関連するモジュールのバージョンを一覧することができます。
自サイトの情報が一通りここに集まっているので、トラブルシューティングで詳しい方の支援を受ける際に便利だと思います。
その他、PHPに起因するエラーを検出してリカバリモードに入る機能など、5.2は安全なサイト運営に役立つ更新が多いバージョンになっています。
5.1.1が3/12にリリースされています。
[wordpress.org]
今回のアップデートはセキュリティ&メンテナンスリリースで、細工されたコメントがデータベースに格納される際にフィルタリングをする処理が実装されているそうです。5.1以前のバージョンにはこのバグが影響するそうです。
バージョンが5.0代から5.1に上がりました。
[wordpress.org 日本語版]
今回のバージョンでは5.0で導入されたブロックエディタのパフォーマンスが向上したとのことです。触ってみた感じ言われてみれば多少軽快な気もしますが、これはしばらく使ってみての評価になろうと思います。
このほか、サーバにインストールされているPHPのバージョンが古いと、ダッシュボードに警告が表示される機能が追加されています。また、PHPのバージョンとプラグインの互換性をチェックし、プラグインのインストールをブロックする機能も備わっているそうです。
今回もメンテナンスリリースです。バグ修正がメインのリリースになっています。
[WordPress.org]
変更点を確認するとやはり冒頭からブロックエディタに絡むバグの修正が入っています。これらの修正はバンドルテーマに対して行われているそうです。
WordPress5系統の目玉機能であるブロックエディタですが、やはり今までのエディタと全く異なるものなので、まだバグがあるようです。私自身も使っていて挙動が怪しいのを感じることがあるので、メンテナンスリリースで追々直していって欲しいと思います。
WordPressを5.0にアップデートしてからというもの、予約投稿機能がうまく動作しなくて困っていました。検証していたところ、予約投稿自体は動いているものの、時間に何らかのズレが生じているようだったので、内蔵時計が日本標準時になっていないことを疑いました。
とは言え、通常はダッシュボード(管理画面)で標準時設定をすれば内蔵時計もそれに合わせて補正をかけてくれるはずです。まずは再度ダッシュボードで標準時設定を行ってみました。
しかし解決には至らなかったので、WordPressのファイルそのものを編集してしまうことにしました。WordPressのルートフォルダに”wp-settings.php”というファイルがあります。
その中に、内蔵時計をUTCからどれだけオフセットするかを設定している行があります。
// WordPress calculates offsets from UTC.
date_default_timezone_set( 'UTC' );
UTCの部分を”JTC”に書き換えてしまえば、ファイル側から強制的に日本標準時を適用できます。試してみたところ、この方法で予約投稿機能が想定通りに動作するようになったので、当面これで行ってみようと思います。