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ペダル用工具

先日のペダル交換のために工具を買いました。

右側がホーザンのC-200というペダルレンチです。こちらはペダル軸をつかむタイプのペダルレンチです。

こういう軸につかむ面のあるペダルに対応します。

全長は30cmくらいあり、かなり重量感のある工具です。両側とも軸をつかむ部分の寸法は同じなのですが、片側は薄刃になっており、ペダル軸が短いタイプには薄刃側を使うという設計になっています。

左側はParkToolのHT-8という8mmヘックスレンチです。ペダル軸に六角レンチ用の穴が開いているタイプの固定にはこちらを使います。

こういう軸に穴が開いているペダルに対応します。

いわゆる六角レンチの8mmサイズです。ペダルの固定に使用する関係上大きなトルクがかけられるハンドル付きの製品を選びました。

どちらもペダル用工具としては堅実な作りで、作業性も良かったです。自宅メンテナンス用にもオススメできると思います。

ディズナ フットプリントペダル

タルタルーガ用のペダルを新調しました。まだ完成車で買ったばかりではありますが、付属のWellgoのペダルが少々回転に抵抗感のあるものだったことと、長いツーリング向けにビンディングペダルにしたかったというのが交換の理由です。

タルタルーガは極力マルチロール運用をしたいと考えているので、多少の重量増は承知で片面がビンディングになっているペダルを選定しました。

ペダル形状は製品名の通り足形のようになっており、サイズは少々小さめに感じます。形が足に沿っているためか、小さめですがフラット面は見た目によらず割と安定感があります。

ビンディング面はシマノのSPDと互換性があります。ペダルにクリートも1ペア付属しますが、消耗した場合はシマノ製で置き換え可能なようです。

ペダル軸は東京サンエスが提唱するやや短めの48mmに設定されており、日本人の体格に合っているとのことです。私は割と膝を締めて足を回すので、ありがたい仕様です。

ペダル本体にグリスホールが設けられており、グリスガンなどを使ってメンテナンスする事ができます。

取り付けは8mmの六角レンチで行います。ペダル軸をつかむタイプのペダルレンチでは脱着できないので、この点注意が必要です。

早速取り付けて運用していますが、両面とも使い勝手が良く、目論見通りの利便性のある製品という印象です。ビンディング面について、足を外した時にクリートがペダルにちょっと引っかかることがあるのですが、これは慣れで克服できる問題だと思います。

総じてバランスの良い、使いやすい製品だと思います。自転車を多用途に使いたい方はもちろん、いきなりビンディングのみのペダルに不安がある方などにもオススメできると思います。

CATEYE オートラピッド3

自転車の尾灯を買い増ししました。おなじみCATEYEのオートラピッド3という製品です。

おなじみのフレックスタイトブラケットでシートポストやシートステーなど色々な場所に固定できます。

その名の通り自動点灯するのが特徴で、一定以上暗く、なおかつ振動があると点灯するという機構が内蔵されています。このため、屋内保管している時に部屋の電気を消しても勝手に点灯するといった現象が発生しません。

明るさ&振動センサーとは別に主電源のON/OFFもできるので、誤って点灯するのを防ぐのも簡単です。

発光パターンは1灯点灯・3灯同時点滅・3灯交互点滅の3パターンから選べます。この辺りはCATEYEの他製品に似た構成となっています。

とにかくON/OFFをしなくて良いのがとても楽です。一旦自転車を止めてスイッチを操作するのはそれほど面倒な作業ではないと思っていましたが、しなくて良いとなるともう元の運用に戻すのは難しく感じます。オススメの尾灯です。

wahoo TICKR

少し前から心拍計としてwahoo TICKRを使っています。

いわゆるチェストベルト方式の心拍計です。bluetoothまたはANT+で他の機器と接続することができます。私はELEMNT BOLTと接続して自転車走行中のデータ取りをしています。

目安として心拍データを確認できるとオーバーペースに気づきやすいので、この点が非常に助かっています。また、GPSデータとセットでStravaにアップロードすると運動強度を算出してくれるので、客観的にどのくらいの運動をしたか確認できて便利です。

分かりにくいですがwahooロゴの左右に針穴くらいの大きさのLEDがついています。

センサー部はフリスクのケースくらいの大きさで、電池はCR2032を1つ使用します。ベルトはスナップボタンで留める形式になっています。

本体表面には赤と青のLEDが内蔵されており、それぞれ心拍データが取れているかどうかとbluetooth接続が成立しているかどうかを示しています。本体を目視するだけで信号の状況が分かるのは便利です。

以前使っていたsuuntoのデュアルベルトは心拍数を正しく拾ってくれないことがあったり、運動開始時に異常な心拍数を表示したりすることがあったのですが、このTICKRでは今のところこの手のトラブルに遭遇しておらず、非常に満足しています。

bluetoothとANT+に対応している関係上ほとんどのスポーツ用電子機器と接続できると思うので、wahooユーザ以外にもオススメできる心拍計です。

CATEYE VOLT800

自転車用のヘッドライトを買い換えました。従来はアクスレンのコブラを1灯or2灯で運用していたのですが、アクションカメラの搭載を始めたこともあり、ハンドル周りを整理するためにも小さくてハイパワーなライト1灯体制に切り替えました。

モードは5モードあり、ハイ・ミドル・ローに加えて点滅とデイタイムハイパーコンスタントというモードがあります。デイタイムハイパーコンスタントというのは点灯しながら断続的に光量が増えるモードです。点灯と点滅を足したようなモードです。

ハイモードで800ルーメン、バッテリーは2時間持続するとのことです。ミドルで400ルーメン・持続は3.5時間、ローで200ルーメン、8時間持続というカタログスペックです。一番弱いローモードでもかなり明るいので、通常のツーリングではローモードで運用しています。

このライトは専用のカートリッジ型バッテリーを採用しており、充電はMicro-USBで充電することになります。バッテリー自体も交換できるので、超長距離のサイクリングの場合は予備のカートリッジを持参するという運用もできるようです。

CATEYEのライトの中でもかなり上位モデルでお値段も高いのですが、価格相応に優れた製品だと思います。自転車用のヘッドライトを検討する時に、まずこれを買えば大抵の利用スタイルに対応できると思うので、思い切ってファーストチョイスがこの製品でも良いのではないかと思います。

自転車ハンドル周りの整理

アクションカメラを買った都合により、自転車のハンドル周りレイアウトを見直す必要が生じました。どうするかは結構悩みましたが、新規にマウント用の部品を購入し、今のところ以下のような形になりました。

新規に購入した部品は以下の2つです。

Wahoo ELEMNT用ステムマウント

ELEMNTを買うと最初からハンドル前に装着できる出来のいいマウントがついてくるのですが、今回ライトかカメラがその位置に入る可能性が高くなったためELEMNTはステムに装着することにしました。

シンプルなインシュロック固定で性能は必要十分です。単純な割にちょっと値段が高いのが難点です。

CATEYE アウトフロントブラケット2

おなじみCATEYEのライトとサイクルコンピュータを同時にハンドル前に装着できるという気の利いたマウントです。今回サイクルコンピュータは装着しませんが、ライトをフロント中央に装着できるということで購入しました。

冷間鍛造アルミでできており大変堅牢な作りですが、こちらもまた少々高額です。スペースのためにはハンドル前をどうしても使わないといけないので致し方ないところです。

アクセサリで出費がかさんでしまいましたが、とりあえず収まりよく必要な物が装着できたかなというところです。

Vittoria Corsa G2.0の感想

2020プレシーズンということで何度かサイクリングロードを短時間走ることができたので、新しいタイヤの感想を覚えているうちにまとめておこうと思います。

事前に自転車屋さんから聞いていた話では、「ほどほどの剛性・反発力でツーリング派を自認する方にこそ試して欲しい」ということでした。

実際に走ってみると確かに走行感がなかなか気持ち良く、スムーズに転がってくれるという印象でした。単純に新品ということもあると思いますが、この”気持ちよさ”が印象的でした。

700x25cで1本255gと最近の新製品に比べると重いタイヤではあるのですが、そこまで重さを感じさせない転がりの良さという感じです。

人によると柔らかく感じたり、コーナーを曲がった時にぐんにゃり感を感じたりする場合もあるらしいのですが、私は非力なためかそう感じませんでした。このあたりが自転車屋さんに聞いた「ほどほど・ちょうど良い」ということなのかもしれません。

価格で見るといわゆる”決戦用”に入るタイヤではないかと思いますが、確かにツーリングにも好適なタイヤなのではないかと思います。快適性重視の方、硬いタイヤが合わないなぁ、と感じた方には特にオススメできると思います。

Vittoria Corsa G2.0

年末にタイヤがパンクしたのでチューブと同時にタイヤも交換しました。VittoriaのCorsa G2.0というタイヤです。Gというのはグラフェンという素材の名称で、カーボンブラックよりも優れた性質を示すという新素材だそうです。

前輪にはめてみた様子です。それほど硬くなく、非力な私でも簡単にはめることができました。横から見た感じもそこまで派手でなく、好みです。

このタイヤはいつもお世話になっている自転車店の店主殿が勧めてくれたのですが、「ほどほどの剛性感で、ツーリング派にこそオススメしたい」ということでした。ツーリング用途だと耐久性が優先されて硬い頑丈なタイヤが好まれやすいですが、このタイヤは走行感が気持ち良く疲れにくいとのことです。

重量は700x23cで255gと結構重めですが、走行感覚が良いのでよく走る感触があるとのことでした。

トレッドパターンは珍しい走行方向と並行のパターンです。

新素材が使われているタイヤということでさっそく試してみたいのですが、さすがに寒すぎて実際にツーリングに投入できるのはもう少し先になりそうなのが残念です。

wahoo ELEMNT BOLTのヒルクライム用ページ

ELEMNT BOLTはカスタマイズ可能なページを3種類持つことができます。デフォルトではスピードなどが表示できるいわゆるサイクルコンピュータ的なページ、坂の勾配が分かるヒルクライム用のページ、地図が見られるナビ用のページがあります。

ヒルクライム用のページはかなり便利で重宝しています。事前にルートを読み込んでおくと下の写真のように坂の構成を表示してくれます。

しばらく登りはなくて一安心という画面表示です。

初見の道でも大体どのような坂が待っているかを想定しながら進むことができます。 こんなこともできてしまうのでELEMNT BOLTはオススメです。

R250 ツールケース

先日携帯ポンプを新しくしたのに続けて、ボトルケージに取り付けるツールケースも新しくしました。自転車用品の通販をしているワールドサイクルさんが展開しているR250ブランドのツールケースです。

このツールケースのいいところはかなり長さがあることです。外寸23cm程度のロングタイプなので、短い携帯ポンプであれば収納できます。 GIYOのGP-61Sはほぼジャストで収納できるので、このような形で一通りの修理用品が入ります。

  • 携帯ポンプ
  • 六角レンチ
  • タイヤレバー
  • 替えチューブ2本
  • マルチツール
  • チェーン切り
  • 予備のチェーンコマ

長いですが先端に向かってすぼまるような形状になっているため、脚の内側が擦れたりすることはありません。この辺りは専門店のプライベートブランドらしい実用本位の工夫がなされています。

また、このツールケースにはいくつか柄の展開があるのですが、私が購入したのは再帰反射材を織り込んであるタイプです。車のヘッドライトなどをよく反射するので、自己の存在を目立たせることができて便利です。

ツールケースも色々とありますが、オススメできる製品です。