ローラー台に続いて、wahoo社製のサイクルコンピュータを導入しました。ELEMNT BOLTはミドルレンジの製品です。
ELEMENT BOLTの特長
売りはたくさんあるのですが、中でも優れていると感じた点をピックアップしてみます。
スマートフォンとの連携が簡単
ELEMNTシリーズはスマートフォンの専用アプリと連携することで、アプリ側から様々な制御を行うことができます。例えば以下のようなことが可能です。
- サイクリング結果の自動同期
- STRAVAに登録しているルートの自動同期
- ナビゲーション用地図のダウンロード
- 自分の現在位置を表示できるリンクの生成
- サイクルコンピュータ本体設定の変更
通信についてもスマートフォンを経由してbluetoothで行うので、PCとUSBケーブルで接続して云々…というような手間がかかりません。
KICKR導入の時にも感じましたが、wahoo製品は使うときのわずらわしさがないところに非常に好感が持てます。
画面の情報量を調節できる
サイクルコンピュータは複数の画面モードを持っていて、必要に応じて画面を切り替えられる仕様になっていることが多いと思います。例えば当日の走行距離が出る画面や時計が出る画面、オドメーターが出る画面などです。
ELEMNTシリーズではこれらは”ページ”と呼ばれ、最大で画面内に9項目の表示が可能です。表示する項目には優先順位をつけられ、本体横の拡大縮小ボタンで情報量を調節できます。拡大すればするほど優先順位の高い情報のみが大きく表示され、縮小すると個々の表示は小さくなりますが、表示される項目数は多くなります。
ページはスマートフォンのアプリで任意に作成することもできます。
多くの位置情報衛星に対応
全世界で使用されることを想定して、GPS以外にもGLONASS、BEIDOU、Galileo、QZSSに対応しています。重要なのはQZSS(日本の準天頂衛星システム)で、これに対応していることにより信号ロストの可能性はかなり軽減されると思われます。
まとめると
試験的にデータ取りをしていますが、結果はなかなか良好です。本格派過ぎる製品なので自分には不要と思っていましたが、使ってみるととても便利ですし、自転車の楽しみが広がる製品だと思います。
今までサイクルコンピュータ用のマグネット、マグネットの通過を検知するセンサー、棒状気泡管式の勾配計と色々なものを取り付けていましたが、それらを全てまとめることができました。しかも、気温や標高センサー、地図までデバイスに内蔵されているわけです。
スポーツ自転車に乗り始めるとサイクルコンピュータも欲しくなってくると思いますが、いきなりこれを買っても良いのではないかと思えるほどの優れた製品だと思います。
ある程度慣れたらGPSデータを使ったエントリなどにも挑戦してみたいと思います。