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松ノ木通り

時々自転車ツーリングの目的地にしている軍畑駅ですが、軍畑駅で補給をした後は目の前の都道193号を飯能方面に走って名栗に抜けることが多いです。

都道193号はこんな感じの良い道です。10%近い急勾配と6%近い勾配が交互に出現するので、坂全体の勾配に対して破壊力があるように思います。

途中で名栗への近道として分岐するのが松ノ木通りです。

通りという名前こそ付いていますが、ご覧の通り完全に山道です。多少舗装は荒れ気味ですが、幅員が十分あるので落ち着いて走れます。

てっぺんには松ノ木トンネルというトンネルがあります。これを抜けると都道53号(成木街道)に合流し、小沢トンネルを越えて名栗に向かえます。

奥多摩と名栗は私の中では全然異なるエリアという認識なのですが、この道を走ると山一つ挟んで隣ということが実感できてとても面白いです。

小沢峠については名栗側にチャッターバーがあります。名栗側から登った場合4輪車の邪魔になってしまうので、奥多摩→名栗の順で走るようにしています。

県道30号バイパスの工事(180317)

工事の案内看板を見ると道路・交差点とも2018/03/30が工期となっているので、工期まで約2週間となりました。完成直前の様子を見てきました。

まずは埼玉医科大学国際医療センター前からの様子です。

歩道部分も含めて工事が行われています。

坂の頂上を越えたあたりから日高方面を見ています。山が削られて遠くの方まで見通せるようになりました。

このあたりが交差点になるものと思われます。

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都道186号の狭あい区間

地図を見ていて都道指定されており、なおかつ市街地付近にあるにも関わらず狭あいな道路を発見したので走ってきました。

行ってきたのは都道186号の犬目-宮下町区間です。

犬目側から都道186号に入っていきます。路線内で右左折が多いのも特徴です。

ちょっと登ると八王子の街並みがきれいに見える場所があります。

ここまでだとちょっとマイナーな道路で終わりなのですが、問題はここからです。道路が本格的な山道になっていきますが、短いながら20%前後の勾配が付いている区間があります。

登り切った上からの写真です。Q-S1の電子水準器で水平にして撮影しましたが、坂がまるで滑り台のようです。

頂上付近は軽自動車1台分くらいの幅員しかありません。自転車で走る分には問題ないですが、4輪車と遭遇した場合は降りて左に寄れるだけ寄らないと離合できないと思われます。

頂上を過ぎると創価大学グラウンドの入口などもあり、一瞬ですが1.5車線くらいある区間があります。

その後武蔵野ゴルフクラブの敷地の間を再び15%近い勾配で下っていきます。かなり急なのでジャックナイフ状態にならないように注意が必要です。途中にゴルフコース間の横断歩道があり、カートなども通ります。十分減速して通行した方が良いと思います。

降りてきました。最後まで林道のような道路でした。

例によって国土地理院の古い航空写真なども当たってみましたが、それらしい線形は見えるものの山の中なので判読が難しいです。また、都道46号は1950年頃には現在の線形で整備が完了しており、この道を昔の高尾街道とも断定するにも根拠に乏しい感じがします。

道路の歴史についてはほぼ謎のままでしたが、道自体はクラシックレースに出てくる難所のようで面白いです。1回くらい走ってみても面白いのではないかと思います。

桶川加納ICのう回路

自転車で走っていると分岐と合流のある高速のインターチェンジは極力避けて通りたいものです。それでもどうしてもインターチェンジを通過しなくてはいけない場合がありますが、最近整備されたインターチェンジは歩道で分岐と合流を回避できるようになっていることが多いです。

これは圏央道の桶川加納IC付近の歩道に接地されている案内図です。歩道が整備されているだけでなく、このように分かりやすく案内図で示してもらえると非常に助かります。桶川加納ICのある県道12号は非常に便利な道路なので、このう回路があることで積極的にルートに組み込みやすいです。

反面、昔からあるインターチェンジはこのようなう回路が整備されていないことが多いです。埼玉県内で思い当たるところでは東北自動車道の久喜ICと関越自動車道の東松山IC(嵐山方面に向かう場合)が難所です。これらのICは手前で別の道に脱出しておいた方が走りやすいと感じています。

豊田駅南のロータリー交差点

JR中央線の豊田駅の南側にロータリー交差点を見つけました。住所でいうと日野市豊田4丁目で、豊田駅前郵便局が近いです。

住宅地の中のロータリーです。交通量はかなり少ないです。中央島が池になっており、中心に像が建っているのがユニークです。

交通規制は一方通行(自転車を除く)となっています。これは道交法に環状交差点が定められる前の一般的な規制です。

近づいて見ると東京オリンピック大会記念という標石がありました。オリンピックにあわせて整備されたものなのでしょうか。

気になったので国土地理院の地図・空中写真閲覧サービスで調べてみました。驚いたことにこのロータリーと周辺の住宅地は、1940年代からほぼ同じ区画の構成になっていました。ということはこのロータリーが東京オリンピックと同時に整備されたわけでは無さそうです。

1940年代だとそもそも豊田駅周辺にあまり宅地がないのですが、その中で既に密集した住宅地を形成しているので、何らかの特殊な用途の住宅だったのかもしれません。

1961年の写真です。

[国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスを基にheboDJ.netが作成]

このロータリーが既に存在するのも面白いのですが、北口のイオンモールがまだ真新しい色合いの団地だったり、電車に乗っていると見える自動車教習所がずいぶん昔からあることが分かったり、と色々見どころがあります。

県道27号の自転車道標示

県道27号の鴻巣市中心部区間には縁石で区画された自転車道区間があります。この区間は路面に”自転車道”という標示がされています。所々塗りつぶされているところがあることに気づいたので、止まって観察してみました。

写真は鴻巣公園入口交差点のものです。

写真では分かりにくいのですが、5つある塗りつぶされた場所は”自転車道”という文字と自転車のピクトグラムです。写真右手から自→転→車と文字が並んでいるので、車道の自動車の進行方向に対して逆走した時に正位置で読めるような配置になっています。同様に、自転車のピクトグラムも逆さまの配置になっています。

自転車道は道路交通法上は双方向通行なのですが、国土交通省などの整備指針を見ると車道と同じ向きで進行することを基本とする、としているものが多いようです。自転車道整備当時と事情が変化しての塗りつぶしと推測されます。こういったことも気にして観察してみると面白いものです。

県道28号の改良

飯能市街の西側を走っている県道28号が工事中だったので、写真を撮りました。県道28号は岩倉街道方面から飯能市街を結ぶルートの一つで、ちょっとだけですが山道的な雰囲気があって気に入っている道です。

写真は大河原交差点付近です。岩倉街道方面から走ってきて大河原交差点のちょっと手前で線形が大きく左カーブになるようです。

入間川に新しい橋りょうもかかる模様です。青い建設機械はクレーンで、クレーン間に張ったワイヤで資材を吊り上げるんだそうです。

せっかくなので反対側(入間川の左岸側)も見に行ってきました。

反対側にはプレハブの展示室があります。恐らく工事の進捗写真や完成予想などが見られるのではないかと思います。

県道70号と交差した後、飯能西中学校くらいまで延びて交差するようです。道路の方はかなり完成に近づいている様子でした。何も書かれていない青看板が新鮮です。

この県道28号なのですが、現道は大河原交差点の先で左折し、あまり幅の広くない橋を渡って丁字路で県道70号と接続する形態になっています。明らかにボトルネックになっていると思われるので、この改良は期待大です。橋りょうも含めた完成は9月頃になるようでした。

埼玉県道30号バイパスの工事

自転車で良く通る埼玉県道30号のバイパス工事の話です。30号BPは北側は越生(県立越生高校付近)まで供用されているのに対し、南側(埼玉医科大学国際医療センター以南)はまだ部分的な供用にとどまっています。

最近埼玉医科大学国際医療センター付近でも工事が始まっています。

埼玉医科大学国際医療センターはちょうど日高市と毛呂山町の境界付近にあります。この境界は小高い丘のようになっており、南の日高市側からだとちょっとまとまった坂になっています。

こんな感じです。これは坂の上の方から下を撮影しています。

工事の様子です。古い擁壁を崩して、地山を削った上で新しい擁壁を設置し、道路のスペースを確保しているようです。

上の2枚の写真の位置を反対側から見るとこのようになっています。恐らく伐採されたところは地山を削るものと思われます。

気になる線形の方はもうGoogle Mapsの航空写真でも読み取れるくらい明瞭で、ちょうど上の写真の位置が旧道とバイパスの分岐する交差点になるようです。現在の道路(旧道)は奥側から左にカーブして手前に伸びてきていますが、バイパスはここで分岐してほぼ直進になるようです。

30号バイパスが南側も完成すると狭い割には路側帯にバンプのある日高陸橋付近や、難所である南平沢交差点をカットできることになります。非常に楽しみにしています。

 

 

高崎から小淵沢へ抜けるツーリング(3)

2の続きです

小海線の岩村田駅付近までやって来ました。

感覚的には野辺山までそう遠くないイメージを持っていたのですが、清里までは約50kmとまあまあ距離があります。

この区間の移動にオススメなのが県道2号です。バイパスもありますが小海線の西側の旧道区間を走ります。

旧道区間は臼田駅付近から県道指定が外れてしまうのですが、ほぼ右左折なく小海駅あたりまで移動することができます。旧道区間は全体としては住宅地の中を通るのでスピードは控えめに、注意して走行します。

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高崎から小淵沢へ抜けるツーリング(2)

1の続きです

軽井沢からちょっとマイナーな県道を通って佐久方面に向かいます。

軽井沢はさすがにハイシーズンだけあって、どんよりした天気ながら多数の人出があります。駅周辺をレンタサイクルで回遊している方がかなりたくさんいらっしゃいました。

引き続き国道18号を走って中軽井沢駅を過ぎたところで南方向に進路を変えます。中軽井沢交差点から既に始まっているのですが、この県道157号というのが今回のお目当てです。

中軽井沢駅です。公共施設も兼ねている真新しく大きな駅舎です。

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