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谷口醸造 万里風味

時々紹介している長野のご当地食品シリーズです。今回は飯田市の谷口醸造で製造されている万里風味というザーサイをベースにした漬物商品です。

非常にいい品だと思うのですが製造元の谷口醸造は2025年の6月末で漬け物の製造をやめてしまうそうです。

ただ、このエントリを書いている6月24日時点ではまだ市場に流通している万里風味はあるようですし、商品自体はとても良いものなのでご紹介だけはしておこうと思った次第です。

味付けはいわゆる中華風の味付けになっていて、香辛料やごま油の香りを感じるものです。ザーサイ以外にもキュウリと貝ひもが一緒に入っていて、万里風味単体でおつまみとして成立するようになっています。

味付けが非常に絶妙で、そのまま食べてもよし、炒め物やおかゆに加えてもよしという便利な商品です。流通量限りで終売となってしまうと思われるので残念です。

カナモト食品 しそキムチ

珍しい地元産原料を使用したキムチを見つけました。

製造元は東御市にあるカナモト食品という会社で、この製品以外にもノーマル版であるこだわりキムチと辛い版である辛キムチを作っているそうです。この製品はしその風味がついているバージョンとなっています。

原料の白菜は蓼科山山麓の長者原にある自社農場で生産されたものを使用し、唐辛子は韓国から直輸入したものを使用というこだわりのレシピで製造しているということです。

しそキムチというものを食べたことがなかったのでどういう味なのか想像がつきませんでしたが、割と味は薄めでサクサク食べられる感じのキムチでした。

しそは細かく刻んだものがたくさん入っています。

しそに関しては細かく刻まれたものが結構たくさん入っており、しっかり目にしその風味が感じられるものでした。辛さは控えめでしその風味を主役に据えた印象を受けました。

なんとなく物珍しさでしそキムチを選択してしまいましたが、おいしかったのでノーマル版の方も気になります。また見かけたら購入してみたいと思います。

小林農園 葉わさび風味漬

長野県らしい(?)瓶詰めの商品を見かけたので入手してみました。

刻んだ葉わさびを味付けしたものです。風味漬ということなのでお漬物のような味を想像していましたが、実際に食べてみるとそこまで塩気が強いわけではなく、割とあっさりした感じでした。辛みもそこまでではなく、わさびが苦手な人でも平気なレベルだと思います。小鉢などに盛って口直しにするとなかなか良さそうに思います。

製造元は千曲市の小林農園となっています。

原料の葉わさびが国産なのが珍しく感じましたが、そもそも葉わさびは本わさびの葉なので国産比率が高いものなのかもしれません。

交和物産 炊き込みご飯の素 きのこご飯

スーパーであまり見かけない炊き込みご飯の素を発見したので試しに購入してみました。坂城町にある交和物産という会社の製品だそうです。

ストレートでそのまま使える炊き込みご飯の素です。といだお米に炊き込みご飯の素を入れ、通常通りの水加減になるように水を足したら普通に炊飯するだけで炊き込みご飯が作れます。

ご覧の通り結構具材が多く、味もしっかり目につくようになっています。おいしくいただきました。

同社ではなめたけなどのご飯のお供になるような商品や、果実の加工製品を主力商品として生産しているそうです。メーカーのカタログを見るとユニークなものもあるので、機会があれば入手してみたいものです。

みそっこ

昨年道の駅信越さかえに行ったときにお土産として買ってきたお菓子です。堅く焼いたクッキーのような感じです。

その名の通り味噌が味付けに使われています。フレーバー程度のものかと思っていましたが、以外にしっかり味噌が入っているようで、結構塩気も感じられるお菓子です。甘さとしょっぱさの組み合わせが良いと思います。

八ヶ岳高原ミルク 酪農牛乳

あまり見ない銘柄の牛乳を見かけたので試しに買ってみました。

八ヶ岳高原ミルク株式会社製の酪農牛乳という商品です。酪農牛乳という銘柄は見かけたことがあるような気がするのですが、このカラーリングは初めて見たかもしれません。バージョン違いかパッケージのリニューアルと思われます。

牛乳としては至って普通においしい牛乳です。乳製品についても長野県の場合は地元産をセレクトできるのが良いところです。

信州生まれ 果実の味わいジャム 巨峰

長野県の地元スーパーであるデリシアのPB製品です。

デリシアはいくつかPBブランドを展開していますが、長野県産の製品で構成される信州生まれシリーズです。県産の果物で作ったジャムが何種類かあったので、巨峰のものを買ってみました。

思ったよりも粒感がしっかりしていて、実がゴロゴロ入っているような印象を受けます。味は結構しっかりつけてある感じです。加工品ということもあってかそこまで価格も高くないので、ちょっとひねった長野県のお土産としても良いのではないかと思います。

桝田屋食品 信州桝田屋のつゆ

よく購入している雪ん子そばの製造元である桝田屋食品のめんつゆを入手しました。

メーカーのWebサイトによれば信州そばを信州の醤油で作ったつゆで食べたいという要望に応えて生産されたものとのことです。桝田屋の名前を冠して販売されていますが、製造元は松本市の丸正醸造です。丸正醸造は味噌・醤油をはじめとする様々な発酵食品を生産している大きなメーカーです。

味の方はどちらかというと塩気が強い辛口に感じました。一般的なめんつゆはこの商品よりは甘味があると思うので、普通のめんつゆではちょっと甘く感じるという方にはこれは良い商品なのではないかと思います。甘味が控えめなのを利用して料理の味付けに活用するのも良さそうです。

すや亀 善光寺門前みそ 米こうじ

すや亀の見かけないパッケージの味噌が販売されていると思って購入してきたのですが、以前からある”中甘米こうじ”のパッケージがリニューアルされたものとのことでした。

以前のパッケージは以下のようなものでした。

2020年6月以来の登板となります。当時もエントリで紹介しているのですが、この味噌はクセがなく使い勝手の良い味噌です。中甘タイプでそこまで塩気が強くないので、味噌汁はもちろん味噌炒めや味噌漬けなどの料理目的でも便利な味噌となっています。

桝田屋食品 信州飯山雪んこそば国産

県内のスーパーでよく見かける桝田屋食品の乾燥そばです。よく販売されているのは普通グレードの雪んこそばと、上位グレードの雪んこそばゴールドです。今回入手したのは今まで見たことのない国産という種類でした。

通常の雪んこそばは1袋200g入っていますが、こちらは180g入りとなっています。その上で単価は雪んこそばゴールドよりも高いので、国産だけに価格は高めの設定となっています。

材料はパッケージにあるとおりそば粉は飯山市産、小麦粉も県内で調達したものを使用というこだわりの製品となっています。部分的に配合ではなく100%使用となっているようです。

また、通常の雪んこそばはのどごしを良くするために海藻が使用されていますが、この製品には使用されていません。また、香り付けのためなのか成分表示には”そばの若葉粉末”という変わった原材料の表示があります。

ゆでるとこんな感じになります。海藻を使っていないのでいつもの雪んこそばとは違いますが、いわゆる普通のおそばの味です。長野県産100%のようなので、お土産としてもなかなか良いのではないでしょうか。