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Deckadance2のライブラリデータで環境を復元する

Deckadance2のライブラリからはバックアップデータ(メタデータ)を出力することができます。

これはSQLiteのデータなのでビューアを使ってテーブルの構造を確認できます。

個別の曲のデータを見てみると、曲の識別は保存場所のパスとファイル名で行われているようです。なので、もし仮にクリーンインストール等でDeckadance2の環境を復元する場合は、曲データは全く同じパスに存在しないとバックアップデータからライブラリを復元することはできなくなります。

(曲データが別のパスにある状態でバックアップデータからライブラリを復元した場合、ライブラリに曲の情報は追加されるのですが、それぞれ”行方不明”という取り扱いになってしまうようです)

なので、環境復元の際は曲データのパスも同一になるように注意する必要があります。

大技ですが、データベースのパスを直接書き換えてしまえば曲データのパスが変わっても問題ないかもしれません。こちらは未検証ですが、理屈の上では可能な手段だと思います。

Deckadance2のライブラリデータベース

Deckadance2のライブラリはデータベースのファイル(SQLiteの形式)で以下の場所に保存されています。

[Windowsをインストールしたドライブ]:\Users\[ユーザ名]\AppData\Roaming\SongManager

dd_music_library.sqlite という名称のファイルがデータベースファイルです。DB Browser for SQLiteで見てみると、どうもファイル名+保存場所で個別のファイルを識別し、IDを付番しているように見えます。

データベースそのものが曲名やアーティスト名のフィールドを持っていて、mp3やflacの場合はここにファイルが元々持っているタグ情報がコピーされているようです。

場所が場所なので直接操作することはまずないと思いますが、このファイルを消すと当然Deckadance2上のライブラリも消滅します。

Deckadance2の”Libraly”という表示の上で右クリックをすると dd_music_library_yyyy-mm-dd_(○h○m○s).sqlite というファイル名称のライブラリのバックアップを取ることができますが、このバックアップはまさにこのファイルのことを指します。曲データそのものをバックアップしていないという点には注意が必要です。

たまにバックアップを取って別媒体などに保存しておくと、DJ用PCに不測の事態があっても使い慣れた環境の復元に役立つと思います。

 

スマートパネル(13)Grossbeat

Grossbeatの機能もスマートパネルに搭載されました。
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1.Grossbeat
リズムに合わせてボリュームをコントロールするエフェクタです。
スマートパネル1つにつき2パターン表示可能で、Grossbeatのスマートパネルは2つまで呼び出し可能なので最大4パターンをスマートパネルで使うことができます。

こちらのパネルも中央のファンクションパネルと連動しており、GB1が4行あるうちの一番上の2パターン、GB2が2番目の2パターンと連動します。

一通り追加されたスマートパネルを見てきましたが、ファンクションパネルを切り替えるのが面倒なユーザ向けにスマートパネルにもファンクションパネルの機能を持たせた、という感じです。
ファンクションパネルはやはりミキサーで固定しておかないと落ち着かない、なんていう方には最適なのではないでしょうか。

スマートパネル(12)FX

ミックス&アイソレータと組み合わせてエフェクトの機能をスマートパネルに持たせることができます。
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1.エフェクトの種類
エフェクトの種類をプルダウンメニューで設定できます。

2.エフェクトの拍数
エフェクトを同期させる拍の数を設定します。

3.エフェクトオン/オフ
エフェクトのオン/オフを切り替えます。

FXパネルは最大3つ設定できるため、ファンクションパネルのエフェクト機能と同等の状態にすることもできます。

スマートパネル(11)ミックス&アイソレータ

こちらはファンクションパネルのエフェクトと連動します。
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1.エフェクトミックス
エフェクトのかかった音と原音のバランスを調整します。
ドライ/ウェットと表記するソフトも多いかもしれません。

2.エフェクトのかかる周波数帯
アイソレータという名称とちょっと効果が異なる感じがするのですが、
エフェクトのかかる周波数帯を指定します。

ファンクションパネルのエフェクトはこのミックス&アイソレータパネルとFXパネルの2種類に分割されてスマートパネル化されているような感じです。

スマートパネル(9)ゲイン&フィルタ

ゲインとフィルタもスマートパネルに追加されました。
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1.ゲイン
各デッキの出力を調整します。

2.フィルタ
各デッキにかけられるフィルタです。左にひねるとローパス、右にひねるとハイパスになります。

ゲイン&フィルタもEQ同様、中央のファンクションパネルとリンクしています。

スマートパネル(8)EQ

Deckadance2.3からスマートパネルの種類が増えています。
このエントリからしばらく新しく追加されたスマートパネルを見ていこうと思います。
まずEQです。
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1.EQノブ
これはもうおなじみの機能です。高域・中域・低域の3つの帯域で音を強調/カットすることができます。
このEQはファンクションパネルに入っているEQと同じもので、完全にリンクして動きます。
スマートパネルでEQを表示させておいて、ファンクションパネルは別の用途に使う、といった使い方ができます。
カット方向は結構バッサリ切れます。

Deckadance2をIL Remoteで操作する

Deckadance2.3から待望のIL Remoteによる操作が可能になったので概観を見ていきます。

【動作条件】
Deckadance2とIL Remote、そしてIL Remoteが動くOSがそれぞれ一定のバージョン以上でないと動作しません。

Deckadance2:2.3以上
IL Remote:1.2以上
Android:3.0以上
iOS:5.1以上

Deckadance2が動作するPCとIL Remoteが動作するデバイスが同じwi-fiネットワークに接続している必要があるのもFLの場合と同様です。

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Deckadance2のブラウザで曲名をリロードする

先日の2バイト文字表示の話と関連している操作です。

Deckadance2のブラウザで2バイト文字を表示
[hebodj.net]

Deckadance2はライブラリに一旦曲データを読み込むと、曲データのタグを書き換えた際に自動的にタグ情報を更新してくれるわけではないようです。
そのため、曲のタグを再読み込みする操作があります。
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曲データをブラウザ上で右クリックすると上記画像のようなコンテキストメニューが表示されます。
Reload Tagsを選択するとタグ情報を再読み込みします。

困ったことに複数の曲データに対してこの操作は実行できないので、まとめてタグ情報を更新した場合はライブラリの構成からやり直した方が速いかもしれません。