中越地域を訪問(1)

以前から興味があったので長岡に代表される中越地域を自転車で旅行することにしました。
初日に越後湯沢駅からスタートし長岡へ、翌日に長岡から山古志を経由して適当なところで電車に乗って帰ろうという計画です。

初日のルートはこんな感じです。

まず電車で越後湯沢に向かうところですが、もちろん各駅停車の旅です。
この場合高崎線→上越線と乗り継ぐのですが、上越線の水上以北が休日でも1日6本となかなか本数がなく困りました。
それでも何とか乗り継ぎ計画を立てて電車に乗りましたが、休日は結構乗客が多く、8時過ぎの始発ながら都心部のラッシュ時のような混雑でした。

そんなこんなで越後湯沢についたので自転車を組み立ててスタートです。
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まずは国道17号から県道451号とつないで上越国際スキー場の斜面を登って越えてしまいます。

街中の道には融雪パイプが設置されており、雪国感を感じられます。
普通の舗装とは当然ギャップがあるのですが、割とどこもていねいに工事されておりそれほどの怖さはありませんでした。

上越国際スキー場の坂は7%×5km弱なのでペースを守ればまあ大丈夫というところです。
途中軽トラックのメンテナンスをしている地元の方から「ファイットォー(部活っぽく)」とありがたい声援を頂きました。

で、登っていたのですが、
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肝心の峠を越える県道82号が長らく通行止めとのことでした。
新潟県提供の通行止め情報は調べてきたのにおかしいな…と思ったら日本道路交通情報センター(JARTIC)にはしっかり通行止め情報が出ていました。
仕方ないのでここは一旦下って次善の策を考えます。分解したツーリングマップルを持っていましたしNexus7もあるのでリルートは自在です。

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ただ降りるだけだともったいないので南魚沼の田園風景を撮影したりしながら

当初は山を越えて十日町から丘陵地帯を抜けて長岡に北上していく予定でしたが、同じボリュームの坂を登るのは翌日にも響いてきそうなのである程度のところまで17号沿いに行くことにしました。
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ほくほく線の魚沼丘陵駅から

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浦佐駅。新幹線が止まるので駅は巨大です。

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浦佐駅前の商店街です。歴史のありそうなお店が多数あります。
建物に軒がなく、ストンとした見た目なのは雪国特有のものだと思われます。一戸建ての家もビルのような雰囲気です。

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上越線の八色駅です。静かな雰囲気です。

17号だけ走るのもな、と思ったのでツーリングマップルを見ながら県道128号に寄り道することにしました。
ちょっとした峠になっていておもしろそうだったからです。
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峠の頂上付近より。予想していませんでしたが結構眺めが良い峠道です。自分の走ってきた道が眼下に見えるところがポイント高いですね。

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下っていくと旧三国街道である旨の看板がありました。

峠を下っていくと上越線の越後堀之内駅付近に出るので、再び国道17号で長岡方面へ向かいます。
小千谷あたりまで来たところで明らかに早く着きすぎる感じだったので、困った時のツーリングマップルを使って眺めがいいという山本山高原に行ってみることにしました。
山本山高原は関越自動車道の越後川口IC付近にある高原(山?)で、5%×5km程度の坂があります。
頂上には展望台があり、眺めはこんな感じでした。
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東側
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南側
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西側

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頂上の看板です。頂上には公衆トイレもあり便利です。

坂の途中にも展望台があったのでそこでも写真を撮りました。
西側が見られませんが眺め自体は途中の展望台の方がいいかもしれません。
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北側。まさに越後平野。

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東側

中腹には小千谷クラインガルテンという菜園があり、そこの管理棟に自動販売機があります。水分が足りない場合ここで補っておくと良いです。
山本山高原では頂上で音楽フェスなんかも開催しているそうです。ここで音楽を聴いたらさぞや気持ちがいいでしょう。

山本山高原の後は国道117号→県道10号とつないで新潟の田園地帯のど真ん中を走ってみることにしました。
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やはり本場の米どころです。写真で見るとすごく気持ちよく走れそうなのですが向かい風が強く、結構しんどかったです。

大体予定の時刻に長岡市内に着きました。
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こちらは信濃川の河川敷です。
天端の道路はかなり余裕がありました。

今回の宿はルートイン長岡駅前です。
事前に輪行袋の持ち込みについて確認してみたところ問題ありませんとのことだったので助かりました。

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